同棲カップルや新婚夫婦に人気の駅ベスト5!1位は川崎駅、その理由とは……?【アットホーム株式会社の広報が解説】
執筆者: ライター・エディター/鈴木恵理子
4月からの新生活に向けて、絶賛部屋探し中という人も多いのでは? 一人暮らしなら決定権は自分にあるけれど、ふたり暮らしとなると、お互いの職場までのアクセス面や、好きな街の雰囲気や治安など、いろいろと相談ごとも発生しますよね。そもそもふたり暮らしにどの駅が人気なの?ということで、部屋探しのプロフェッショナルに教えてもらいました。また、カップルにおすすめの住まいの条件なども併せて紹介していきます。
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⇩今回教えてくれた部屋探しのプロフェッショナル
200万件以上の物件を掲載する不動産情報サイトを運営する
アットホーム株式会社
広報グループ 西嶋優理子さん
PROFILE/2017年アットホーム入社。コンシューマーマーケティングを担当するプロモーション推進グループを経て、2018年より現職。不動産情報のプロとして、さまざまな住まい選びのポイントの解説も行う。
ふたり暮らしにおすすめ!
アクセス数の多い人気駅ランキング
5位:成田駅
「JR成田線の駅で、特急成田エクスプレスや快速列車が停車します。 千葉駅・京成千葉駅までは約33分、西船橋駅までは約61分です。 駅の西口と東口にそれぞれロータリーがあり、JRバスや千葉交通バスの路線が乗り入れています。2002年FIFAワールドカップ開催時にナイジェリア・ドイツ代表が公式練習会場として利用された『重兵衛スポーツフィールド中台(中台運動公園)』も徒歩圏内にあるため、サッカー好きは必見です。『都会でも田舎でもなくてちょうどいい』という声もあります」(西嶋さん)
4位:三鷹駅
「JR中央線快速、中央・総武線の始発駅です。また、成田空港まで直通の成田エクスプレスが停車するため、23区外にも関わらず旅行好きな人には便利な場所です。駅直結の『アトレヴィ三鷹』をはじめ、南口からペデストリアンデッキで直結できる『三鷹コラル』などでショッピングが楽しめます。『程よく賑わっていて、自然もあるので住みやすいと思います』という声も」(西嶋さん)
3位:本厚木駅
「小田急小田原線の駅で、特急ロマンスカーが停車するため、小田原・箱根方面への移動もスムーズです。 駅周辺は『厚木市役所』などの公共施設、銀行・商業施設が立ち並んでいます。さらに駅直結のショッピングセンターでは食料品からファッション・雑貨、飲食店街が充実しており、近隣にはスーパーもあるため買い物に便利となっており、同棲カップルなどふたり暮らしに人気の駅のひとつです」(西嶋さん)
2位:町田駅
「JR横浜線と小田急小田原線の2路線が乗り入れていて、新宿駅まで約32分、横浜駅まで約29分と、23区外にも関わらずアクセスに優れていることが特徴です。古くからある庶民的な店から、個人商店、新しくできた話題の店まで、さまざまな店で賑わっているユニークな街並みが魅力です。都民のみならず神奈川県民も多く訪れる駅です」(西嶋さん)
1位:川崎駅
「神奈川県にあるJRの駅では、横浜駅に次ぐ第2位の規模を誇り、川崎市の拠点となる駅のひとつです。 横浜駅まで約7分、渋谷駅まで約30分とアクセスが良いことも人気のポイントと思われます。 駅の東口には地下街があったり、西口には『ラゾーナ川崎プラザ』や『109シネマズ』などの商業施設があり、買い物ができるスポットが多くあることも特徴。住みやすさと利便性を兼ね備えているので、幅広い年代層におすすめの駅のひとつです」(西嶋さん)
部屋探しのプロが選ぶ!
「カップルにおすすめの住まいの条件」とは?
カップルにおすすめの住まいの条件ランキングの1位は「無理のない賃料」でした。不動産のプロからは「賃料は出費できる上限の80%までにした方が良い」という具体的なアドバイスも。また、友人が来た際に、寝室が見えない1LDK以上の間取りを選ぶこともおすすめです。他には、実店舗に買い物に行くことが減ったので、宅配ボックスの有無も重要という声や、結婚後も住み続けることを考慮して、子供の様子を見ながら家事ができるカウンターキッチンがいいという声も多くみられるそう。
参考URL:https://athome-inc.jp/news/data/questionnaire/sumai-couple-202009/
部屋探しのプロが出会った!
カップルの住まい探し事情
●2LDKで探している方が多いです。1部屋をクローゼット部屋として使うそうです。
●万が一、別れたら一人暮らしになるリスク(家賃・広さ)をやんわりと伝えるように心がけています。
●ある程度の広さ(1LDK以上)はもちろん、追い焚き機能付きバスや宅配ボックスを求めるケースが多いように感じます。
●テレワークがしやすい間取り・広さ・便利さを希望されるお客さまが増えてきたように思います。
「万が一別れたらのリスクをやんわりと……」に、やさしさとリアルさを感じます(笑)。テレワークをする人が増えたことで、すでに同棲をしていた人がもう少し広い部屋に引っ越しをしたり、都会と地方で二拠点生活をはじめたりと、コロナ禍以降いろいろなライフスタイルを模索している人がいるかと思います。いずれにせよ、住む街を選ぶことは私たちの日々の暮らしやすさにダイレクトに影響を与えるもの。ふたりの譲れない条件と妥協できる条件をしっかりすり合わせして後悔のない引っ越しをしましょう! 引っ越しという変化のシーズンをとことん楽しんで。
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この記事を書いた人
11年間の編集プロダクション勤務を経て、2011年よりフリーランスに。雑誌やムック、ウェブなどで、ヘアやビューティページを中心に活動中。暮らしに役立つ実用系やメンズのビューティ記事の経験も豊富。好物は古物や古道具。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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