THE RAMPAGE川村壱馬と魅惑のアウター。色と素材で自在に遊ぶ
執筆者: smart編集部
THE RAMPAGEのボーカリストとして、そして役者としても活躍する川村壱馬さんが、待望のソロ初登場でsmart12月号の表紙を飾ってくれた。グループの中での顔とは少し違う、等身大の川村壱馬に迫る。
「Snow Man深澤辰哉“大人シック”な装いが超クール」smart11月号表紙解禁!
ジャケット¥96,800、シャツ¥39,600、パンツ¥46,200/以上すべてENGINEERED GARMENTS(エンジニアド ガーメンツ☎️03-6419-1798)、シューズ¥31,900/NEEDLES × TROENTORP(ネペンテス☎️03-3400-7227)
ダウンジャケット¥292,600、トップス¥117,700、パンツ¥104,500/以上すべてモンクレール(モンクレール ジャパン☎️0120-977-747)
ジャケット¥103,400/ ERL(ドーバー ストリート マーケット ギンザ☎️03-6228-5080)、トップス¥26,400/チノ(モールド☎️03-6805-1449)、パンツ¥30,800/クードス(エドストローム オフィス☎️03-6427-5901)、シューズ¥31,900/ NEEDLES XTROENTORP(ネペンテス☎️03-3400-7227)
KAZUMA’S Q&A
Q1.最近買ったファッションアイテムは?
派手めのスカジャンです。ポケモンがデザインされていて、背中に大好きなキャラクター・ゲンガーが。色が明るめのパープルなので、着こなしのポイントに取り入れています。普段はモノトーンなど落ち着いたカラーが好きですが、最近色モノが気になりはじめました。
Q2.自分なりのファッションルールは?
トレンドだとしても自分の感性に合わないものは着ないです。あとは、変なこだわりかもしれないけれど、ハイブランドを着るときなどは特に、違うグループ会社のブランドを組み合わせないっていうのも自分の中ではガチルール。どのブランドの傘下かまで細かくチェックしちゃいます(笑)。
Q3.クローゼットの様子を教えてください!
整理整頓は心がけているタイプだと思います。今の時季に着る服は壁面収納にまとめておいて、夏物などは寝室にあるウォークインクローゼットに自分でラックをセットして収納。衣替えもわりときちんとして、着なくなった服は譲るか、いつかのために眠らせます。
Q4.ちゃんとおしゃれをしたい日、勝負服ってありますか?
スーツのセットアップが勝負服でもあり、普段着でもあります。セットアップは10着以上持っていて、フォーマルな佇まいのファッションが好きなんです。シャツできちんと着るのはもちろんですが、中にパーカやスウェットを合わせてカジュアルに着るのも好き。
Q5.モノ選びで重要視しているポイントは?
基本的には、長く使えるかどうかがモノ選びの基準。元々、物持ちがよくて、メンバーと同じタイミングでいただいたジャージなんかも『それ新品?』と突っ込まれるくらいきれいなまま。長く大切に使ってほしいから自分のプロデュースグッズも実用性があるものを作りがちです。
SPECIAL INTERVIEW
自分を内観しながら、理想の在り方に近づきたい
ジャパニーズホラーの金字塔、映画『貞子DX』で、ホラー作品に初挑戦した川村壱馬さん。
「オファーをいただいたときは僕自身も悩んでいたタイミングでした。直近の出演作が映画『HiGH&LOW』シリーズで、その壮大なプロジェクトの主演を任せていただいたこともあり、次の作品はどうすればいいのかと攻めあぐねていた状況。ヤンキーとはまったく逆のキラキラ役かな? と、自分の中でいくつか想像はしていたけれど、想定外のホラー作品でオファーをいただきました。『その手があったか!』と驚きつつも純粋に嬉しかったです。僕が演じた前田王司という役は自称占い師で、ちょっと抜けたところのあるポンコツなキャラクター。今までに経験がない役柄なので、すごく新鮮に楽しみながら演じることができました。お芝居に臨む上では、大前提として川村壱馬というアイデンティティを脱ぎきらなきゃいけない。少しでも僕の自意識が垣間見えてしまうと、作品の世界観を邪魔してしまうことになるので、その人物を生きるという感覚を第一に取り組んでいました」
主演を務めた小芝風花さんとは年齢も近く、大阪出身という共通点が。
「小芝さんが演じた文華はIQ200の頭脳の持ち主で、王司とは対極にいる冷静なキャラクター。二人の掛け合いはめちゃくちゃ面白いです。セリフは標準語ですが、間やテンポ感には関西のにおいがありますね。監督も普段はシュールだったり、コミカルな作品も撮られている方なので、ホラーが苦手な人にもぜひ観ていただきたいです。王司という役がそのコミカルさを担っている部分もあるので注目していただけたら」
現在、THERAMPAGEのボーカルとしてアーティスト活動を軸に、役者としても活躍の場を広げている川村さん。この多忙な日々を生きる上で現在心がけていることは?
「あまり人のことを気にせずマイペースでいることですね。マイペースすぎる部分もあるかもしれないですけど(笑)、メンバーやスタッフさんといつでもディスカッションできる空気や関係性を大切にしながら、本音を飲み込まずに伝える。それは決してわがままではないですから。僕は、自分のド底辺というかダメさも知っているし、ダメになろうと思えばどこまでもダメになれてしまう人間なんです。でも、同時に自分の理想像も持っているので、ダメな方向に転がらないよう律するようにしています。昔から、コンプレックスが山盛りなので、ひとつずつクリアにして、こうありたい自分に近づけていく努力を続けていけたらと思っています。大人になると叱られることもなくなるし、もし道を踏み外しても誰にも何も言われなくなるもの。だからこそ、いつでも内観できる自分でありたいですね」
コート¥702,900(参考価格)、シャツ¥123,200、パンツ¥85,800、スニーカー¥92,400/以上すべてロエベ(ロエベ ジャパン クライアントサービス☎️03-6215-6116)
PROFILE/川村壱馬(かわむら・かずま)
●1997年1月7日生まれ。大阪府出身。2014年、「VOCAL BATTLE AUDITION 4」に合格、THE RAMPAGEのボーカルとなる。2017年、1stシングル『Lightning』でメジャーデビュー。アーティスト活動と並行し、役者としても活躍中。『HiGH&LOW』シリーズ最新作『HiGH&LOW THE WORSTX」では主演を務めている。
Photography_YOSHITAKE HAMANAKA
Styling_MASAHIRO HIRAMATSU[Y’s C]
Hair & Make-up_OYA[kind]
Interview & Text_HAZUKI NAGAMINE
この記事を書いた人
ファッション、カルチャー、ライフスタイルなど、今旬なモノ、コトを厳選してピックアップ。モノ・コトに加えて、“時代の顔”ともいうべき人物をファッションモデルに起用するのはもちろん、インタビューでその人となりに迫るなど、smartを読めば“今”がわかります!
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