【機動戦士ガンダム 水星の魔女】主人公を演じるニューヒロイン・市ノ瀬加那の肖像
執筆者: 編集者・ライター/志田英邦
7年ぶりに新作が公開され話題になっている、ガンダムシリーズTVアニメーション最新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』。主人公のスレッタ・マーキュリーを演じる、声優の市ノ瀬加那さんが本誌初登場。今の気持ちを語ってくれた。
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初めてのガンプラは、
自身が演じるスレッタの搭乗機
―—市ノ瀬さんはSNSでガンプラ「HG1/144 ガンダムエアリアル」をお作りになったことをツイートされていましたね。
市ノ瀬加那(以下、市ノ瀬) 初めてガンプラを組んだのですが、2時間半くらいでできました。あっという間に時間が過ぎる感じがあって、パーツを組み合わせるのも頭脳パズルみたいですごく楽しかったです。完成した後に写真を撮ったんですけど、ガンプラ上級者の方々から見るとポージングがまだまだだったみたい。もっと頑張りたいなって思っています。
――市ノ瀬さんは現在放送中のガンダムシリーズ最新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』でガンダム・エアリアルに乗る主人公のスレッタ・マーキュリーを演じられています。エアリアルはまさにマイ・ガンダムですね。
市ノ瀬 本当に嬉しいです。作ったエアリアルはテレビのそばに飾ってあって、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のオンエアを一緒に観ています。
――良いですね!40年以上続くガンダムシリーズに主人公として参加することにはどんな思いがありましたか。
市ノ瀬 これまでガンダムシリーズに触れる機会がないままここまで来てしまったのですが、今回『ガンダム』の仕事をさせていただくうえで作品をいろいろと観させていただきました。観る前のイメージは、シャアとアムロがいて「親父にもぶたれたことないのに」っていう名台詞がある……という感じだったんですけど、実際に観ると戦いの中にロマンがある作品なんだなと感じました。私が携わっている『機動戦士ガンダム 水星の魔女』はガンダムTVシリーズでは初めて主人公が女の子の作品ですが、これまでもガンダムに女性が乗っていたことはあるし、いつ女性が主人公になってもおかしくなかったのかなと改めて思いました。
スレッタに共感しながら
アフレコをしている
――スレッタ・マーキュリーという女の子についてはどんな印象をお持ちですか。
市ノ瀬 スレッタは水星で育ってきて、同世代の子と会話するときにいつもドギマギしているんですよね。『水星の魔女』を最初に観た人は「大丈夫か?」って思うかもしれないのですが、モビルスーツに乗るとカッコよくて主人公らしいところもあります。演じていてすごく楽しいんです! 私も人見知りなところがあって、初対面の人と話すと緊張することが多いので、そういうところは私と似ていると思います。アフレコのときに、スレッタがあたふたしているのを見ると「わかるよ」と共感しながら収録しています。
――『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は10月2日からオンエアが始まりました。水星から来たスレッタがアスティカシア高等専門学園に編入して、決闘に巻き込まれる。このあとの展開が気になります。
市ノ瀬 学生同士がモビルスーツを使って戦う『決闘』という要素も新しいと思いますし、『決闘』によって人生が左右されてしまうというのも面白いですよね。ガンダム・エアリアル以外にもガンダムが登場しますし、スレッタの花嫁となったミオリネも目的を持っている子ですし、まわりの大人たちもいろいろと策謀をめぐらせているので、このあとどうなるのか気になっています。アフレコのときに、スタッフさんにこのあとの展開を聞いてみるんですが、先のことはなかなか教えてくれないんです(笑)。私も皆さんと一緒にこれから先のストーリーを楽しみたいと思っています。
――ぜひ、ガンダム・エアリアルとともに戦ってください。
市ノ瀬 公式サイトで発表されている小説『ゆりかごの星』を読むと、スレッタとガンダム・エアリアルの絆を感じるんです。言葉は通じないけれど、根底で通じ合っているような感覚ですよね。これからも一緒に戦っていきたいと思います。
――今後もガンプラを作って、SNSに写真をアップしてください。
市ノ瀬 はい! カッコいいポージングを目指してこれからも頑張りたいと思います。ガンダム・エアリアルだけじゃなく、スレッタのプラモデル(Figure-rise Standard スレッタ・マーキュリー)も発売されているので、皆さんにもぜひ組み立ててほしいです。
ガンダムシリーズ最新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』より、主人公機ガンダム・エアリアルをガンプラHGシリーズで立体化。
「HG 1/144 ガンダムエアリアル」価格:¥1,430(発売中) 対象年齢:8歳以上
※写真のガンプラは「ガンダムデカールNo.133 機動戦士ガンダム 水星の魔女汎用①」を別途使用しています
Profile/市ノ瀬加那 (いちのせ・かな)
12月20日生まれ、北海道出身/声優。『機動戦士ガンダム 水星の魔女』スレッタ・マーキュリー役。2018年ロボットアニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』のイチゴ役で人気を集める。2022年は数多くの作品に参加。これから活躍が期待される注目の声優のひとり。
市ノ瀬加那公式Twitter
衣装はすべてスタイリスト私物
Information
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』
毎週日曜午後5時から放送中!
前作『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』から7年ぶりのガンダムシリーズ最新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』が放送中! 新しいキャラクターや設定に、早くも話題沸騰。公式サイトでは最新情報のほか、YOASOBIが担当したオープニングテーマ「祝福」の原作小説「ゆりかごの星」も掲載中。
公式サイトはこちらから
©創通・サンライズ・MBS
Photography_KOJI TANIWAKI
Styling_HIKARU KOMURA
Hair & Make-up_MAYUMI ITO
Interview & Text_HIDEKUNI SHIDA
この記事を書いた人
ゲームを作ったり、小説を書いたり、本を作るお手伝いなどいろいろ。日々さまざまな制作現場にお邪魔して面白いことを探しております。美味しいカレーと極上のうどんを探し求めつつ。
Instagram:@hidekunishida
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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