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連載ファッションモデルの好きなもの

ファッションモデルの好きなものvol.01~中村海我の場合~

普段は知らない、ファッションモデルのパーソナリティに迫りたい!と始まったこの連載、題して『ファッションモデルの好きなもの』。注目の精鋭モデルが集まるモデル事務所、STANFORDとともにお送りします。
記念すべき第一回のモデルは、数々の雑誌やコレクションで活躍する中村海我さんです。

「美味しいものを食べているときが一番幸せ♡」チョコレートとコーヒーで生きてる(?)美女モデル

 

初めまして、モデルの海我です。

ファッションモデルの好きなものvol.01~中村海我の場合~

うーん、僕の好きな物か、沢山あるなー。

アニメ、漫画、映画、音楽、本、ファッション、美術館、純喫茶、お笑い、服を作る、絵を描く、人と話す

こうやって考えてみると自分って沢山の好きなもので構成されてるんだなと改めて思うし、すごく救われてるとも思います。その中から、いくつかピックアップしてみました。

 

好きなもの①:NARUTO

 

ファッションモデルの好きなものvol.01~中村海我の場合~

岸本斉史/集英社

NARUTOは、小さい頃従兄弟の家に行くと漫画が置いてあり身近な存在でした。
アニメ放送が決まった時に初めて見たのですが、その時に忍者の世界観、ナルトの不器用だけど素直で真っ直ぐな性格に心打たれ、そこからどハマりした思い出。
どんなに周りに馬鹿にされても自分の忍道を貫く、本当にまっすぐな奴。

ナルトとは別に、イタチってキャラも大好きなんです。

ファッションモデルの好きなものvol.01~中村海我の場合~

出典:『NARUTO』コミックス43巻より

彼は本当に頭がキレる、そして優しすぎますね、無償の愛って感じの人間です。
音楽も本当に鳥肌物で、作曲は高梨康治さんが手掛けてます。音楽を聴くだけで色々なシーンが頭に浮かんで本当に鳥肌や時には泣くこと何かもある。
物心ついた頃から見始めて、完結する頃には自分は21歳になっていて、NARUTOと一緒に自分も成長してきた、そんな感覚かな。
話し出したら止まらないし、ここで語るには時間が足りなすぎる……次に行こう。

 

好きなもの②:日本の作曲家たち
高梨康治、澤野弘之、菅野ようこ

彼、彼女らは日本の作曲家で、数々の映画やアニメの作曲を担当しています。
アニメが大好きで、このシーンでこの挿入歌やばいな!と思って調べると高梨さん、澤野さん、菅野さん、この方達の曲に当たる事が本当に多いです。
高橋さんは『ナルト』や『フェアリーテイル』、澤野さんは『進撃の巨人』や『ガンダムシリーズ』、菅野さんは『攻殻機動隊』や『カウボーイビバップ』などの音楽を手掛けています。

それぞれ、「疾風伝」「call of silence」「inner universe」を、是非聞いてみてほしいです。

 

 

好きなもの③:喫茶 銀座

 

ファッションモデルの好きなものvol.01~中村海我の場合~

正直ここはあまり教えたくないんだけど……(笑)。
ここは仕事の帰りにフラッと入ったお店で、唯ならぬオーラを放っていました。入って見たら大当たり、レトロな雰囲気、ベルベットのソファにチープなナポリタン、しかも席で煙草も吸える。そういうお店は今では本当に少なくなっているから、愛煙家の自分からすると本当に嬉しい。
ベルベットのソファでコーヒーとタバコを嗜み、読書に浸る。最高の時間。幸せすぎる。

ファッションモデルの好きなものvol.01~中村海我の場合~

通うようになってからオーナーとも仲良くなり、話を聞いてみると創業は1962年らしい、ちょうど60年前。
自分の知る限り、恵比寿最古の喫茶店だった。
最古の喫茶店とか言われても、パッとイメージつかないよね。てことで、この白黒写真を見てください。

ファッションモデルの好きなものvol.01~中村海我の場合~

これが1950年代の恵比寿、今の恵比寿からは全然想像がつかないですね。
こんな時代から、『銀座』はあったらしい、残ってくれてて本当に良かった。

これからも、お世話になります。

喫茶 銀座
東京都渋谷区恵比寿南1-3-9 新井ビル1F
[月~金]10:00~18:30[土・日・祝]12:00~18:30

 

好きなもの④:ペイフォワード 可能の王国

ファッションモデルの好きなものvol.01~中村海我の場合~

出典:『ペイ・フォワード 可能の王国』

夜は好きなご飯を食べながら、好きなお酒を飲んで過ごすのが日課になっていて、中でもこれは自分の心がグチャグチャで、左遷されていたような時期に救ってくれた映画です。

内容は、11歳の少年トレバーが、社会科の授業で担任のシモネット先生から「もし君が世界を変えたいと思ったら何をする?」と問いかけられるところから始まります。悩んだ末に、少年トレバーはあるアイデアを思いついた。少年はさっそく実行に移して行くが、なかなか上手くいかない。しかし諦めず続けて行くと、次第に慈愛の波が広がっていき、心に傷を持つ大人たちを巻き込んで行く、そのアイデアとは一体???というものです。

映像も美しくも儚げな、時間がゆっくり流れて行くようなあの演出もとても好きでした。

色々感想話したいんだけど、ネタバレになっちゃいそうだからなぁ、ここまで。
ぜひ見てほしい。今年も沢山の映画を見たいと思う。

皆さんもおススメの映画あったら、下に載せてるインスタかツイッターにDM下さい。

 

以上、自分がモデルとして、カメラの前で浮かび上がる表情、目つき、雰囲気は沢山の引き出し、好きな物や逆に大嫌いな物でもできている、ということが伝われば。
こうやって、モデルの内側にフォーカスしてくれる企画はなかなかレアなんじゃないかな。とても面白かったです。
smartさん、素敵な機会をくださりありがとうございました。

そして今回の企画、次回のインタビューモデルを指名していいらしい。てことで、プライベートでもよく遊んでる久保田有人、ユトに頼もうかな。
ユト宜しく!

以上、海我の好きな物たちでした。

TEXT_KAIGA NAKAMURA
Instagram/Twitter @kaiga_8x_x8

 

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