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Da-iCE工藤大輝の兄とウワサされるclaquepot、音楽好きになった原体験はCDショップにあり

フォトグラファー、スタイリスト、ヘアメイク、動画クリエイターなどの多彩なクリエイターを起用し、クリエイションと総合演出を行なっているGAGAGAプレゼンツ~の連載「4×5」がスタート!連載名の“4×5”とは、大判カメラで使用されるシートフィルムのサイズが由来。毎回様々なジャンルで活躍するゲストをモデルに迎え、大判カメラで10枚( ONE ROLL )の写真を撮影し、その写真からストーリーを紡いでいきます。そして、そのビジュアルストーリーとともに、ファッション、カルチャー、音楽など、ゲストのアレコレをGAGAGAがインタビューで紐解きます。

第一回のゲストはこの方。楽曲も歌詞もお洒落、そして洋服のセンスも抜群で知識も底なしのclaquepot(クラックポット)さんです!今回は前回に続く後編インタビューをお届けします。

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【前回までのお話】
写真、古着の話から自身のバックボーンの話。
その中で「セルフプロデュース」を意識して活動している、というお話。

インタビュー前編を読む>>Da-iCE 工藤大輝の兄⁉ claquepot(クラックポット)って何者?

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CDショップで10年ぶりに
CD(盤)を買って、
小さい頃に音楽を好きになった
感覚を思い出した

アオキ それは服とか買い出しも自分で行くってこと?

claquepot そうです!自分でプロパー(※1)で買います(笑)。リース(※2)とかすることもあるんですけどね。買っちゃうほうが気持ちいいので買っちゃいます。

※1……定価のこと。
※2……ブランドから洋服のサンプルを借りること

GAGAGA ちなみに「セルフプロデュース」で色んなことを考えていく中で、どこからそのアイデアは生まれてくるんですか?

claquepot うーん。それこそTシャツの話じゃないですけど、それまでに出合った何かしらを掘ることも多いですし。作品のアートワークで言うと、昔の好きなジャケットやMVなんかを改めて掘ったりとか。基本は“掘る”って言う作業ですね。自分に合うものがどういうものなのかとか、それを今表現するとどうなるのかって言うところを考えたりしてますね。

GAGAGA なるほど。じゃあクラポ兄さんは、「0-1タイプ」か「1-100」タイプかで言うと「0-1タイプ」ですか?

claquepot そういう意味で言うと、プロデューサータイプですかね。どういう人にお願いしたら“赤色の100点”を持ってきてくれるか。「同じ100点でも今回は青じゃないんですよ」みたいなことを考えながら、割り振ってお願いすることはありますね。

アオキ 一人で思いついても、それを一人で形にするって難しいよね。

claquepot 本当に難しい。だから人に支えられて作ってる感はとてもあります。ある程度こちらで用意した叩き台を、専門の人にお願いしたら100になって返ってくる。「0-1」も何かがあった上で、たとえば誰かのライブを観るとか、雑誌をチェックするとかでインスピレーションをもらっているってことは、厳密に言うと「0-1」でもないのかも(笑)。

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アオキ  僕は結構、漫画とかからもアイデアをもらったりするんだけど。漫画とかはどうですか?

claquepot 漫画は読みますね!あとゲームも大好きです。むしろ漫画とゲームで育ったので、そこからインスピレーションを得たりとか、そこからのアイデアの引き出しは多いですね。

アオキ 漫画だと、どういうジャンルが好きですか?

claquepot 結構色々読んでたんですけど、暗い物語が好きです(笑)。まぁ、世代的には『幽遊白書』ですね。一番読んでいたのは。

アオキ そうなんやー。

claquepot なので、漫画家で好きなのは冨樫義博さんですね。いわゆる勇気、元気っていうよりは、頭を使ってどうやって敵に勝つかとか、救われない感じの描き方とか、そういう視点は冨樫さんから学んだことかもしれないですね。

敵が敵じゃないとか、敵側の視点とか、色々な角度によって視点が変わるとかって、その時代から出てきたような気がしていて。そういう視点が、今ものづくりをしていく中でのキーになっていますねあと、少女漫画も読んでましたね(笑)。『セーラームーン』も好きでしたし。

アオキ (笑)。今、歳はおいくつでした?

claquepot 35 です。

アオキ  なるほど。ほぼ同世代(アオキは37歳)。

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GAGAGA この世代って、色んなジャンルの音楽を聴いてきた世代だなって勝手に思っているんですけど。おそらく一番CDを買ってたし(笑)。クラポ兄さんの曲って、わりと色んな物を取り入れてるっていうか、ジャンルも幅広い気がしているんですけどどうですか?

claquepot そうですね。色んなジャンルが出てきたときに、中学生、高校生だったので。その影響はあると思います。

アオキ ある意味雑多な時代だったよねー。

claquepot みんなが海外から、色んなカルチャーを持ってこようとしていた時代で。服も海外で買い付けしてきたり。ニューヨークではこのブランドが流行っているとか、雑誌で読んだり。今みたいにネットでモノを買える時代でもないし、調べられる時代じゃなかった(笑)。

GAGAGA 靴とかも、フット・ロッカー(※3)別注とかよく雑誌載っていたもんね。

※3……アメリカ合衆国に本拠を構える靴を中心とした大手アパレル・チェーン

claquepot 音楽もそうで、HIPHOPとかR&Bとかがたくさん入ってきた時代。ちょうど過渡期だったというか。

アオキ じゃあ、色んなところからインプットして、幅広くアウトプットしてるんですね。

claquepot そのときに影響を受けた感覚は今でも大事にしてますね。

GAGAGA 色々とお話も脱線しながらクラポ兄さんを掘ってきましたが、最後に。昨今サブスク で音楽を聴くようになり、あまりCDを買わなくなってきた中、あえてCDを出すのはどうしてですか?

claquepot いや、出すつもりはなかったんですよ、実は。でも最近、山下達郎さんのCDをタワレコに買いに行ったんです。新しいやつ(山下達郎11年ぶりのニューアルバム『SOFTLY』)。山下達郎さんはサブスクをやってなくて。CDショップに入って、お目当てのCDを探して、見つけて手に持って、レジに並んで、買うっていう作業を下手したら10年ぶりくらいにやったのかな。その体験がめちゃくちゃ新鮮で、ちょっと感動したんですよ。サブスクだったら、1回スマホをタップするだけで聴けるんですけど。でも、「音楽を好きになったときの原体験ってこれだわ」って思って。そしたら、盤を出してもいいのかなって……思っちゃいましたね。

アオキ めちゃくちゃわかります、その感覚。僕も中学校のとき、自分のお金でCDを買いに行ったときのこと、めちゃくちゃ覚えてますもん。

GAGAGA 人生で最初に買った「CD」は?

claquepot 自分のお金で買ったのは宇多田ヒカルさんですね。たしか「Automatic」だった気がする。親のお金で買ったのはブラックビスケッツの「タイミング」ですね(笑)。

アオキ 世代一緒やからむちゃわかる。

GAGAGA あの頃のアルバムのジャケ写とかかっこよかったもんね。

claquepot ミスチル(Mr.Children)さんとかかっこよかったですよね。

GAGAGA 確かに!ミスチルさんのアルバム『深海』とかかっこよかったですもん。

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claquepot そうですよね。ちょっと話は戻りますけど、曲の思い出って、その前後も合わせてのプロセス込みというか。それでより“深くなる”感覚はありますよね。それもあって、今回CDを出したらファンの方たちと結束が深まりそうな気がしていて。

GAGAGA 確かに、当時買ったCDって掘りまくったもんな。残るよね。色んな思い出が。

claquepot 今だからこそ、その感覚が大事というか。今だったら、タップやクリックをしたら自分のプレイリストに入るけど、流れて消えていくんですよね。聴いていてもあまり思い出に残らないというか。

アオキ あと、ジャケ写も記憶に残るじゃないですか。

claquepot それもちょっと思っていて、サブスク だと誰がどう関わっていてっていうのがなんとなく不透明なまま消えていくというか。CDだと、もれなくスタッフ全員のクレジット(名前)が載りますし。昔から、僕はクレジットを見るのが好きだったんですよね。だからそういうのを体現していこうっていうのを、最近になって思いましたね。

GAGAGA 時代感も出るよね。振り返ると、「この時代にこれ流行ったよね」とか。こういう写真が流行ってたとか。

一同 出る出る(笑)。

GAGAGA 2023年は、年明け早々に今回のアルバムを引っさげて横浜、大阪とライブがありますが、意気込みはどうですか?ちなみに今回のライブの時間はどれくらい?今までのライブはわりとミニマムな時間でやってる印象があって。
claquepot それで言うと、今回は最長ですね。バンドアレンジとかも入れると、いつもよりは長めになると思います。

GAGAGA 僕はclaquepotさんのライブに行ったことがあるんですが、すごく心地よい空間です。自然と音に乗れるし、気持ちいい。ライブ時間が長くなったときのclaquepotのライブ演出も見てみたいので楽しみです。

claquepot 単独でのZepp公演は初めてで、今回のアルバムの曲は全部やろうと思っています。アルバムを引っさげてのツアーというのはclapuepotとしては初なので、初めましての人も、全然気にせず全曲楽しめる感じになっています。ぜひライブに来てください。お願いします。

GAGAGA 今日はお忙しい中、ありがとうございました。これからも応援してます!

衣装クレジット
ヴィンテージのBOB MACKIEのフリースジャケット¥36080(X VINTAGE)、ヴィンテージのADIDASのナイロンジャケット¥27280(Caka act2)、NEATのパンツ¥36300(にしのや)、Parabootのブーツ¥75900(パラブーツ青山店)、その他(本人私物)

ショップリスト
X VINTAGE→Instagram@x_vintage_tokyo
Caka act2→Instagram@caka_act2
にしのや→03-6434-0983
パラブーツ青山店→03-5766-6688

Profile/claquepot
1987年6月28日生まれ。シンガーソングライターであり、自身の作品すべてのプロデュースを手掛ける男性ソロアーティスト。己の肖像を映像や写真に極力反映させないスタイルで活動を続けており、作品もYouTubeと各種音楽配信サービスにのみ公開されている。その静かな音楽活動展開にも関わらず、各種音楽ストリーミングサービスのプレイリストに度々名を連ねるほか、ごくまれに投稿されるTwitter上の投稿にも常に4ケタ以上のいいねがつくなどその一挙手一投足に高い注目が集まっている。
claquepot公式YouTubeチャンネル

Information①
claquepot初となる
パッケージ作品『the test』
12月14日発売!

claquepotが満を持して放つ待望のフルアルバム。これまでに配信リリースした楽曲を網羅し、ほぼベストとも言える一枚となっている。新録には話題の若手実力派アーティスト「Novel Core」をfeat.として迎えた1曲を収録。Blu-ray盤には2020年に公開された「claquepot online live 2020」も初めてアーカイブ化。

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【CD Only】4,000 yen+tax
CD Contents
01. blue print feat. Novel Core | 02. rwy | 03. okashi | 04. silence feat. 田邊駿一 (BLUE ENCOUNT) | 05. tone | 06. resume | 07. hibi | 08. useless | 09. sweet spot | 10. flying | 11. finder | 12. reflect | 13. ahead | 14. pointless | 15. choreo | 16. home sweet home

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【CD +Blu-ray】 6,000 yen+tax
Blu-ray Contents
claquepot online live 2020

Information②
年明けにライブを予定!

「claquepot live tour 2023 -the test-」
1/7(土)大阪・Zepp Osaka Bayside 17:00開場/18:00開演
1/24(火)神奈川・KT Zepp YOKOHAMA 18:00開場/19:00開演
チケット情報

Staff List

photographer 斎藤 大嗣
スタジオエビス退社後、石黒淳二氏に師事
2010年独立
2012年go relax E more 参加
2015年脱退
現在に至る
Instagram

stylist 青木紀一郎
奈良県出身
徳永貴士氏に師事
2010年独立
メンズ・レディース問わず様々な媒体で活動中
Instagram

Hair & Make-up 速水昭仁
2009年独立
滋賀県長浜市出身
Instagram

videographer / filmmaker / director  Mo-chang-co
2020年活動開始
Instagram

画画画

画画画

2022年に始動した、オルタナ育ちのエキセントリッククリエイティブ集団。「ガガガ」と読む。 合言葉は「ヴィジュアルショック フロム ウォーターヒップ」! スチール撮影、動画撮影などのディレクションから、 シューティング、スタイリング、ヘアメイク、キャスティング、デザインまでトータルでプロデュースする。 STANFORD(スタンフォード)所属。

Instagram:@gagaga_tokyo

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