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【ポケトークを英会話で活用】イケメン英会話講師・ジュリアーノ熊代がもくろむ“日本人の英語への苦手意識”の払拭

明石家さんまさんが出演するCMでおなじみ、海外旅行者に人気のポケトーク(POCKETALK®)。旅行需要が高いように思えるが、コロナ禍の海外に行けない状況下においては、語学の勉強用にポケトークを購入する人が増えているという。そんな中、ポケトークが英会話スクール「ヤマトイングリッシュ(R)」と提携し、ポケトークを活用した学習コースの提供を開始したことを発表した。そこで、同スクールの代表であるジュリアーノ熊代氏と、ポケトーク株式会社のセールスディレクター・渡辺 潔氏にポケトークを活用した英会話学習コースが生まれた背景と未来の展望について伺った。ハーフでありながら、元々英語を話せなかったというジュリアーノ氏が見出した日本人に寄り添う英語学習メソッドは、我々日本人が持つ英語苦手意識を払拭してくれる起爆剤になるかもしれない。

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AI翻訳機「ポケトーク(POCKETALK®)」とは?
明石家さんまさんが出演するCMでもおなじみのポケトークは、互いの言葉を話せない人同士が自国語のままで対話できるAI通訳機。83言語を翻訳(ほんやく)することが可能(70言語で音声とテキスト、13言語でテキストのみ)。クラウド上の最新最適なエンジンとAIを使った翻訳精度の高さが特長で、長い文章も訳せるのが特徴。Wi-Fi環境のない場所でも世界130以上の国と地域(「ポケトーク S」:141の国と地域、「ポケトーク W」:139の国と地域)で、そのまま使えるモバイル通信機能を内蔵し、「契約不要、通信料なし(2年間)」で買ってすぐに使用が可能。

【ポケトークを英会話で活用】イケメン英会話講師・ジュリアーノ熊代がもくろむ“日本人の英語への苦手意識”の払拭

「ポケトーク」シリーズ(「ポケトーク W」、「ポケトーク S」および「ポケトーク S Plus」を含む)の販売金額シェアは、2017年12月の発売以来、2022年9月時点で99.3%を突破。

詳細はこちらから

「ヤマトイングリッシュ®」とは?
「ヤマトイングリッシュ®」は原宿教室での対面レッスンと、オンラインレッスンを提供するサービス。同スクールでは「実際に話す」練習を重要視し、自分の言葉で英語を話せるようになるための学習メソッドを提供している。同スクール代表のジュリアーノ熊代氏は「日本人は世界一英語に向いている」とし、英語を話すことへの苦手意識を払拭し、楽しく英語での会話力が上達するようなプログラムに力を入れている。

「ポケトーク活用コース」は、英語の会話術を学ぶことはもちろん、日本語をスムーズに英語に翻訳する上で、どのような日本語の文章を構成するのが最適なのかを、「ポケトーク」を活用して楽しく身につけられる。

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ジュリア―ノ熊代氏(左)とポケトーク株式会社 Web & セールス ディビジョン セールスディレクターの渡辺潔氏(右)

1.海外旅行向けという
一般常識から
学習ツールとしての
認知度を高める

―ポケトークを英語学習に活用というアプローチを最初に聞いたときは新鮮に感じました。どのような経緯で、今回ご紹介するお取組みを実施するに至ったのかについて教えてください。

ジュリアーノ熊代(以下、ジュリア―ノ):ポケトークは、いまや海外旅行に行く方にとっては欠かせないツールです。『ポケトークがあれば外国語を話せなくても海外の方と、コミュニケーションが取れるからもう語学の勉強はしなくていい』と思っている方が多いと思うのですが、英会話スクールを運営していく中で、このポケトークを勉強のツールとして活用できないかと考えたのが始まりでした。

渡辺 潔(以下、渡辺):元々我々の製品は日本から海外に行く方に注目していただいた商品です。それがコロナ禍で観光需要がなくなったこの2〜3年の間で、語学の勉強用にポケトークを購入する方は増えていって、ユーザーのご購入目的などを見ると、購入者の約4割が学習目的だったことがわかったんです。

それを知って、我々としてもこのポケトークというハードをどのように学習に生かしていくのかということについて、購入者任せにせず、我々からも提案をしていきたいという思いがある中で、ジュリアーノさんからご提案をいただきました。

それで、まずはメソッドを作ること、そのメソッドをより広く周知させることによって、ポケトークは語学学習デバイスでもあるのだという位置づけもできるのではないかと考えました。

――確かに、そのメソッドが完成すれば大手の英会話スクールに新たな教材としてそのメソッドを売り込むことも可能になりますよね。

ジュリアーノ:根幹となるメソッドは完成していて、今はお子さんが使用する場合や育児中の母親が使用する場合、ビジネスで使用する場合など、細かくターゲットを絞ったものを作っている最中です。

――そもそも、ターゲットはかなり広範囲ということですか?

渡辺:当社としていろいろと検証を重ねている最中ではあるのですが、まず大人向けという意味でいうと、社会人になってから英語を学びたい方はある程度、意図や目的をはっきり持っている場合が多い。

目的を持って英会話スクールに行くとかアプリで学ぶという傾向がある中で、ポケトークが英会話の授業を補佐するという形は作れると思います。

最近の教育の現場では、小学校の低学年から学校での英語教育が始まるので、多くの家庭では幼稚園の高学年あたりから英会話スクールに通わせているようです。ただ中学受験には現在、英語は組み込まれていないので、幼稚園から小学校の低学年までは親も英会話学校などに通わせていても、それ以降は(英語を話す楽しさを学ぶ)英会話を体験する機会は途絶えてしまうことが多いんです。

教育現場がそういう状況であれば、幼稚園の後半から小学校低学年の時期にポケトークを使って、効率的に英会話の楽しさを学ぶことができるであろうという部分で、需要があるのではないかと考えています。いろいろな課題がありますが、教育現場の中でポケトークを活用していく方法を模索していきたいと思っています。

――今の学校教育の実態を見ると、世代的に英会話と離れる時期があるということですね。

渡辺:小学校、中学校受験が終わったあと、また中学から急に英語教育が始まっても、語学学習に触れない期間があることは非常にもったいないと思っているので、幼稚園後半からしっかり英語の基礎を効率的に学んで中学受験などにも組み込んでいく流れになれば、子どもたちの英語力は向上するのではないかと思います。

英語教育が高いレベルで定着するような、効率のいい英語教育を提案することを目指していきたいなと考えています。

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2.英語上級者から見た
ポケトークの魅力や可能性とは?

――ジュリアーノさんがポケトークを知ったのはどういったきっかけだったのでしょうか?

ジュリアーノ:知ったのは3〜4年前だったと思います。テレビやタクシーの車内でもCMなどが流れていたので、それが自然と目に入ってきたんだと思います。その頃はまだ、自分の英会話で活かせるものと思っていたわけではなく、ポケトークがあれば英語が話せない人でも様々な場面で活用できるんだろうなと思っていた程度でした。

――そのときにジュリアーノさんが考えた、ポケトークが活かせる現場とはどういった現場だったのかを伺いたいです。

ジュリアーノ:例えば、人の入れ替わりが激しい場所、接客が必要な場面です。ひとりひとりの従業員に英語を学んでもらう研修期間を設けることが難しいような場合に、ポケトークは活用できるなと思いました。コロナが一段落してインバウンドが始まり、海外の方が多く訪れる立地だったりすると、大いに役立つだろうなと思いました。

――それは例えば飲食店だったり、お土産店であったり?

ジュリアーノ:そうですね。もし研修期間が作れるのであれば、接客はチャートフローになっているので予(あらかじ)めセリフを決めて、それに対する答えは何通り、といったようなものを作っておいて、それを覚えておもらうということで事足りるし、私もそういった研修に携わった経験もあります。

ですが、インバウンドが進んでいくと、即戦力が必要になってくるので、ポケトークは現場に不可欠なアイテムになっていくと思います。

渡辺:日本でも今、外国の方の労働人口がより一層増えていく傾向にあるので、82の言語に対応するポケトークは多国籍・多言語の方のためのコミュニケーション補佐という役割が果たせればいいなと考えています。そういった場面でも即戦力として対応できるよう、様々な場面でのメソッドを確立させていきたいという思いはあります。

――ジュリアーノさん自身がポケトークを使ってみて魅力に感じた部分はどこですか?

ジュリアーノ:こちらが音声を発したときに、その言葉通り認識してくれる精度の高さにまず驚きました。音声入力はパソコンやスマホアプリなどでもあるのですが、昔のものだと特に精度が低くて、こちらの言葉通りに認識してくれないという使いづらさがあったのですが、ポケトークは英語でも日本語でもかなりの精度で認識してくれるので、そこが観光といったシーンでも即戦力につながる部分だなと感じました。

私自身、翻訳の仕事も請け負っておりまして、映像の中で外国人が話しているのを日本語にしていく際に、『これって何と言っているんだろう?』と自分の耳でも聞き取れないものでも、ポケトークを介すことできちんと単語を聞き取ってくれたりするんです(笑)。なので、僕が海外旅行に行くときもこれを持っていったら安心だと思いました。

あとは、英語から日本語、日本語から英語に訳すときの文章もしっかりしている。僕自身、学生時代にネットのオンライン翻訳を使っていましたが、文章としては実用に耐えうるものではなかったので、それがきちんとできていることがスゴイなと思いました。これがあったら、翻訳の仕事がだいぶラクになります。

渡辺:みなさんは聞き取り能力でいうと、スマホのアプリなどを比較対象にされることが多いかと思うのですが、スマホのマイクの性能では聞き取りできない部分をポケトークでは指向性マイクとノイズキャンセリングをつけることで通訳・翻訳の専用機に特化させているということが強みだと思っています。

あとはクラウドで翻訳しているので、AIエンジン自体は常に最新の状態になっています。なので、今日より明日、明日より明後日(あさって)がよりよくなるというところに、最新のものをハードウェアの強みを持って集音した音で返すというところが専用機のポケトークの一番の魅力かなと思っています。

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3.ポケトークが英会話力を
後押しするメソッドが
生まれるまで

――ポケトークを英語学習に活用することは個々で始まっているそうですが、それを英会話スクールで使うメリットとはどういったものなのでしょう?

ジュリアーノ:ポケトークを使って独学で勉強することはもちろん可能です。ただ、海外の方と話すときにポケトークを使いつつ、自分の英語力も向上させることができるような実践的な活用の仕方が今はないなと思い、そういった提案も含めてポケトーク×英会話スクールのメソッドを作りたいなと思いました。

――現在、ジュリアーノさんの英会話スクールにおいてのポケトークの役割とは?

ジュリアーノ:英会話を学び始めたときに最初の壁となるのが、言葉のキャッチボールができるレベルに至るまで時間がかかるということなんです。でも英会話で一番楽しいのが、英語でコミュニケーションができるという“実感”なわけですね。

文法を覚えたり英単語を覚えたりという部分も必要ではありますが、それだけだと学校で習った受験英語と変わらず、あまり楽しくないし話せる実感もない。相手の言っていることが理解できた、そして自分の言いたいことが通じたというキャッチボールこそが英会話の醍醐味なんです。

これができるようになるまでに挫折してしまう方って、意外と多いんです。そんなときにポケトークがあれば、ひと足早く会話のキャッチボールをするという体験ができて、英会話学習を続けるモチベーションに繋がると思ったんですね。

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