モデル長谷川海乃の画家ネームは“killing time=暇つぶし”。その由来と絵への想いとは【ファッションモデルの好きなものvol.34】
普段は知らない、ファッションモデルのパーソナリティに迫りたい!と始まったこの連載、題して『ファッションモデルの好きなもの』。注目の精鋭モデルが集まるモデル事務所STANFORDとともにお送りします。
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前回の蒼葉えるさんからバトンを渡された第34回のモデルは、本業のモデルに加え、イラストレーターの顔も持つクリエイティビティにあふれた長谷川海乃さんです。
長谷川海乃の好きなもの
①絵
昔からおじいちゃんが「写仏」という仏様を筆で描くのを見ていたり、絵の個展を見に行ったりしていました。その影響もあってか絵を描くことに昔から興味があったと思います。
本格的に描き始めたきっかけは、大学時代の授業中にルーズリーフに描いていた落書きでした。本当は大学に行かず芸能活動をしたいと思っていた中で描いていました。でも今は、そんな葛藤がある中で描いていた落書きを集めて個展を開いたり、モデルのお仕事にも繋がっていたりして、大切な時間だったと感じています。
私の絵は色を使わず、鉛筆やシャーペンで影を描き込んでいく鉛筆画です。使っているのは紙とペンだけですが、それでも完成すると力強く迫力のある絵ができるので面白いなと思います。理由を聞かれると困るのですが、特に目を描くのが好きです。
コロナ前は東京や地元の京都にある実家のお寺で個展を開催したりしていました。京都の個展では絵を始めるきっかけにもなった、写仏に私も挑戦してみました。写真をよかったら見てみてください。
その後に趣味でサーフィンを始めました。友達がサーフボードに絵を描いて欲しいと言ってくれたのがきっかけで、サーフボードにも絵を描くようになりました。MIYASHITA PARKでサーフボードの個展も開催させてもらいました。そして最近資生堂の広告でも、私のサーフボードの絵を使っていただく機会がありました。好きでやっていたことが、モデルのお仕事にも繋がったことがとても嬉しかったです。良かったら動画などもあるので見てください!
個展を開催する際に使っている”killing time”という名前は、日本語で“暇つぶし”という意味があります。暇つぶしというとネガティブなイメージもあるかもしれませんが、私はポジティブな意味でこの名前を使っています。私も最初は授業の暇つぶしに描き始めた絵が今の仕事に繋がりました。暇つぶしでやっていたことが、何かを始めるきっかけになったりすることもあると思います。なので、この個展には暇つぶし感覚で寄ってみて誰かの何かのきっかけになったらいいなという想いがあります。
最近は個展をできていないので、また久しぶりに絵を描きためて個展を開きたいと考えています。良かったらその際は遊びに来て下さい☺️
長谷川海乃の好きなもの
②ドライブ
2年前ぐらい前に免許をとって、最近やっと運転するようになりました。今までは休みの日も都内にいることが多かったのですが、最近は車で海のほうへ行ったり遠出したりするのが好きです。
友達と出かけるときもほぼずっと私が運転していて、ドライブがストレス発散になっています(笑)。
長谷川海乃の好きなもの
③愛犬
実家で飼っている犬です。家では我が強くうるさいのですが、外ではとても大人しく外面(そとづら)がいいところが自分と似てるなと感じます(笑)。
もう11歳のおばあちゃんなので、元気なうちにいっぱい会いに帰ろうと思います🐶
次のバトンを渡したいのは、鑓水せれなちゃんです。
文=長谷川海乃
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