デートで「いい店知ってるね」と言われたいZ世代男子に捧ぐ。創業129年、神田の鳥すき焼き名店『ぼたん』が超おすすめな理由
執筆者: ライター/石井亮仁
路地の奥に、白い提灯
駅を出て大通りから細い道に一本入る。そうすると、いきなり空気が変わる。
木造の建物、簾のかかった窓、塀の奥に坪庭……路地の突き当たりに白い提灯が灯っていて、「ぼたん」と書いてある。明治30年、1897年創業の鳥すき焼き屋。現在五代目で、129年続いているらしい。この時点で、連れがいたら確実に「ここ、何?」となるやつだ。掴みは完璧。

日本の様式をお腹いっぱいに感じる外観。「ぼたん」という店名もきっと花由来に違いない…!
入る前に名前の由来を知って、ちょっと笑った。
牡丹の花か、猪の牡丹鍋あたりを想像してたら、全然違った。初代がもともと洋服のボタンを扱う問屋出身で、当時ボタンは舶来のハイカラなアイテム。それをそのまま店名にしたらしい。ボタン屋が鳥すき焼き屋になる。不思議な発想だが、明治などの近代初期にありそうなお話で、逸話としても非常に気に入った。
ついでに言うと、この店はいまだにガスを使ってない。備長炭と鉄鍋だけで100年以上。今どきそれを貫いているだけですごい。建物も関東大震災のあと昭和4年に建て直したもので、東京都の歴史的建造物になっている。
この記事を書いた人
神奈川県藤沢市出身。不動産売買仲介業に従事した後、中途でアンティルに入社。toBからtoCまで幅広くPRを担当。趣味はバスケとバドミントン、映画鑑賞など。湘南生まれながら、サーフィンなどは全くの未経験。最近はK-POP、アニメ、マンガなどのエンタメにドはまり中。推しはTWICEのジヒョとBTSのジョングク。
Instagram:@chrisjohn_248
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