怒涛の快進撃で初のCS出場へ!Medical Concierge I’moonのスーパーエース・MEME&チームの顔・Maariが語る大躍進の舞台裏
執筆者: 音楽家・記者/小池直也
16歳でDリーガーになったときのこと

――Maariさんはチームに6年在籍されて、成績の伸び悩み、ディレクターやオーナー会社の変化など、大変な時期も乗り越えてきたと思います。今の状況をどう見ていますか?
Maari:最初と比較すると全然違うチームですよ。1年目は自分も16歳で何もわからず、がむしゃらに頑張っていました。求められるダンスもチームの見せ方も全然違いましたから。今は「同じ目標に向かって全員で挑もう」という気持ちになれています。やりやすくなりましたね。
最近は知り合いに「Dリーガーとして踊っている」と言うと驚かれるんですよ。リーグの知名度が上がっていると感じます。会場も広くなって、無観客でやっていた時代から考えると信じられない。
MEME:海外の友達でも知っている人がちょこちょこいました。日本だけじゃなく世界でも広がっていると思います。
Maari:あとは本当にMIZUEさんが偉大。今季は試合数が減りましたけど、去年までは2週間に1回、全ROUNDの楽曲制作や振り付けをひとりでディレクションしていましたから。今はメンバーも分担して、一緒にコレオしたりもするんですけど。
MEME:もう本当にすごい。
Maari:鳥肌。

――別ブロックの試合を観る機会が増えて、Dリーガー同士の交流も増えてますか?
MEME:前に座るDリーガーと話す機会にはなってますね。でも同じブロックのライバルだから、あまり内情を知られてもいけないから……。
Maari:チーム内で喋ることが多いですね。あとは本当にステージサイドから間近で観てるので、ちょっとしたハプニングがあると心配になります。
MEME:ステージ横/観客席/映像で見え方が全然違うよね。横から観て「絶対こっちが勝ち!」と思ったときも負けることが多い。映像映えする作品とダンスが見える作品はまた評価が違う、というのはD.LEAGUEをやっていて発見した気付きですね。
――今季のI’moonは天カメ(天井から抜くカメラワーク)からのアングルが多いのが気になりました。
MEME:面白がってやってますね。「ここは上から見たらいいんちゃうん?」みたいな感じ。
Maari:カメラワークも照明もこだわっていて、右来たら次は上だなと、リハ中に楽しくカメラワークを決めてます。
――カメラワークもみなさんで決めているんですか?
Maari:コレオを作る人が主導して決めますね。カメラワーク重視で作るときもあって、意識して立ち位置はこうしようとかもあるし。でも基本的にはディレクターのMIZUEさん、アシスタントディレクターのERIさんが決めてくれていて、たまにメンバーも考えてます。
MEME:メンバーでやれるほうがいいよね、絶対。大体のステージが照明込みで考えられているし。だから昼間の野外で踊ってくださいって言われたらたぶん無理なんです。繋がらない瞬間や移動が丸見えで映えない。

――では、今季の印象に残っているラウンドのショーケースを一つずつ教えてください。
Maari:私はROUND.5『This is US』ですね。今季やっとスタメン出場できたラウンドでした。やっぱりJAZZという自分のメインジャンルで戦えたっていうのは大きかったですね。
――LDH SCREAMは自分たちの当て書きみたいに感じたみたいです。
Maari:確かに楽曲もLDHさんテイストでした。
MEME:向こうは机を使って、こっちは椅子で。
――MEMEさんは?
MEME:ROUND.3『GOLDEN HOUR』です。自分がチームに入って3戦目で初めてディレクションを任されました。楽曲からコレオ、衣装まで全部自分で決めるという大役。
海外SPダンサーもI’moonとしては初でした。SPのYOONJIは自分が最初に影響を受けて、バトルシーンでは何度も戦い、リスペクトする存在でありライバル。「一緒に作品を作りたい」とオファーしたら、OKしてもらえて。てんやわんやになりながらやりました。
――あれもいい勝負でしたね。
MEME:結果的に黒星になってしまいましたけどね。D.LEAGUEで超キラキラWaackingの作品はなかったし、曲の意味から衣装までこだわったので、個人的にお気に入りです。
この記事を書いた人
音楽家/記者。1987年生まれのゆとり第1世代、山梨出身。明治大学文学部卒で日本近代文学を専攻していた。自らもサックスプレイヤーであることから、音楽を中心としたカルチャー全般の取材に携わる。最も得意とするのはジャズやヒップホップ、R&Bなどのブラックミュージック。00年代のファッション雑誌を愛読していたこともあり、そこに掲載されうる内容の取材はほぼ対応可能です。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
この記事をシェアする
この記事のタグ
関連記事








