怒涛の快進撃で初のCS出場へ!Medical Concierge I’moonのスーパーエース・MEME&チームの顔・Maariが語る大躍進の舞台裏

執筆者: 音楽家・記者/小池直也

D.LEAGUE 25-26でチーム初となるCHAMPIONSHIP出場を目前に控えたMedical Concierge I'moon・MEME&Maari

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D.LEAGUE 25-26のレギュラーシーズンを終えて、思うことがある。Medical Concierge I’moonが強い。BLOCK HYPE3位、そして初のCHAMPIONSHIP(CS)出場を決めた。

今季加入したMEMEは開幕から3戦連続エース出場という異例のデビューから、2度のMVD(最優秀選手賞)を獲得。一方、結成から6年間チームを支えてきたMaariは、最下位クラスに沈んだシーズンも知っている。

ふたりが今見ているのは、リーグ唯一の女性チームが踏み入れたことがない新しい景色だ。今季の快進撃から作品づくりの舞台裏まで、新旧コンビが語るI’moonの現在地とは――。

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負け知らずのスーパーエース

D.LEAGUE 25-26でチーム初となるCHAMPIONSHIP出場を目前に控えたMedical Concierge I'moon・MEME&Maari

――結成当初からメンバーのMaariさんと、今季加入したMEMEさんですが、お互いの最初の印象を聞いてもいいですか?

Maari:「ヤバいダンサーが入ってくる」と聞いて、結構怖がってました(笑)。でも実際に話すと、関西人というのもあってか面白すぎて。MEMEちゃんといたら、ずっと笑ってます。なんか意外とプライベートなこととかもめっちゃ話したりとか。

MEMEどっちもおしゃべりだからか、ダンス以外のことも結構話してますね。Maariは、1年目からI’moonにいて、チームの顔みたいなイメージ。自分が入る前は「ちょっと怖いな」とか「いじめられたらどうしよう」と思ったんですけど、全然そんなことなくて。今は普通にギャルとして扱ってますね(笑)。

――レギュラーシーズンはBLOCK HYPE3位。CSにも初出場ということで大躍進だと思うのですが、いかがですか?

Maari:こんな景色が見れるんだ、とめちゃくちゃ感慨深いですね。「CSをかけて戦う」とか、「CSに出す作品をどうする?」とか、そういう話ができる時点で驚き。「ここまで来たんだ」とCS前に実感してます。

今シーズンはエースとして勝ってくれるMEMEちゃんの存在が大きくて、助けられましたね。ずっと応援してくれているファンのみなさんに見せたかった景色、強いI’moonをやっと見せられたのが嬉しい。

――MEMEさんは今季から参加して、シーズンを通して計4回のエース出場、2回のMVDを獲得する大活躍を見せました。

MEME:もともとバトルシーンで戦ってきたから、勝ちにはこだわってきました。D.LEAGUEは、社会人になったタイミングで新しい挑戦とかステップアップとして参加したんです。

最初は「いい作品を披露したい」という気持ちが強かったんですよ。でも実際にI’moonに入ってメンバーの想いを聞いてると、自分の気持ちが「チームに貢献したい」という方向に変わっていきました。

――緊張やプレッシャーは感じませんでした?

MEME:もう「ラッキー!」って感じです。知らない人が自分を見てくれるチャンスを開幕から3戦連続で担当できるなんて、絶対話題になるじゃないですか。「自分のダンスをみんなに知ってほしい」という気持ちで踊っていたら評価につながって。それが結果的によかったのかもしれません。

CYPHER ROUNDのMVDも運がよかったなという感じで。DJのかける曲や出る順番とか全部が大事なので、タイミングですよね。基本的に自信があるタイプではないんです(笑)。その前の3回で獲れなかったのも関係していたと思いますし。

D.LEAGUE 25-26でチーム初となるCHAMPIONSHIP出場を目前に控えたMedical Concierge I'moon・MEME&Maari

――もともとI’moonはシンクロが強いというイメージがありました。

Maari:そうなんですよ。チャレンジングなシンクロの作品が多いので、時間をかけてやってきました。ソロが得意なMEMEちゃんも揃えるのに苦戦してたと思います。スタメンは「もう何でも言ってください」というスタンスなので、できない子がいると集中攻撃されます(笑)。

MEME:最初はヤバかった。1回合わせたら、ディレクター・MIZUEさんに20カ所くらいズレたポイントを言われるんですけど、みんなシンクロのセンスがすごい。

それを見て、メンタルが落ちたときにKarenちゃんが「MEMEちゃん、今シンクロマシーンだった!」って言ってくれたんですよ。「シンクロマシーンって何!?」と思いつつ、みんなに励まされながら頑張ってました。

Maari:ストリートダンサーからしたら「シンクロパフォーマンス」という概念自体に違和感があるじゃないですか。昨季に導入されてから、最初はそこに対する想いも各自で違ったと思います。

――導入された初期は特に議論になりましたね。それに対して、Xで肯定的に発信したのはMIZUEさんが最初だったと思います。

Maari:「もうシンクロの時間だけは一旦、無になってやろう」ってなったら、急に揃ってくるんですよね。ROUND.7は特にすごかった。発狂しそうだった(笑)。

この記事を書いた人

音楽家/記者。1987年生まれのゆとり第1世代、山梨出身。明治大学文学部卒で日本近代文学を専攻していた。自らもサックスプレイヤーであることから、音楽を中心としたカルチャー全般の取材に携わる。最も得意とするのはジャズやヒップホップ、R&Bなどのブラックミュージック。00年代のファッション雑誌を愛読していたこともあり、そこに掲載されうる内容の取材はほぼ対応可能です。

X:@naoyakoike

Website:https://smartmag.jp/

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