【潜入レポ】裏垢オフ会は出会いの新聖地!? 200人が入り乱れるカオス空間の正体
執筆者: ライター・コラムニスト/久留米あぽろ
行った人にしか分からない、混沌とした優しさと多様性に満ちた場所
実際に参加してみると、裏垢オフ会は独自の空気感のある場所だった。しかし出会いの場としての機能はしっかり果たしており、クラブ以上にいつでも、誰でも行ける受け入れ幅の広さも感じられた。
総評としてはカオスで面白い空間だったが、留意点もある。女性は1人で参加しても男性に声をかけてもらえるようだが、男性は1人で参加する場合、誰かに自分から声をかけに行かないと、輪に入ることが難しいかもしれない。全体の交流というのはないので、テープの色などを見ながら似た利用目的の人を探すか、誰か仲間を1人連れていく方が賢明そうだ。
また、匿名のSNSアカウントを一つ作っていくのがおすすめだ。裏垢界隈に属していなくても問題はないが「Xで繋がろう」という流れがほとんどだった。リア垢で繋がったからといって問題はないのかもしれないが、中にはいかがわしめな投稿をしているアカウントを持っている人もいそうだったので、自身もリアルとは切り分けた交流をした方が楽しめそうだ。
また女性の場合、どんな目的で来るとしても男性に声をかけられることは覚悟しておくべきかもしれない。逆に男性は、同性と仲良くなるパターンもあるようなので「今夜絶対に女性と過ごせる」かどうかは自分次第……といったところだろうか。
筆者としても、この空間のことをうまく言葉で表せているのかはよく分からない。目の届かないところでは、もっとカオスな、自分の知らない交流が行われているような気もした。あまりに色々な人がいるので、どんな人も受け入れてくれそうな優しさ、多様性がある場所ではあったと思う。
この空気感は、行ってみないとなかなか分からないような気もする。クラブと同じように会場や、その日の層によって会の空気も違うそうで、そこにハマって何度もリピートしているという人もいた。もしも気になったなら……ぜひ、自分の目で確かめてみてほしい。
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取材&文=久留米あぽろ
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この記事を書いた人
女性向けの恋愛・婚活コラムの執筆、シナリオライターとしても活動。恋バナと青春映画が大好きなゆとり世代のマージナルマン。アニメや音楽が好きだったが、今となってはサブカル崩れ。セクシーな女の子も好き。
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