元AKB48平嶋夏海の愛車はイタリアのメーカー「モト・グッツィ」!競技にも積極的なバイク女子の気になるコト・モノ
今後の目標は「バイクを通じた交流の架け橋」
服部 バイク乗りとしていろんな仕事をされていますけど、今後やりたいことは?
平嶋 バイクイベントやトークショーのMC側に立てるように頑張りたいと思っています。あとはレースに出場する選手にインタビューさせてもらうことも増えてきて、直接話を聞いたり素の顔が見れたりするとレースを観るのがさらに面白くなることを知ったので、そういった場も増やしたいです。
服部 ファンも多いし、イベントの企画やプロデュースを自身で行ったりもできそうですよね。
平嶋 YouTubeではオフ会を過去4回開催しました。普段からバイクに乗る人たちが気軽に集まれるような交流を生み出せたらもっと楽しいんじゃないかなという思いはあります。たぶんなんですが、昔に比べて仲間と集うバイク屋さんだったりそういうスポットが減っているような気がしていて。
服部 たしかにバイカーの集まりって、傍からは結構コアな世界に見えたりするから。
平嶋 そうなんですよね。ディーラーさんの中には、同じメーカーのバイクに乗るお客さん同士を集めたツーリングを企画しているところもあるんですよ。
服部 へぇ〜知らなかった。
平嶋 以前、バイクイベントに出させていただいたときのトークで、「今日はソロツー(一人によるツーリング)とマスツー(複数人によるツーリング)のどちらで来ましたか?」と質問したところ、7~8割の方がソロツーと答えてくれたことがあって。基本ソロツーの人が多いですし、私自身も誰かと一緒に走る機会はそんなに多くないんですが、うまく架け橋になれたらいいなと思っています。
服部 素敵ですね。俺は今のところ一人で走ることがほとんどで誰かと走ることに不慣れで。以前、ハンバーグ師匠のYouTubeチャンネルに呼ばれて出たときに初めてインカムを付けたんですけど、それも全然慣れなくてアタフタしました。平嶋さんはギア紹介とかもよくしてるからそのあたりも詳しそうですよね。
平嶋 インカムなら「ミッドランド(MIDLAND)」がおすすめですよ。私がアンバサダーをしているので、なんか無理矢理っぽくなっちゃいますけど(笑)。
服部 堂々と宣伝するスタイル、いいですね(笑)。
平嶋 でも本当に良いものなんですよ!元々ミッドランドの製品を使っていて、音質もノイズキャンセリングの精度も高性能だなって実感していたのでおすすめです。
服部 これってヘルメットの外側にインカム部分が付いてて、内側にスピーカーが付いてるってことですよね?
平嶋 そうです。両耳にスピーカーが付いていて、インカムとして通信するだけじゃなく、スマホとBluetoothで繋げてナビを聞いたり音楽も流せます。一人で走っているときは懐メロを聴きながらカラオケしたりもしています。
服部 フルフェイスのときはめっちゃ重宝しそう。俺、そういう新しいギアの情報はほとんど知らなくて。ほかに押さえておいたほうがいいものってありますか?
平嶋 あとはなんでしょうね……、今は夏ですけど寒い時期用の電熱ウェアとかは持ってますか?
服部 持ってないです。
平嶋 電熱のベストやグローブを一度試したら、付けなきゃ走れなくなっちゃうぐらい衝撃を受けると思いますよ。
服部 そんなに違うんだ。俺のバイクにはグリップヒーターすら付いてないから寒いときはマジで寒くて。
平嶋 電熱ウェアがあれば全身こたつ状態です(笑)。
服部 マジで!?いろいろ試してみたくなったから調べてみよう。じゃあ最後に、仕事じゃなくてプライベートで今後やりたいことは?
平嶋 バイクで海外を走ってみたいです!日本とは環境も交通状況も違いますし、空気もガラッと変わってすごく楽しそうだなって。海外で走らせるイタリアのバイクはこうなんだとか、そういうのを直接肌で感じてみたくて。
服部 そこもバイクの話になるんだ(笑)。でもすごく楽しそうだし俺もいつかやってみたい。今日はタメになる話がたくさん聞けました。ありがとうございました!
Profile/平嶋夏海
ひらじま・なつみ●5月28日生まれ、東京都出身。2005年、AKB48第一期生オーディションに合格し、アイドルとして活動をスタート。2012年に同グループを卒業後、グラビアアイドルやタレントとして活動。また同時期にバイク熱が再燃、バイク女子として注目を集める。現在は自らのYouTubeチャンネル「はしれ!なっちゃんねる【平嶋夏海】」を中心に、あらゆるメディアを通じてバイクの魅力を発信している。
はしれ!なっちゃんねる【平嶋夏海】
平嶋夏海インスタグラム:@natsuminsta528
Profile/服部昌孝
はっとり・まさたか●1985年、静岡県浜松市生まれ。2012年に独立。人気アーティストや有名俳優のスタイリングをはじめ、エディトリアルディレクションやテレビCM、ミュージックビデオ制作など多岐に渡り活動を展開。2020年に制作プロダクション「株式会社服部プロ」を発足。2024年秋冬シーズンからモーターサイクルカルチャーを軸にしたブランド「SHIDEN(紫電)」のディレクターとして始動。
服部昌孝インスタグラム:@masataka_hattori
服部のマシン愛インスタグラム:@hattori__motor_machine
SHIDENインスタグラム:@shiden_beyond_the_speed
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企画・インタビュアー=服部昌孝
写真=宇佐美直人
ヘアメイク=佐藤淳
構成・文=本田圭佑
編集=熊谷洋平
衣装はすべて本人私物
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