THE RAMPAGE藤原樹「今ではひとりで晩酌してます」主演ドラマ『あらばしり』で届けたい日本酒の魅力

この記事の画像一覧を見る（6枚）

EXILEの橘ケンチ氏と俳優・脚本家・監督の平沼紀久氏が原案を⼿がけた漫画『あらばしり』がこのほどドラマ化され、THE RAMPAGEの藤原樹さんを主役に迎えて1月9日(木)からオンエアされる。藤原さん演じる伊藤吟が他界した祖父が営んでいた日本酒店を継ぐべく、“擬人化された⽇本酒”という個性的なキャラクターたちと一緒に、ヒューマニズムに富む癒しのストーリーを繰り広げるという今作。新感覚の日本酒ドラマを演じた感想や見どころを、藤原樹さんに聞いた。

「年の差恋愛は食で深まる？」馬場ふみか×佐藤瑠雅に特別インタビュー【ドラマ『アリスさんちの囲炉裏端』に出演】

演じた役は「僕とすごく似ている」 自信はなくても諦めず乗り越える姿に共感

―—EXILEの橘ケンチさんが原案を担当されたコミックが原作ということですが、原作を読んだ印象をお聞かせください。

藤原 樹（以下、藤原）：初めは“日本酒が擬人化する”という設定にファンタジー要素が強くてびっくりしたんですが、読んでいくうちにそこが面白いと思いました。僕が演じる吟（ぎん）というキャラクターに共感を寄せやすい部分も多くて、そのバランスが程良い感じで物語に入り込みやすかったです。

―—演じられた吟はどういうキャラクターですか？

藤原：吟は亡くなった祖父の酒屋を継ぐことになるんですが、その中で“日本酒たち”と出会って成長をしていく物語になっています。すごくまっすぐな心の持ち主で、やると決めたら絶対やり遂げる強いメンタルの持ち主な一方、思いやりも強くて周りのことに気を配れるような人で、すごく頼りがいのあるキャラクターなのかなと思います。

―—藤原さんご自身、吟のどんな部分に共感しましたか？

藤原：吟はすごく僕と似ているなと思いました。自信がない部分もありながら、いろんな困難が降りかかっても諦めずにしっかり乗り越えて成長していくところに特に共感しましたね。

―—これまでのアーティストとしての経験とも重なったんでしょうか？

藤原：THE RAMPAGEに入る前は、たくさんオーディションを受けても駄目だったという経験があります。加入後も大変だと感じることもありました。それでも、それを乗り越えてきたからこそ今の自分があって、そうしたこれまでの経験を思い出しながら、吟に入り込んで撮影に臨みました。