【川村壱馬、RIKU、吉野北人】スリボが冬の装い、それぞれの“ニットスタイル”で。【独占インタビュー】
執筆者: エディター・ライター/齊藤美穂子
2023年11月に発売したsmart2024年1月号の表紙を飾ってくれたTHE RAMPAGEのヴォーカル・川村壱馬さん、RIKUさん、吉野北人さん。ファンから〈スリボ〉の愛称で親しまれる彼らは、キャラクターもスタイルも三者三様。冬の“スリボ”特集の第1回は、それぞれの個性が際立つニットスタイルで魅せる、撮りおろしとインタビューをお届けします。
目次
「BALLISTIK BOYZが“くずれない”と絶賛する“バリカタ”ヘアワックス」“史上最硬”なのに落ちやすい!
川村壱馬×RIKU×吉野北人クロストーク
“冬の代名詞”ニットを着て
――THE RAMPAGEのヴォーカル3人、通称スリボの皆さんで初の表紙を飾っていただきました! ニットをテーマに撮影しましたが、衣装はいかがでしたか?
吉野北人(以下、北人)「僕の着たニットは目が覚めるような赤で、プライベートではあまり着ることがないので新鮮でした。今ちょうど金髪ということもあり、髪とのカラーバランスもよかったし、プライベートでも挑戦してみたい気持ちになりました」
川村壱馬(以下、川村)「僕は攻めた感じのアクセサリーをニットに合わせるというのが新鮮でした。あとは撮影でニットを着ても“まだ暑いわ〜”とはならなかったので、ああ今年もいよいよこの季節が来たんだなぁと」
RIKU「いつも撮影のときは、普段自分では選ばないデザインのものを着たり、組み合わせることのないスタイリングをしていただくので、毎回学びになります。今回着たニットも素敵で、しれっとブランドを確認しちゃいました(笑)。これを機にニット系男子を目指したいと思います!」
新曲「片隅」は3人の個性がわかりやすい
――新曲「片隅」は、3人の声が心地よい素敵なバラードでした。
壱馬「ありがとうございます。声を入れてから初めて聴くことになるラフミックスという完成前のものがあるんですが、僕もその状態からめっちゃ聴いてました。それくらい僕らとしても自信を持って届けられる楽曲に仕上がっていると思います。さらにその楽曲の世界観に小竹(正人)さんの歌詞がマッチして、もうとんでもないことになってるんですよ。なんというか、令和っぽい感じじゃないんですけど、その感じがまたどこかくすぐられるというか」
北人「きっとどの年齢層の方も聴き馴染みがあるような楽曲になっていると思います。今回は一人一人のパートも長くて、サビもそれぞれあるので、3人の個性がわかりやすい曲でもありますね」
RIKU「ランペイジを結成した最初の頃は、3人で曲を奏でるって簡単なことではなかったんですけど、今は後ろを見ずに倒れるくらい預けることができる感じになりました。それは僕らがずっと積み上げてきた強みなのかなと」
自然体で臨んだ3人の初主演映画『MY (K)NIGHT』
――12月1日には、そんな「片隅」が主題歌の、3人の初主演映画『MY (K)NIGHT』が公開されましたね。
RIKU「3人ともデートセラピストの役を演じているんですが、そもそもデートセラピストというものを知らなかったんです。最初こそ偏見もあったんですが、演じていくうちに、おもてなしすることはアーティスト活動とも通じる部分があって、どんどん楽しくなっていきました」
北人「ライブをしているときと同じような感覚ですよね。監督からもいつも通りでいいと言われていたので、演技をしたというよりは自然体に近い感じです。最初は3人でどうやってデートセラピストの役をやるんだろう?って思っていたんですが、それぞれにストーリーがあって現場もほぼ違ったので、完成したものを観たときに、初めて“他の二人はこんなことやってたんだ”って知って、観ていて楽しかったです」
壱馬「僕も台本は標準語だったけど、3人でいるシーンは関西弁で話していたり。すでに予告も出ていますが、デートセラピストという役柄からイメージされるものとは違うものになっていると思います。込められているメッセージも身近なものだったり、ちょっと生々しさもあったりするので、共感される方も多いんじゃないかな」
この記事を書いた人
出版社でファッション誌の編集を経て、フリーエディター兼ライターに。現在は雑誌や書籍、Webなどをメインに、幅広いジャンルで記事を制作。 趣味は陶芸と金継ぎ、料理、旅。2020年に移住し、湘南暮らしを満喫中。
Instagram:@hana0910
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