【MAZZEL・SEITOインタビュー】ブラジルで行われた“憧れの”Red Bull BC Oneを振り返って
執筆者: ライター/黒川すい
2024年12月7日、ブラジル・リオデジャネイロのファーマシーアリーナにて開催されたRed Bull BC Oneワールドファイナル。この大会には、37の都市で開催された90以上の予選イベントを通じて選ばれたブレイカーたちが集い、ハイレベルなブレイキンスキルを競い合いました。頂点を決めるべく熱いバトルが繰り広げられたことは、まだまだ記憶に新しいです。さて、smart WebもそんなRed Bull BC Oneワールドファイナルを間近で追うべく、現地取材を決行!複数回に分けて、現地の様子を振り返っていきます。
この記事では、スペシャルゲストとしてRed Bull BC Oneワールドファイナルを現地で観戦したMAZZEL(マーゼル)のSEITOさんにインタビューを行いました。本戦の感想はもちろん、ワールドファイナル前の数日間にわたって開催されたRed Bull BC Oneキャンプでのワークショップに関する話題などにも言及。ぜひチェックしてみてください!
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Red Bull BC One=誰もが夢に見る舞台
──Red Bull BC Oneに対する印象をお願いします。
MAZZEL・SEITO(以下、SEITO) 僕がアーティストになる前、B-Boyの頃から知っている大会です。B-BOY・B-Girlなら誰もが夢に見る舞台だなと思います。ちなみに初めて生でRed Bull BC Oneを観たのは名古屋で開催されたときのワールドファイナルなんです。それ以来の現地観戦だったので、改めてとても嬉しかったです。それに参加ダンサーのパフォーマンスにめちゃくちゃ感動しました!アーティストになった今でもやっぱり憧れの舞台です。
──今回のRed Bull BC One ワールドファイナルの開催地はブラジル。日本の裏側までやってきたわけですが、改めてブラジルの雰囲気はいかがですか?
SEITO すごくフレンドリーな方が多い印象です!ダンサーはもちろん、観客の方々も明るいですね。ダンス関係なく、人対人で仲良く話しかけてもらえたり……。あと、音楽やダンスという文化がすごく発展しているなぁと思いました。
──確かに人との距離が近くて、交流が盛んですよね。現地の方々とお話されているSEITOさんの姿も、度々お見かけしました。
SEITO そうですね。現地だからこその交流もたくさんできました。
──本戦前に行われたキャンプはいかがでしたか?ワークショップやラストチャンスサイファーの感想を教えてください。
SEITO キャンプ最終日にワークショップに参加できました。そこでは、ブラジルで生まれたダンスを体験しました。
──貧困地区の中で生まれたというパッシーニョというジャンルのダンスですよね。
SEITO そうです。動き自体はシンプルなんですけど、(リズムの)乗り方の違いが感じられて新鮮でした。改めて異文化を感じたというか……。今まで触れてこなかったダンスを体験することができて、自分にとってとても価値のあるものになりました。
──今後の活動にも活かしていきたいと思うポイントがあったということでしょうか?
SEITO はい!音楽面・ダンス面それぞれ学びになる部分がとても多くて、日本での活動にも活かしたいと思いました。
──おぉ……!ブラジル仕込みの学びが、今後のご活躍にどう反映されていくのかとても楽しみです!
この記事を書いた人
アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。
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