「U-NEXTでしか観られない“最高最強”の韓国ドラマ5選」ドラマオタクが鼻息荒く見どころを紹介【今期ヒット作「ソンジェ背負って走れ」ほか】
執筆者: ライター/稲田朱里
サム、マイウェイ~恋の一発逆転~(2017年・全24話)
(あらすじ)
夢を諦め、しがない生活をしていた幼馴染のコ・ドンマンとチェ・エラが再び夢を追いかけ、お互いに励まし合いながら成長していく物語。23年間、親友関係だった2人の進展していく恋模様にも目が離せません。最近では、『梨泰院クラス』や『キム秘書はいったいなぜ?』でも話題のパク・ソジュンと『涙の女王』で再ブレイクしたキム・ジウォンのW主演作です。
見どころ① KBSベストカップル賞を受賞した最高のケミ!
社会人となった今でも、向かいの家に住んで行き来するほど仲が良い幼馴染の2人。エラの恋人探しなどをきっかけに、ドンマンが自分の気持ちに徐々に気づいていき、エラもドンマンへの初恋の気持ちを思い出して恋人同士になっていきます。喧嘩のような掛け合いをしたり正直に物を言ったりと、昔からの親友であるがゆえの関係性はもちろん、恋人関係になった2人のお互いを大事にする言動もこのカップルの魅力。
視聴者から「最高のケミだ!」と話題になり、ドラマの面白さも相まって数々の賞を獲得するのですが、ある授賞式で司会者から「撮影時、実はキュンキュンしたことがあるか?」という質問に、なんとソジュンさんとジウォンさんの2人ともが手を挙げるのです……尊い。
そして、本作で社会現象ともなったのは、第2話のエラが愛嬌を振りまくシーン。ドンマンの「かわい子ぶるな」というセリフに対して、「私、かわい子ぶるとむかつくでしょ。私はかわい子ぶってるんじゃなくて、ただ可愛く生まれただけなのに。それを~みんながかわい子ぶってるって言うから~エラも疲れる!」とエラが愛嬌を振りまくんです。
それが可愛く、幼馴染ならではの空気感と愛嬌を振りまいた後のエラの切り替えまでがセットで面白い場面です。
恋愛ドラマであれば、早く付き合え!胸きゅんシーン求む!となりがちですが、まだ恋人同士ではない彼らの掛け合いが最高なんです!
見どころ② 財閥も身分差のある恋もない!リアルな日常に奮闘する若者を描く
高校時代はドンマンのテコンドーの試合を観戦し、プロになる彼の夢を応援していたエラ。そして、エラもアナウンサーになるという夢を持っていました。しかし、あることをきっかけに2人とも夢を絶たれ、ドンマンはダニ駆除の仕事を、エラはデパートの受付案内係の仕事をするようになりました。
しがない生活を送っている中で、エラがデパートの館内アナウンスをしたことをきっかけにアナウンサーの夢を再び思い出し、それに感化されたドンマンも格闘技を始めて2人も新たな夢に向かって動き出します。
大金持ちの財閥が登場し、身分差のある恋をしたり不死身のキャラクターが出てきてファンタジーな恋をしたりするドラマをよく見ますが、本作はそれが全くないリアルな生活を描いています。だからこそ、共感もしやすくドンマンとエラの関係性を羨ましく思う人が多いんですね。思ったことをそのまま言える素直な関係性であり、お互いのことを大切に思っているからこそ、何かあったときに守ってくれたり怒ってくれたりする存在は本当に貴重です。そんな尊すぎる2人のもどかしい恋模様を見守ってください……!
個人的には、ドンマンのエラを見つめる視線がだんだんと優しくなっていくのに注目していただきたいです!
韓国ドラマは全16話、全26話というふうに長いストーリーが特徴で、それゆえに丁寧な描写にどんどん引き込まれます。ぜひ韓ドラの沼にハマってみてください!
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この記事を書いた人
福岡県北九州市出身。新卒でベクトルグループに入社し、ファッションや美容商材、スイーツブランドなどのPRを担当。 小学生の頃の楽しみは帰宅後の再放送ドラマで、今も変わらずドラマ好き。 日本と韓国のドラマを観ることが至福の時間で、ドラマを観て好きになった俳優のファンクラブにはすぐに入り、ファンミーティングにも行くほどのオタクっぷりを発揮している。
Website:https://vectorinc.co.jp/business/pr/antil
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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