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連載クルマ大好きライターの試乗レポート

「トヨタRAV4 PHEVはただのSUVじゃない」その驚異のパフォーマンスをクルマ好きライターが試乗レビュー

執筆者: ライター/本間 新

トヨタ RAV4PHEV

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このコーナーでは、クルマ好きの私、ライター本間が実際に試乗してみたいと思うクルマをご紹介。今回ご紹介するのは、トヨタ RAV4 PHEV。2019 年にモデルチェンジして以来、トヨタRAV4 はその魅⼒的なデザインと優れた性能で、多くのドライバーから⾼い評価を受け続けています。2020 年にはシリーズの頂点を飾る新たなモデル、プラグインハイブリッド(PHEV)が加わり、そのラインアップはさらに強化されました。

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トヨタ RAV4 PHEVを試乗レポート

トヨタ RAV4PHEV

 

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PHEV パワートレインは、トヨタの『RAV4 ハイブリッド』の先進技術をベースに、より⾼い出⼒と効率を実現するために設計されたシステムです。⼼臓部には、直噴2.5 リットル直列4 気筒ガソリンエンジンが搭載されており、アトキンソンサイクルを採⽤することで⾼い燃焼効率を達成しています。このエンジンは、最⼤出⼒177 ⾺⼒、最⼤トルク22.3kgf・m を発揮し、単体でも⼗分な性能を誇りますが、PHEV ではさらに強⼒なモーターが組み合わさることで、ハイブリッド⾞の枠を超えた⾛⾏性能を提供しています。

トヨタ RAV4PHEV

特に、トヨタの新世代プラットフォーム「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)」に基づく設計が、このシステムの性能を⼤きく引き上げています。2.5 リットルの「ダイナミックフォース」エンジンは、その名が⽰すように、圧倒的な燃焼効率と⾼出⼒を両⽴させており、PHEV システム全体のシナジーを引き出す重要な要素です。このエンジンと電動モーターの組み合わせにより、システム全体で306⾺⼒という驚異的なパワーを実現しています。これは、通常のRAV4 ハイブリッドの222 ⾺⼒に⽐べて、実に84 ⾺⼒の上乗せとなり、アクセルを踏み込むたびにその⼒強さを実感できます!

さらに、このシステムに組み込まれているのは、最新の電気式4WDシステム「E-Four」です。E-Fourは、前輪をエンジンとモーターで駆動し、後輪を電気モーターで駆動するというユニークな構造を持っています。特筆すべきは、最新バージョンでは後輪を駆動するモーターのトルクが増強されており、より力強い後輪駆動が可能となっています。これにより、滑りやすい路面や悪路での走破性が向上し、四輪駆動車ならではの高い安定性とトラクション性能が確保されています。

トヨタ RAV4PHEV

RAV4PHEVの車内空間は、従来のRAV4と同様に、広々とした快適なスペースを保っています。SUVとしての実用性と居住性がしっかりと確保されており、乗員全員がリラックスして快適な時間を過ごせるようデザインされています。特に長距離ドライブやレジャーシーンでは、広々としたキャビンが大いに活躍し、前席・後席ともに十分な足元スペースと頭上空間が確保されているため、どんなシーンでもストレスフリーなドライブが可能です。さらに、シートやステアリング、ドアパネルなどに施された赤いステッチは、アグレッシブでスポーティな印象を与えるディテールであり、車内の雰囲気を一段と引き締めています。

トヨタ RAV4PHEV

メーカーオプション装備のひとつである、爽やかな⾵と⾃然光をたっぷりと⾞内に取り込むパノラマムーンルーフ。まさに「開放感」を象徴する要素です。このムーンルーフは、前席から後席にかけて広がり、全席に渡って豊かな開放感をもたらします。

トヨタ RAV4PHEV

リアクォーターガラスが通常よりも大きく取られているため、後方から斜め方向への視界が大幅に改善されています。また、リアドア後方のピラーがスリム化されていることで、車体構造の強度を保ちながらも、視覚的な障害物を減らし、より広い視野を提供しています。

トヨタ RAV4PHEV

ラゲッジの奥行きは通常の状態でも996mmと広々しており、6:4の割合で分割できる後部座席を倒すと、その奥行きはなんと1855mmまで拡張されます。このため、大型の家具やスポーツ用品、キャンプ道具など、かさばる荷物も簡単に収納可能です。座席を倒すとフラットな空間が生まれ、荷物を整理しやすく、積み込みも非常に快適になります。

トヨタ RAV4PHEV

この車には、200V用と100V用の充電ケーブルが標準で付属しており、さまざまな環境での充電に対応しています。自宅や外出先でも、適切な電圧に合わせてスムーズに充電ができるため、利便性が高いのが魅力です。さらに、車内のディスプレイオーディオ画面やマルチインフォメーションディスプレイを使って、普通充電の開始時刻や設定を簡単に行うことができます。また、スマートフォンアプリ「My TOYOTA」との連携により、利便性はさらに向上。このアプリで次回の充電予約を簡単に変更したり、遠隔操作で充電の開始・停止が可能です。

トヨタRAV4 PHEV は、エコカーとしての性能を追求しながらも、ドライビングの楽しさを損なうことなく、むしろそれをさらに⾼めていると⾔えるでしょう。加速感や⾛⾏性能はスポーツカーに匹敵するレベルでありながら、SUV の利便性や快適性も兼ね備えており、まさに万能な⼀台です。最新技術がもたらすパフォーマンスと環境性能の両⽴が、このRAV4 PHEV をさらに魅⼒的な存在にしています!

トヨタ RAV4PHEV

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RAV4PHEV
メーカー希望小売価格¥5,633,000(消費税10%込)
エンジン:2.5L直列4気筒
駆動:電気式4輪駆動⽅式

詳細はトヨタ自動車HPまで。
https://toyota.jp/?padid=from_not_tjptop_menu_logo

写真=中田悟

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スニーカーとアメ車、CODを愛するエディター/ライター。年間約500足のスニーカーを取材し、約400本のスニーカー記事を執筆。

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