女性用風俗『SPA White』女性オーナーが語る「女性用風俗に向いているセラピスト像」とは？

女性用風俗セラピストは「複業推奨」の理由

「SPA White」HPより、募集要項

想像とは違う方向で厳しい採用基準を持っていたSPA White。しかし、実際に採用されたセラピストの中には、かなり稼げている方もいらっしゃるよう。SPA Whiteで活躍しているセラピストは、いったいどんな男性なのでしょうか。

「人気のセラピストはやっぱり、女ゴコロをもともと分かっているか、理解のために努力していますね。たとえば、自分自身が恋愛でいろいろな失敗をしたことがある人や、人生で大きな挫折を乗り越えたことがある人などでしょうか。人の弱さを知っている人は、他人にも優しくできるものだと思います。

特にSPA Whiteはマッサージが接客のメインになってくるので、女性を正しく理解することが、触れ方にも繋がっていきます。概念的な話に聞こえるかもしれませんが、売れている子たちはみな、女性への触れ方が上手です。

でも、中には女性経験が少なくても、どんどん売れていくセラピストもいますよ。研修期間は私とも壁打ちを行っていきますし、女性を未知の生き物として区切っているような人でなければ、理解は深まっていくと思います」

顧客を理解すること、顧客の求めるサービスを提供すること。話を聞いていくうちに、女性用風俗でも、大切なことは他のどんな仕事とも変わらないのかもしれないと感じました。あす香さん自身が女性だということもあり、店舗としての顧客理解度の高さを感じました。

「逆に向いていないなと思うのは、女性用風俗のフィールドでご自身の活躍を大切にされている方でしょうか。野心が強いのが悪いことだとは言いませんが、お客様第一の接客業には向かないのかなと思います。来店されるお客様には、男性には理解しがたいお悩みを持っている場合もあります。女子高出身で男性との触れ合い経験がほとんどない方、結婚されていても、家庭の中で深い傷を負った方。自分とは全く違う悩みを持った人に寄り添うためには、やっぱり相手を思いやる心が必要ですよね。

結果的になのですが、うちは複業で働いている人が多いんです。本業でのお勤めは、あまり推奨していません。このお仕事で自身の生活を支えるとなると、どうしても指名が取れないときにツラくなると思います。精神的に余裕を持って接客するためにも、何かもう一つ、叶えたい夢や目標があるといいと思います」

複業推奨とのことですが、学生は歓迎しているそう。女性を理解することやモテることを目的にするのではなく、女性用風俗で得る経験を何に活かしたいかを考えることができれば、面接でも強そうです。