「さらば青春の光・森田哲矢が“約束の”smart初登場」“汗と汗”の夏の函館でのモルック世界大会に密着
執筆者: 編集者/ふなつ あさこ
初めて日本で開催されたモルック世界大会 「キングオブモルック」悲願の優勝へ!?
開会式の翌日となる8月24日。函館・昭和公園と函館工業高等専門学校の2会場で世界大会の予選が行われた。予選リーグは、1グループにつき6〜7チームに分かれ、2チーム対戦の総当たり戦。各グループの2位までが3日目の上位トーナメントに進むことができる。今大会には15の国・地域から、過去最大規模となる672チーム、約3350人がエントリーしたという。
グループ43で戦うキングオブモルックは、揃いのライトブルーのユニフォーム&ショートパンツを着用、昭和公園の午後の部に参戦。オーストラリアのチーム「PLANET FINSKA」を含め、7チームで争った結果、キングオブモルックの戦績はグループ中……6位。惜しくも(?)決勝リーグ進出は叶わなかった。
8月25日。2024モルック世界大会 in函館、決勝リーグ。決勝リーグはトーナメント制で、出場672チームのうち、24日の予選リーグで2位以内に入った192チームが出場した。1回戦は3チームの合計得点で争い、2回戦以降は、2チーム同士で対戦。
そして決勝戦に進んだのは、フランスの「Oh la la」と、日本・兵庫県の「明石モルック倶楽部」! キングオブモルックの面々も放送席で見守る中、一進一退の攻防戦が繰り広げられた。決勝戦は、4セット先取。先に2セットを取ったフランスチームが優勢の空気のなか、「日本のチームに優勝してほしい」と本音を漏らした森田の願いも後押ししたのか、明石モルック倶楽部が4セットを連取して逆転優勝!
勝利の瞬間、森田も立ち上がって拍手を贈る。歓喜と祝福の声が会場にあふれるあたたかなムードのなか、暮れなずむ函館・昭和公園。森田はアンバサダーとして、上位チームへのメダル授与を務めていた。心から楽しめる趣味と分かち合える仲間がいれば、何歳だって青春だ! そんな気分にさせてくれる、モルック世界大会感動のフィナーレであった。
ちなみに25日の午前中。決勝トーナメントおよびフレンドリートーナメントへ進めなかった者たちの多くが函館観光をエンジョイしていた。キングオブモルックが決勝リーグに進めなかったので、著者もとりあえず五稜郭を訪れた。
函館には、地元民が「ラッピ」と呼んでこよなく愛する「ラッキーピエロ」というご当地バーガーチェーンがあるが、昼どきの五稜郭近くの店舗には長い行列ができていた。そこでめちゃめちゃ笑顔でセルフィーしてる人がいた。森田さんだった。
「初戦で敗退しちゃったんすよね」と語る森田さんは、やりきったような爽やかな笑顔を見せてくれた。キングオブモルック(右から、さらば青春の光・森田哲矢、みなみかわ、カナイ、ラブレターズ・溜口佑太朗)のみなさんも、お疲れ様でした!
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Photography_Koji Kato , Asako Funatsu
Edit&Text_Asako Funatsu
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