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「さらば青春の光・森田哲矢が“約束の”smart初登場」“汗と汗”の夏の函館でのモルック世界大会に密着

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8月24日から開催された「2024モルック世界大会 in函館」に出場したさらば青春の光・森田哲矢

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ある日、編集部員・熊谷は打ち合わせの合間に東京・恵比寿にある某喫茶店に入った。ノートPCを前にアイスコーヒーを啜っていると、隣の席に座った客がいた。ふと目をやると、見覚えのある顔だった。お笑いコンビ「さらば青春の光」森田(哲矢)さんだ! コミュ力の塊・熊谷は、とっさに名刺を差し出し声をかけた。「初めまして。自分、宝島社で『smart』という雑誌で編集やってんすけど」。しばらくの雑談ののち、熊谷は森田からsmart出演の約束を取り付けたのだった。

それから数年。森田の活躍はご存知の通り、飛ぶ鳥を落とす勢い。オファーの機会を伺う熊谷に、突然チャンスが訪れた。北欧発の軽スポーツ「モルック」の世界大会が、なんと日本で開かれるというのだ。日本モルック協会の公式アンバサダーを務める森田が、この大会に出ないはずはない……! 前述の喫茶店での森田との邂逅(かいこう)をアツく語る熊谷にsmart最新号を押しつけられ、著者は函館に飛んだ。そして、テレビ番組やら何やらにがっつり密着されていた森田さんに、“軽めに”密着してきた。

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森田哲矢率いる「キングオブモルック」函館に参上!開会式を盛り上げる

開会式を盛り上げる「キングオブモルック」の4人(右から、さらば青春の光・森田哲矢、みなみかわ、カナイ、ラブレターズ・溜口佑太朗)

2024年8月23日。函館を舞台に、あるスポーツの世界大会の幕を開けた。それが今一番アツい(かもしれない)「モルック」だ。競技人数は165万人と推定されているそうだから、やったことがある人、あるいはどこかで聞いたことがある人もかなり増えてきていることだろう。

ざっくり言えば、モルックとは“木の棒を投げて木の棒に当てて点数を競う”北欧・フィンランド発の軽スポーツ。そんなモルックの愛好者を代表する一人といえば、さらば青春の光・森田哲矢なのである。みなみかわカナイラブレターズ・溜口佑太朗ら芸人仲間と「キングオブモルック」を結成し、日本モルック協会公式アンバサダーとして会場を盛り上げるとともに、世界大会でテッペンを取りにきたのである!

見よ!さらば青春の光・森田哲矢の華麗なる「ラハティ投げ」のフォーム

開会式で笑顔を振りまいたキングオブモルックの面々は、その後練習タイムを取った。聞けば、早朝の飛行機で函館に着いたというメンバーたちは、限られた時間に集中して黙々と投げる用の棒=モルックを投げては拾い、投げては拾い、投げては拾う。笑いは一切ない。真剣そのものである。森田ももちろん、めちゃくちゃ真顔だ。モルックは下から投げるというルールになっており、目的に合わせていくつかの投げ方をするモルッカー(モルックの競技者)が多い。

森田が繰り返し練習していたのは、モルック発祥の地フィンランドのラハティで発見されたという「ラハティ投げ」。重心を落として構え、倒す木の棒=スキットルに向けて一直線の軌道を辿る。相手の邪魔をするときなど、スキットルを遠くに飛ばすのに有効な投げ方だ。そんななか、近くで練習していたチームからの申し出で、練習試合が行われた。……結果は、キングオブモルックの敗北。明日からの世界大会に向けて、さらなる調整が続けられた。

この記事を書いた人

生まれも育ちも東京ながら、幼少の頃より関西(とくに奈良)に憧れ、奈良女子大学に進学。卒業後、宝島社にて編集職に就く。代表作(?)に『CUP NOODLE 50TH ANNIVERSARY カップヌードル 加湿器 BOOK』など。2022年、学生時代にバイトしていたお寺のお坊さんとの0日婚を機に奈良へ“Nターン”。現在はフリーランスの編集者として奈良と東京を行き来する2拠点生活を送る。

Instagram:@asa_ship

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