「さらば青春の光・森田哲矢が“約束の”smart初登場」“汗と汗”の夏の函館でのモルック世界大会に密着
執筆者: 編集者/ふなつ あさこ
森田哲矢が語るモルックの魅力 「恋活にええと思います」
――どんなきっかけでモルックを始めたんですか?
森田哲矢(以下、森田)「もともと俺、趣味がなかったんですよね。それを番組で言うたら、富澤さん(サンドウィッチマン)にモルックを教えてもらったんです。前にロケでやって面白かったって。『何すかそれ?』って聞いたら、『木で木を倒すんだよ』って(笑)。それで、今一緒にチームも組んでるカナイに調べてもらったら、日本モルック協会っていうのがあって。練習会もやってるっていうから、協会に連絡してみたら『とりあえず練習会来てみてください』みたいになって、行ってたんですよ。
そんでやってみたら、おもろかったんで『東京大会出ます!』という流れになり、大会出たら4位に入って。え、いけるやん!ってなって、『これって世界大会とかあるんですか?』と協会の人に聞いたら、『あります』と。今から5年ぐらい前やから、たぶんその頃ってまだ世界で競技人口1000人ぐらいやったと思うんですよ。せやし、思い切って『日本代表になる条件って何なんですか?』って聞いてみたら、その年の世界大会がフランスで開催されるんで、そこまでの旅費がある人やって言われて(爆笑)。そんで日本代表として出場したんです」
――モルックの魅力は?
森田「モルックって木を投げて木にぶつけるだけっちゃそうなんですけど、ルールがよくできてるんですよね。やればやるほど奥が深い。50点に近づいてくと、相手チームが何点狙ってるかとかも予測がつくようになってくるんで、それを読んでぶつけて遠くにやって邪魔したりね。もちろん、邪魔が成功したり、相手が失敗したりしても喜んだりしないですよ、平和的なスポーツなんで。内心ガッツポーズしてるときありますけど(笑)。そんな駆け引きとか、結構心理戦なんで、ギャンブル性があるのもハマるとこやと思いますね。
それにモルックは、男女でも年齢でもハンデがない。俺らみたいにたいして運動してへん、大人になってから始めたって、すぐできるようになるし。あえていうなら、バスケとかやってた人はすぐ上手くなる気がしますけどね。遠くからゴミ投げて、ゴミ箱に入れるん上手な人とか(笑)。
あと、恋活にめっちゃいいと思いますよ。今だと日本中の大学にモルックのサークルがあるらしいですしね。男女混合でチームを作れるし、上手くいったら自然と盛り上がって、ハイタッチとかできるんちゃいますかね」
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