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「さらば青春の光・森田哲矢が“約束の”smart初登場」“汗と汗”の夏の函館でのモルック世界大会に密着

執筆者: 編集者/ふなつ あさこ

ビッタビタにスポンサードされた森田哲矢のモルックルック

ビッタビタにスポンサードされた森田哲矢のモルックルック

世界大会に先駆け、ユニフォームにスポンサーを募っていたキングオブモルック。メンバーが着用している通気性のよさそうなポロシャツには、フロントに「GLAY」の文字がプリントされている。そう、誰もが知るロックバンドの、あの、GLAYだ。函館で結成された縁から、スポンサーに名乗りを上げてくれたのだという。もちろんその他の枠も全てソールドアウトしており、全身くまなくスポンサー名で埋め尽くされている。

そんななか、個性が出たのが帽子やスニーカー。森田は帽子なしのスタイルで、スニーカーはおそらくPUMA「SUEDE VTG MIJ SOMA”GOLD MONSTER”」(編集部調べ)。だとすれば、下北沢の有名古着店・soma、atmos、PUMAのトリプルコラボによるレア度の高い即完モデルで、古着好きとして知られる森田らしいチョイスだ。

モルックのルールをおさらい

ところで、ここまで読者のみなさんがモルックを知ってるテイで進めてきてしまったが、めちゃくちゃシンプルなルールなのに奥が深いモルックをざっくりとおさらいしておこう。道具は、投げる棒=モルックと、12本の木製のピン=スキットルだけ。公式戦の場合、4人1組の2チームで戦う。最初に、所定の順にスキットルを並べ、3〜4m離れたところからモルックを投げ、あとは交互に投げていき、50点ジャストを目指す。

1本倒れたらスキットルに書かれている点数、2本倒れたら倒れた本数が加算されていくのだが、50点を超えてしまうと25点に減点されてしまうので、点数を重ねていくに従って狙えるスキットルが狭まっていく。ときには、お互いの狙いを推測して邪魔することも……! フィジカル面ではそこまでハードではないが、アタマを使う場面も多く、メンバーとのコミュニケーションも重要となる。

競技としても人気が高いが、母国・フィンランドではサウナに入ったり、ビールを飲んだりしながらまったり楽しまれているそう。日本でも最近、公園なんかでレクリエーションとして楽しんでいる人も見かけるようになってきた。キャンプなどのアウトドアで遊ぶにも楽しいはず。公式セットはTACTIC社モルック日本総代理店「OHSサプライ」で販売されているので、まずはモルックを手に入れるところからスタートだ。

モルックについて詳しく知るにはこちらから! 日本モルック協会 https://molkky.jp/

この記事を書いた人

生まれも育ちも東京ながら、幼少の頃より関西(とくに奈良)に憧れ、奈良女子大学に進学。卒業後、宝島社にて編集職に就く。代表作(?)に『CUP NOODLE 50TH ANNIVERSARY カップヌードル 加湿器 BOOK』など。2022年、学生時代にバイトしていたお寺のお坊さんとの0日婚を機に奈良へ“Nターン”。現在はフリーランスの編集者として奈良と東京を行き来する2拠点生活を送る。

Instagram:@asa_ship

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