【Part1】大人気東京ブランドの“現在地”。2021年秋冬の新作とコーデサンプル
1995年の創刊から26年間にわたって、東京のストリートを見つめ続けてきた『smart』。当時も誌面を賑わせていた、東京発の人気ブランドや注目の最新ブランドが集結。2021年秋冬の新作とコーデサンプルから、彼らの〝今〟の姿をご覧いただこう。
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N.HOOLYWOOD
TEST PRODUCT EXCHANGE SERVICE
N.ハリウッド テストプロダクト エクスチェンジサービス
ソリッドでアイコニックな印象を与える白のワントーンスタイル
▶BRAND HISTORY
2009年春夏シーズンよりスタート。古着からキャリアをスタートしたデザイナー尾花大輔のルーツともいえるミリタリーアイテムに着目し、タウンユースへと再解釈。〝EXCHANGE SERVICE〟とは、アメリカの軍人が日常品を購入するための軍の購買部のことで、彼らに認められることを目指すクリエイションは、軍の正式採用を受けたブランドとのコラボレーションなど、本格的なミリタリーコレクションラインとして展開。
▶2021AWの特徴
ミリタリーアイテムに着目し、タウンユースへと再解釈した〈N.ハリウッド テストプロダクト エクスチェンジサービス〉。今シーズンは派手な色合いの衣装に身を包んだ空母甲板作業員のユニフォームから着想を得て、ガーメントダイを多用し、鮮やかな発色や深みを表現。11月初旬には〈アグ®〉とのコラボシューズの第2弾が発売!
(問)ミスターハリウッド☎︎03-5414-5071
BAL
バル
(R→L)
街のトーンが落ちるこの季節はあえてグラフィカルかつカラフルに
タイダイカラーとワイドなボトムスでアシッドな雰囲気を演出する
個性的な佇まいにブーストをかける柄×派手のマッシュアップ
シックな色とバギーなフォルムにより描きだされるミスマッチの妙
▶BRAND HISTORY
1999年に東京・中目黒で〈バランスウェアデザイン〉として創業し、2003年〈バル〉に改名。“アーバンライフをベースとしたハイクオリティなモダンカジュアルウェアとグラフィックの提案”をコンセプトに、デザイナーたちが最も影響を受けた90年代のクロスカルチャーをベースに様々なカルチャーを取り入れたアイテムが揃う。
▶2021AWの特徴
特にテーマを設けず、テクニカル、アウトドア、スポーツ、ワークウェアなどからインスパイアされたコレクション。グラフィカルで独創的なアイテムも多く見受けられる。さらには〈ワイルドシングス〉、〈ラミダス〉、〈トモ&シーオー.〉、石黒景太(1-Drink)、緒方数馬といった面々とのコラボレーションからも目が離せない。
(問)バル☎︎03-6452-3913
BOUNTY HUNTER
バウンティハンター
ミリタリーシャツ×フーディーのレイヤードに鉄板ロゴの圧倒的存在感
▶BRAND HISTORY
オーナー・デザイナーはパンクロックDJとしても活躍するHIKARU氏。1995年に“U.S.トイ&パンクロック”をコンセプトに掲げ、原宿の裏通りでショップをスタート。当初は不定期でリリースされていたオリジナルアパレルが徐々にラインナップを増やし続け、現在はブランドの柱に。オリジナルトイも人気で世界中にファンを擁する。
▶2021AWの特徴
ブランド誕生以来、一貫してデザイナー自身が“ヤバイ!”と思うアイテムのみを具現化し続けてきた〈バウンティーハンター〉。アイテムそれぞれにはテーマがあり、今季も定番デザインから新作までラインナップ。アウター類では、イチオシの「スタジャン」が近日発売予定。その他に、オリジナルトイも多数展開予定と期待が高まる。
(問)バウンティーハンター☎︎03-3746-1044
RAMIDUS
ラミダス
黒一色のブラックビューティーは重ねづけしても不思議となじむ
▶BRAND HISTORY
世界中から多くの人々が集まるストリートファッションの発祥地・原宿から、次の時代へ向けた
ニュースタンダードを生み出すべく、2019年に誕生。あらゆるスタイルに合う上質なプロダクトを豊富なラインナップで展開し、90年代の裏原宿ブームを知る大人世代からも支持を集めている。
▶2021AWの特徴
特にシーズンテーマは設けず、今季も万人が毎日使えるスタンダードなアイテムを展開し、随時新作を発売中。なかでも人気のブラックビューティー シリーズから発売される、バッグのディテールを配した「MA-1ボンバージャケット」は要注目。また〈フラグメント デザイン〉との共同プロジェクトから、新たなアイテムもスタンバイ中だ。
(問)ラミダス 東京 ストア☎︎03-5771-2621
いかがだっただろう?
本企画は発売中のsmart12月号にて掲載中。smartといえば! なブランドを大特集しているので、それらの“今”を存分に感じてほしい。
Photography_TATSUYA YAMANAKA[STANFORD]
Styling_SHOTA FUNAHASHI[DRAGON FRUIT]
Hair&Make-up_YOUSUKE TOYODA[Rooster]
Model_GAKUTO UEHARA, HARA, TARO SAKAGUCHI, RYOKI WATANABE, JUMOKU[STANFORD]
Text_TOMMY
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