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連載4×5(シノゴ)

ホラー映画『サユリ』はスピード感満載&怖すぎる……それでも“面白怖い”と近藤 華が太鼓判!

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大判カメラで10枚(ONE ROLL)の写真を撮影し、その写真からストーリーを紡いでいく連載「4×5(シノゴ)」 | 第14回ゲスト:近藤 華

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毎回様々なジャンルで活躍するゲストをモデルに迎え、大判カメラで10枚(ONE ROLL)の写真を撮影し、その写真からストーリーを紡いでいく連載「4×5(シノゴ)」。「4×5」という連載名は、大判カメラで使用されるシートフィルムのサイズが由来です。第14回のゲストは、2022年には14歳という若さで菅田将暉のMV『ギターウサギ』のクリエイティブディレクター&アニメーション制作も担当するなど、その表現力に注目が集まる、俳優・近藤 華さんにフィーチャーします。前編に続いてインタビュー後編をどうぞ!

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目標は同じ事務所の杏さん。感受性の高さはすでにかなりのもの!

大判カメラで10枚(ONE ROLL)の写真を撮影し、その写真からストーリーを紡いでいく連載「4×5(シノゴ)」 | 第14回ゲスト:近藤 華

――お父さん繋がりといえば「アンチヒーロー」(TBS系連続ドラマ日曜劇場)の役どころ、すごかったですね。大変な立ち位置の役でしたが、役作りはどのようにしていたんですか?

近藤 華(以下、近藤) そうですね。いろいろとニュース記事とか、参考になりそうなものはかなり読み込んでいました。

――泣きのシーン、圧巻でした。本当にすごかった。

近藤 嬉しいです。ありがとうございます。でも、それは本当に自分だけの力じゃなくて、この作品作りに関わってくれた方たちなど、みなさんが環境を作ってくれたおかげです。緊張しっぱなしの自分に優しく声をかけてくださったり、そういったいろいろなことがあったおかげかなと思います。

――当時16歳でその境地ってすごいと思います。今後、どうなっていくんでしょうかね? こういった作品をやりたいとかはあったりしますか?

近藤 今高校生なので、せっかくなら今の気持ちをそのまま生かせる学園ものに挑戦してみたいですね。

ホラー映画『サユリ』はスピード感満載&怖すぎる……それでも“面白怖い”と近藤 華が太鼓判!

――憧れている俳優さんとかっていたりするんですか?

近藤 はい。今の事務所に入ろうと思ったきっかけにもなるんですが、杏さんに憧れていて、目標にしています。

――ちょうど出演されている8月23日(金)公開の映画「サユリ」に関しても少しお伺いできたらと思うのですが、ホラーはもともと大丈夫なほうだったんですか?

近藤 全然ダメなんです。撮影中は和気あいあいと楽しかったんですけど、家での台本読みの時間が一人だったからすごい怖くて。想像が膨らむ描写が多かったので……ホラー映画も今まで観たことがありませんでした。

――よく出演を決意されましたね。

近藤 ホラーは苦手なんですが、出演はしてみたかったんです。お化け屋敷の裏方とかって逆に楽しそうじゃないですか? その感覚です。前に一度だけ富士急のお化け屋敷に行ったことがあるんですけど、恐怖のあまりむしろ笑っちゃって。でも、もう行きたくはないです(笑)。

――実際、いかがでしたか? 予告見ると、あれってかなり前半からすごい展開じゃないですか。新居に引っ越した途端、主人公とおばあちゃん以外の家族が亡くなっちゃって。

近藤 そうなんです。すごいスピード感で物語が進んでいくんです! 私は主人公・則雄の同級生で霊感のある女の子という役柄なんですけど、本当に自分の家に起きたらどうしようって思うくらいの恐怖展開で。数々のホラー映画を手がけてきた白石(晃士)監督の色だなと思いました。

大判カメラで10枚(ONE ROLL)の写真を撮影し、その写真からストーリーを紡いでいく連載「4×5(シノゴ)」 | 第14回ゲスト:近藤 華

フォトグラファー齋藤大嗣 うわあ、白石監督!白石監督って、上手いんですよね。こう、じわじわと恐怖を煽ってくるような撮り方で。ちなみに原作と映画って結構リンクしてたりするんですか? 原作者の押切(蓮介)さんの漫画ってホラーなんだけど、どこかコメディ要素もあると思うんですが。怖いんだけど、普通に笑える部分も多い。今回、序盤の急展開で主人公とおばあちゃん以外は亡くなっちゃうんだけど、最初、おばあちゃんがボケボケなんですよね。それが二人になった途端、後光が差したように急に強くなっちゃう。

近藤 そうなんです。展開の流れが早すぎて、まるでジェットコースターみたいで。最後は「面白怖かった〜!」って言っていただけるのかな?と観ていただいた方の反応が楽しみです。

――なるほど、“おもこわ”! いい見出しですね。今回の作品のように、経験してよかったお仕事って他にどんなものがありましたか?

近藤 舞台ですね。ミュージカルだったんですが、歌っている最中に感極まってしまって涙したり、お客様の反応が直に見られるのがよかったです。スタンディングオベーションをいただけて、この光景を見られるなんてなかなかない経験だなって。

――いろいろとお話をお伺いしていて、17歳とは思えない感受性の高さを感じて、今後が楽しみで仕方がないです。

近藤 ありがとうございます! 今日は貴重な機会を改めてありがとうございました。楽しかったです!

大判カメラで10枚(ONE ROLL)の写真を撮影し、その写真からストーリーを紡いでいく連載「4×5(シノゴ)」 | 第14回ゲスト:近藤 華

Profile/近藤 華(こんどう・はな)
2007年8月6日生まれ、東京都出身。2021年に芸能界デビュー。2022年には14歳という若さで菅田将暉のMV『ギターウサギ』のクリエイティブディレクター&アニメーション制作も担当するなど、その表現力に注目が集まる。2024年4月クールのドラマ『アンチヒーロー』(TBS系)出演が話題を呼び、8月23日(金)公開の映画『サユリ』にも出演中。
Instagram:@hanakondo_official

photographer=斎藤 大嗣
stylist=青木紀一郎
Hair & Make-up=速水昭仁
videographer / filmmaker / director =Mo-chang-co

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この記事を書いた人

2022年に始動した、オルタナ育ちのエキセントリッククリエイティブ集団。「ガガガ」と読む。合言葉は「ヴィジュアルショック フロム ウォーターヒップ」!スチール撮影、動画撮影などのディレクションから、シューティング、スタイリング、ヘアメイク、キャスティング、デザインまでトータルでプロデュースする。STANFORD所属。

Instagram:@gagaga_tokyo

Website:https://www.stanford-group.com/creator/creator-38261/

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