「1話1話が衝撃」の三角関係ドラマ『シークレット同盟』が話題!松井愛莉、げんじぶ・長野凌大、7ORDER・長妻怜央インタビュー原作は韓国でバズった⼈気コミック
執筆者: ライター/石野志帆
松井愛莉さん、⻑野凌⼤さん(原因は⾃分にある。)、⻑妻怜央さん(7ORDER)が出演する連続ドラマ『シークレット同盟』(読売テレビ)が好評だ。原作は、韓国やアメリカなどで若者たちを中⼼にSNS で人気を博した韓国発の⼈気コミック。男性恐怖症の悩みを抱えるイケメン⼥⼦・詩杏(松井愛莉)、彼⼥に急接近する容姿端麗で狂気のストーカー・律⼦(⻑野凌⼤)、詩杏がバイトするカフェの料理⻑で絶世のプレイボーイ・蓮⾒(⻑妻怜央)。それぞれ“ワケアリ”な秘密を抱えた3⼈が繰り広げるいびつな三⾓ロマンスは、「展開が想像を超えてくる」「1話1話が衝撃」などと反響を巻き起こしている。松井愛莉さん、長野凌大さん、長妻怜央さんに、撮影秘話や衝撃度が加速していく物語後半の見どころを聞いた。
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ドロドロ感満載の三角関係を描く衝撃作!“続きが気になってならない物語”を実写化
松井愛莉はほぼすっぴん、長野凌大は女装研究、長妻怜央は“普段の自分”をオープンに……
──韓国、アメリカでバズった韓国発の衝撃的な⼈気コミックが原作の本作ですが、原作を読んだ感想やドラマ版に出演するにあたって感じたことをお聞かせください。
松井愛莉(以下、松井) なかなかハードな話なところに“韓国っぽさ”を感じ、「こんなにドロドロとした話をドラマ化するんだ!」と思いましたが、逆にそれが楽しみでもありました。原作とドラマとでは違った面も多いので、そこも含めて(ドラマ版も)楽しんでもらえたらと思っています。
長野凌⼤(以下、長野) 僕も「これ、実写化でやるんだ!」という驚きがありました。それに僕が律子役だということもあって「これ、私いけるかしら……」っていう。
長妻怜央(以下、長妻) 原作見たときに(律子が)もう入っちゃってたんだね(笑)!
長野 「できるかな……」っていう葛藤はすごくありました。でも、一読者として続きがどんどん気になっちゃうくらいこの作品をすごく楽しませていただきましたね。
長妻 僕は、すごく漫画が好きなので、原作が掲載されている漫画サイトを個人的に既に登録してたんです。なので『シークレット同盟』は見たことがあったんですよ。感情的でありながら、サスペンスや恋愛の部分を織り交ぜていて、物語としてもしっかりしていたので、気がついたら全話読み終わっていたくらい、すごく面白かったです!
──松井さんが演じられた主人公の役柄についてお聞かせください。
松井 私が演じる宇吹詩杏は、男性恐怖症で、思ったことをなかなか口に出せない引っ込み思案な女の子です。友達も少なく、あまり人との関係を持っていない女の子ですが、台本を読んだ時に想像よりも心にずっしりときたので「結構ハードな撮影になりそうだな……」と思い、覚悟して撮影に臨みました。
──松井さんは今作のためにショートヘアにされたほか、メイクアップも最小限とお見受けしました。
松井 服装もボーイッシュですし、男の子っぽくするためにほぼほぼ化粧もせずに挑みました。以前出演した別の作品で、ほぼメイクをしない役どころはあったのですが、ここまでメイクをしないのは初めてでした(笑)。
長妻 すごく肌が綺麗だったから、メイクはしてるんだと思ってました。
松井 最小限はしていました(笑)。
長妻 でも全然していないに等しかったからか、帰りも早かったです!
長野 早すぎてビックリしました(笑)。
松井 (爆笑)
長妻 今まで会った中で一番早かった!
長野 気づいたらいなかった(笑)。
松井 すぐ帰るからね(笑)。
──長野さんが演じる東條律子はどういった役どころでしょうか?
長野 僕が演じる東條律子は、なんと言ってもちょっと“やばい子”というか、“狂気のストーカー”です。(松井さん演じる)詩杏先輩に近づくために、あの手この手を使って、あぁいった身なりになっています。
──SNSでは、長野さんの女装姿によって「脳がバグる」という評判です。演じるにあたって工夫したことは何ですか?
長野 「この人はどうやって歩いているんだろう」など、日常的に女性を見るようになりました。ふとした仕草なども、身の回りにいらっしゃるスタッフさんにアドバイスをいただくこともありました。実際にやってみて「これは違うな……」っていうのを、皆さんと一緒に探りながらやっていった感じです。
──物やカバンを持つ仕草も印象的でした。
長野 めちゃくちゃ研究しました。僕は華奢な方ではあるんですけど、やっぱり男性が女性の服を着ると違和感が生まれやすいんです。普段通りの動きをしてしまうと男の子に見えちゃうので、できるだけ肩を狭めていました。
長妻 (冗談っぽい感じで)会ったときよりも肩幅狭くなっちゃったもんね?
長野 狭くなりました(笑)。歩くときもまっすぐ歩くとか、研究を重ねて頑張りました。
──周囲の反応はいかがですか。
長野 たくさんの方から連絡が来ました。ファンの方々も「まさかの女装!」っていうところで、多分最初は驚かれたと思います。
──律子は“狂気のストーカー”とのことですが、そんな律子でも憎めないところはありますか?
松井 あると思います!一途に愛するという思いだけはやっぱすごいので、そこは尊敬に値します。超ド直球のまっすぐって感じ!
長野 超まっすぐですよね。
長妻 気持ちが強すぎてコントロールが効かなくなっちゃうので、律子と付き合ったらもう大変ですよ(笑)!それだけ好きになる魅力が詩杏にありすぎるんですが、いろいろな心の扉を開いちゃった理由というのもどんどん明かされて行きますから、楽しみにしてもらいたいです。
──長妻さんが演じる蓮見結心は、“絶世のプレイボーイ”という役どころです。
長妻 普段の長妻を存分に出していければなっていうのは、撮影入る前から思っていました。普段の自分を全部オープンにして……。
長野 それ、全部の取材で言うんですか(笑)?!
長妻 個人的にはビリヤードのシーンがあるんですけど、そこの蓮見がめっちゃカッコいいので注目してもらいたいです。
松井 「俺、かっこいい!」って(笑)。でもそのシーンすごかったですよ!
長妻 ビリヤード場に友人と遊びに行ったことがあって「やっておいてよかった~」と自分にすごく感謝しました。「プレイボーイしといてよかったな~!」と(笑)。
──蓮見は一見クールな感じのプレイボーイですが、ただただ冷たい人間ではない“含みのある”印象も受けます。演技で意識した点はありますか。
長妻 そこは普段僕がすごく優しい人なんで、出ちゃってるのかもしれないですね(笑)。でも、それって結構大事で、さらっとしすぎると冷たくなりすぎてしまう。なので、裏側では「あ~、こんなセリフ、言いたくない」って思いながら言うと、そこに深みは出るのかなと思っています。
──「恋が実らないかも」という場面をもしご自身に置き換えたとしたら、どんな行動を取ると思いますか?
松井 私は諦めます!
長妻・長野 えぇぇぇぇっ!
長妻 諦めるのかいっ!
松井 はい、多分諦めるかな~。
長妻 諦めるんじゃないよっ(笑)!僕は本当に好きだったら全然諦めないっすね。もっと押します!
長野 僕は……草食系なので、勝手に引きずっちゃうかもしれないです。勝手に遠くから見て、満足して。時間が経ったら「駄目だったな……」って思いながら、ちょっと長く引きずっちゃうタイプかもしれないですね。
この記事を書いた人
TV局ディレクターや心理カウンセラーを経て、心を動かす発見を伝えるライター。趣味はリアリティーショー鑑賞や食べ歩き。海外在住経験から、はじめて食べる異国料理を口にすることが喜び。ソロ活好きが高じて、居合わせた人たちの雑談から社会のトレンドをキャッチしている。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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