松本伊代が語る息子との関係性とZ世代の強み Night Tempoの新曲コラボは「若い世代や海外の方も聴いてほしい」
執筆者: ライター/石野志帆
20代の息子2人は「自分よりしっかりしている」
――2人の息子さんが20代でsmart世代です。普段どんな会話をなさっていますか?
松本 会話はそんなにはしなくて、何か言っても「ん?」とか「しつこいな」とかいう答えしか返ってこないですけど(笑)。何か聞いても「ん?」って言うから、何回もしつこく聞くじゃないですか。そうしたら“ババババババー”って返事が返ってくるんだけど、早口で聞き取れないから、また「え?」って聞くと「もう、しつこいなー!」とか「今言っただろ?」とか言われたり……っていうのは結構あります(笑)。
――20代になったお子さんを見て、ご自身の20代の頃と今の世代とではどのあたりに違いを感じますか?
松本 “世の中の20代”というより、うちの子たちだけなのかしれないのですが「少しのんびりしてるなぁ」という感じはします。パパ(夫のヒロミさん)が20代のときは、もうちょっとあくせくしていたというか、生きていくために必死だったという感じがしますね。
――息子さんたちの強みを挙げるとしたらどんなところでしょう?
松本 「動じない」というところは強みだと思います。芸能人同士の子供なので、良いことも悪いこともいろいろ耳にしてきて、私達には知らない苦労があるのかなっていうふうには思うんです。それでも精神的には強い2人なんじゃないかって思いますね。
――社会人となって子育ての手が離れてから、息子さんたちにしてもらって嬉しかったことはありますか?
松本 子供たちが小さかった頃「大人になったらどんなことをしてもらいたいですか」と聞かれると「車で迎えに来てもらいたいです」とか「送ってもらいたいです」とか言っていましたけど、それは叶ったかなって思っています。今や息子たちの方がしっかりしている感じです。「こんなことも知らないの?」と言われながら、息子たちからいろんなことを教わっていますね。
――ヒロミさんのYouTubeチャンネルを観ていても家族から愛されているのが伝わってきます。
松本 パパが私のことを「ママ、ママ」って言うから、(自分たちも)言わないと怒られると思っているんだと思います(笑)。だから、息子たちはお付き合いする人や今後結婚する人に対してもっと優しくできるだろうと思いますね。
この記事を書いた人
TV局ディレクターや心理カウンセラーを経て、心を動かす発見を伝えるライター。趣味はリアリティーショー鑑賞や食べ歩き。海外在住経験から、はじめて食べる異国料理を口にすることが喜び。ソロ活好きが高じて、居合わせた人たちの雑談から社会のトレンドをキャッチしている。
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お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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