恋愛相談の最中に思わず写真を撮り始める俳優・古屋呂敏。ネイティブとしての英語力を武器に世界へ【インタビュー後編】BL作品『恋をするなら二度目が上等』でのW主演が話題
執筆者: クリエイティブ集団/画画画
毎回様々なジャンルで活躍するゲストをモデルに迎え、大判カメラで10枚(ONE ROLL)の写真を撮影し、その写真からストーリーを紡いでいく連載「4×5(シノゴ)」。「4×5」という連載名は、大判カメラで使用されるシートフィルムのサイズが由来です。第10回のゲストは、モデル/役者/カメラマン/映像クリエイターとして活躍する古屋呂敏(ふるや・ろびん)さんをフィーチャー。『恋をするなら二度目が上等』(MBS/TBSドラマイズム枠)での長谷川慎さん(THE RAMPAGE)とのW主演も話題の古屋さんに、後編のインタビューではマルチに活躍するモチベーションの源を伺いました!
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古屋呂敏インタビュー前編スタート!
フォトグラファーへの興味のきっかけは、ドローン!
――前編ではモデルから役者まで、これまでのキャリアの流れを伺いましたが、僕たちがぜひ呂敏さんに聞いてみたかったのは、自宅での撮影秘話について(笑)!
古屋呂敏(以下、古屋) 『踊る!さんま御殿!!』さんでお話しさせていただいたエピソードっすね(笑)。
――自宅で恋愛相談に乗りながら、慰めるんじゃなくて流した涙が綺麗だったから、その場で写真を撮ったという……本当なんですか、その話!?
古屋 本当です(笑)。でも、あれは本当に仲のいい人だったので、全然いいんじゃないかなと。全然やましい気持ちとかなくて、純粋に被写体として綺麗だったから「撮らなきゃ!」 ってなったんですよ。自宅のリビングをスタジオみたいな白ホリっぽい感じにしていて。そこで結構、友達のモデルさんとかを撮影することが多いんですね。その時は、一緒にお酒を飲みながら話してるうちに、その女の子が泣いていちゃって……。「あ、綺麗。ちょっとそこに立ってくれない?」みたいな。
――リビングがスタジオみたいになってるっていうのも、まぁまぁ衝撃なんですが。
古屋 いや、これって僕がミニマリストであるということとも繋がってくるんですけど、本当に家をスタジオみたいにしたいってなると、モノを減らさないと無理じゃないですか。広いスペースを作るためにソファーとかも小さいやつになって、要らないモノを減らして、家具を置くとしても撮影で使えそうなものにしてって。そのうち、撮影用に黒い服しか着なくなって……。
――なるほど。そこから表現としてのカメラ撮影にグッと寄っていったと。
古屋 こういうと順調に点と点がつながって線になったように聞こえるかもしれないんですが、当時はもうやりたいことをやってただけで。撮りたいから撮るっていうか。
――そもそもカメラとの出会いはどんなきっかけがあったんですか?
古屋 実はスチールってよりも、映像、それもドローンがきっかけだったんです。まだ日本にドローンがそんなに入ってきてなかった頃に、海外のYouTubeではドローンの映像がめちゃくちゃバズっていて。それが面白くてドローンを買って、そこからムービーもスチールも、カメラにどんどん興味が湧いていったんです。
この記事を書いた人
2022年に始動した、オルタナ育ちのエキセントリッククリエイティブ集団。「ガガガ」と読む。合言葉は「ヴィジュアルショック フロム ウォーターヒップ」!スチール撮影、動画撮影などのディレクションから、シューティング、スタイリング、ヘアメイク、キャスティング、デザインまでトータルでプロデュースする。STANFORD所属。
Instagram:@gagaga_tokyo
Website:https://www.stanford-group.com/creator/creator-38261/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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