エイベックス所属の俳優だけで作り上げる舞台プロジェクト「ACTORS STAND」始動!出演の中山優貴、松村 優、砂川脩弥インタビュー
執筆者: ライター・エディター/佐藤玲美
東京じゅうの二郎系ラーメンを制覇したいという野望も?
――今回の舞台で楽しみにしていることは?
松村「初対面の方が多いんですけど、同じ事務所同士なので仲良くなっていけたらいいかなと思っています」
砂川「作品のキャストが全員、同じ事務所の方っていうのもなかなかないことで、他の舞台とは違う色を出せるんじゃないかなと思います。現場の雰囲気も違うだろうし、そういう意味でも楽しみです」
中山「キャストがエイベックスということはスタッフさんもエイベックスの方が多いと思うんですよね。普段は挨拶程度でなかなか話す機会がない方もいっぱいいるので、そういう方とも色々交流ができたらいいなと思います。会社一丸となって、これからもっともっと盛り上げていける起爆剤になったらいいなと思いますね。あとは、同じ事務所だからこそわかりあえることもあると思うんですよね。同じ事務所だからこそ話せることもあると思うので、舞台以外の部分でもいろんな交流ができるのが楽しみです」
――smartはメンズファッション誌なのですが、この春のファッション計画を教えて下さい。
中山「僕は服がすごく好きなんですけど、特にパーカが楽しめる春や秋がめっちゃ好きなんです。パーカを中心にラフでカジュアルな服は買い足したいなっていうのと、普段はシンプルなモノトーンが多いので、水色っぽい色味だったりとかブルー系の服が欲しい。シンプルな着こなしの差し色として使いたいなと思っています」
砂川「僕はゆったりしたサイズ感の服が好きなので、ワイドパンツとか、オーバーサイズのスウェットとかが多いんです。よく考えたらタイトな服って一枚も持ってないかもしれない。なので、アウターがなくなるタイミングで、ちょっとタイトめなスタイリングにもチャレンジしてみようかなと思っています。僕ね、体が大きいんですよね」
松村「ジャケットとか似合いそうですけどね」
砂川「春ってライダース(ジャケット)、着たりする?」
中山「全然ありだと思うよ!」
砂川「僕ね、人生で一度もライダースを着たことがないんです。実は二着持っているんですけど、一回も着ていなくて」
松村「着ないんだったらください(笑)!」
砂川「いや、だから、この春こそは着たいなと。ワイドパンツで合わせるのとかもあり?」
中山「全然いいと思うよ」
砂川「スキニーなボトムにパーカを着てその上にライダースっていうイメージがあって、スキニーデニムは持ってないし……って思っていたんだけど、ちょっと挑戦してみようかなと」
松村「僕も着たい服はいっぱいあるんですけど、いつも選ぶのは同じような服ばかりになっちゃうんです。お洒落を決め込んで外出するのもなんか恥ずかしいっていう気持ちがあって。そんなに張り切ってお洒落して、誰に見せるんだよ、って思っちゃう。色々買うんですけど、合わせ方もわからないので、雑誌を読んでこういう組み合わせ方もあるんだって勉強して、奇抜な着こなしにもチャレンジできる春にしたい。いろいろ買い物もしたんです」
中山「何を買ったの?」
松村「春ニットとかスウェットとかを買いました。買うのは好きなんだけど、袖を通さないままの服が多いので、いろいろ毎日のコーディネイトに取り入れていきたいです」
――お稽古中は練習着のジャージではなく、お洒落にもこだわっていただきたいですね。
松村「できたら毎日違うコーディネイトで行きたいです」
――そして、現在ハマっていることやおうち時間に楽しんでいることを教えて下さい。
中山「僕はワンちゃんを飼っているので、ワンちゃんと散歩するのが毎日の楽しみ。散歩コースって同じになりがちなんですが、あえて気分を変えて通ったことのない道を選んだりしているんですけど、そうすると新しいお店やカフェに出会ったり、思わぬ抜け道を見つけたり。いろいろ新しい発見があるので、いろんなコースを開拓中です。あとは、お花が好きで、人に会えないコロナ禍のときから始めたのが、お花の定期便。定期的にお花屋さんが花束を送ってくれるサービスなんですけど、もう2年くらい続けています。花束が届くと自分で適当な長さに切って花瓶に挿すんですが、最近、お花を活けるのがちょっとうまくなってきた気がします(笑)」
砂川「僕は今年の11月で30歳になるんですけど、今まで一度も海外に行ったことがないんです。だから、30歳になるまでに海外旅行に行きたいなと思っていたのですが、スケジュールはすでに8月くらいまで埋まっていまして。ちょっと海外に行くっていう目標は果たせないかなと思っていて。それで最近ハマっているのが『クレイジージャーニー』というテレビ番組。お酒を飲みながら、海外の映像を見て行った気分になって楽しんでいます」
中山「どこに行きたいとかあるの?」
砂川「いっぱいあるんですけど……」
松村「ベトナムとか似合いそう」
砂川「それ、顔で言ってるよね(笑)?」
松村「いや、なじみそうだなって(笑)」
砂川「海外に一度も行ったことがないから、ちょっと怖いっていうのもあるので、まずは近場のアジア圏とかから始めようかなっていうのはあります」
松村「一人でですか?」
砂川「いや、誰かと一緒に。一人だと帰ってこられなくなっちゃいそう(笑)」
松村「僕は動画編集を勉強したいなと思っているんです。YouTubeを始めたいなと思ってはや2年が経過していまして(笑)。いつもギリギリのタイプなので、何かに迫られないと全然やらないタイプ。なので、今年こそは、動画編集ができるようになりたいなと思っています。あとは、ラーメンが好きで『ラーメン二郎』によく行くんですけど、東京じゅうの二郎系をすべて制覇したいなと思っています」
――味って違うんですか?
松村「全然違います。僕がよく行くのは目黒なんですけど、そこは非乳化で醤油の味が強いんです。それに対して、三田本店は乳化していて脂の甘味が感じられるんです。他にも甘かったり辛かったり、色々あって、二郎系、二郎インスパイヤー系もそれぞれ違うので、今年中に東京中の二郎系を全部回りたいなって思っています。なので、稽古中もニンニク臭いかもしれません(笑)。二郎系だけじゃなくてラーメン屋巡りが好きなので、アプリのラーメンマップとかを見て、評価の高いところに食べに行ったりもしているんです。なので今年はグルメな一年にしていきたいです。二郎行ったことあります?」
砂川「僕は行ったことないな」
中山「1回しかないかも」
松村「じゃあ、一緒に行ってみんなでニンニク臭くなりましょう(笑)」
(了)
Profile/中山優貴(なかやま・ゆうき)
1991年4月2日生まれ、千葉県出身。2009年『第22回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でGREE賞を受賞。14年4月、SOLIDEMOのメンバーとしてメジャーデビュー。俳優として、ドラマ『母になる』や、ドラマ『下町ロケット』、舞台『おそ松さん on STAGE~SIX MENS SHOW TIME~』などに出演。
Profile/松村 優(まつむら・ゆう)
1996年1月6日生まれ、奈良県出身。2015年、『BoysAward Audition』を経て芸能界入り。主な出演舞台作品は、ミュージカル『テニスの王子様 3rdシーズン』、『BLACK BIRD』、タクフェス第7弾『流れ星』、『死の泉』、『Les Misérables ~惨めなる人々~』、『春風外伝 2021』、『滄海天記』シリーズ、『誰ガ為のアルケミスト』、『ホロー荘の殺人』、『漆黒ノ戦花』、ミステリ・ミュージカル『ルームメイトと謎解きを』など。
Profile/砂川脩弥(すなかわ・しゅうや)
1994年11月17日生まれ、沖縄県出身。2016 年にGirlsAward×avex『BoysAward Audition』でBoysAward賞を受賞。2019年、『仮面ライダーゼロワン』で滅/仮面ライダー滅役を演じ注目を浴びる。近年の主な出演作に、ドラマ『絶対BLになる世界vs絶対BLになりたくない男』、舞台ではミュージカル『薄桜鬼』シリーズ、『GARNET OPERA』、本能バースト演劇『sweet pool』、『弱虫ペダル』シリーズ、『鬼神の影法師』など。
ACTORS STANDとは?
「エイベックスの俳優陣が集う場」として、若手俳優を中心に演技経験を積んでいくための機会を自社で創出し、俳優とクリエイター陣の橋渡しとなることを目的に創設。4月より行われる『ACTORS STAND vol.1』は、新進気鋭のクリエイター陣をマネジメントするAOI biotopeとタッグを組みコンテンツを開発。自身も俳優として活動しながら、様々な作品の脚本や監督を務め”鬼才”として名を馳せる大野大輔氏が演出と脚本を務めることが決定。
ACTORS STAND第一弾作品は『無垢ども』
大野大輔脚本&演出に夜完全オリジナル作品。俳優陣が弁論をテーマに言葉でぶつかり合うブラックでシニカル満載な青春活劇。
STORY
私立鳩矢谷高校の一年生・遠山一華は熟成肉に魅せられ、校舎裏にあるウサギ小屋でブロック肉をドライエイジングしていたところ、動物の死骸が吊るされていると勘違いした用務員に通報されてしまう。事態を重く見た主幹教諭は一華を校内のカウンセリングルームに通わせるが、そこに全学闘争委員会のリーダー・伊吹が現れる。やがて一華はジェンダーレス制服を巡る熾烈な学内闘争に 巻き込まれていくのだった……。
作品概要
- 日程:2024年4月17日(水)~21日(日)
- 場所:赤坂RED/THEATER
- 脚本・演出:大野大輔(AOI biotope)
- 公式HP:https://actors-stand.com
出演
平美乃理、花音、福山絢水、中山優貴、松村優、桑畑亨成、佐藤颯人、高柳明音、砂川脩弥
撮影=大村聡志
インタビュー&文=佐藤玲美
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この記事を書いた人
東京在住のライター・エディター。『smart』『sweet』『steady.』『InRed』など、ウィメンズ、メンズを問わず様々なファッション誌やファッション関連のwebでライター&編集者として活動中。写真集やスタイルブック、料理本、恋愛心理、インテリア関連、メンタル&ヘルスケアなどの本の編集にも携わる。独身。ネコ好き。得意ジャンルはファッション、ビューティー、インテリア、サブカル、音楽、ペット、料理、お酒、カフェ、旅、暮らし、雑貨など。
Instagram:@remisatoh
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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