【プロカメラマンが絶賛した「ライカ ゾフォート2」】操作性も抜群でオフに愛用したい!59,400円という価格もGOOD
執筆者: フォトグラファー/田中利幸
カメラの使い勝手をチェック!
レンズはライカ ズマール f2/2.4mm(35 mm判換算焦点距離約28 mm相当) 。35mm判換算28mmのやや広角寄りのレンズは旅先でのスナップ撮影などに使いやすい焦点距離です。
銀色のボタンがシャッターです。ボタンの縁がなだらかになっていて、触り心地が良く、操作感に優れています。
本体前面にもシャッターボタンがあります。カメラを縦に構えたときに人差し指くらいの位置にボタンが来るので、操作しやすいです。
ボタンの印字や、液晶画面の文字など、背面は縦での操作がデフォルトのデザインとなっています。シンプルなメニュー構造なので、特に操作で迷うようなことはありません。背面液晶はやや反射するので、屋外では少し見えづらい場面がありました。
本体上部にあるダイアルでフィルムスタイルを、レンズ枠部分を回転させることでレンズエフェクトを選択できます。それぞれ10種類ずつあるので、100通りの組み合わせが可能です。背面にあるFNボタンで好みのスタイル×エフェクトの組み合わせをお気に入りとして登録できます。登録しておけば、使いたいときにすぐに呼び出すことができて便利です。
個人的には、ブルーのフィルムスタイルと、ノーマル・ソフトフォーカスのレンズエフェクトの組み合わせが気に入りました。
本体はバッテリー式で、底面に充電用のUSB-C端子があります。バッテリーフル充電で、約300枚撮影可能とのことなので、1日中スナップ撮影しても持ちそうです。隣にはmicroSDカードスロットがあります。カメラ本体には内蔵メモリーがあり、約45枚の写真を保存できます。
フィルムパックを入れた状態の実測で、約340gと軽量です。オフの日に持ち出すのも億劫にならない重さとサイズ感なので、休日のお出かけなどで活躍してくれそうです。
幅123mm×高さ87mmの本体は、コンパクトなので女性でも扱いやすいサイズ感です。
レンズキャップはマグネットで付くようになっています。
キャップにライカのロゴが入っているのですが、適当に取り付けてもロゴが正対するようにくっ付きます。この感覚が結構気持ち良くてクセになります。取り外しやすく不意に取れてしまう心配はしなくても大丈夫なような、絶妙な磁力でのハマり具合です。
次のページ>>「ライカゾフォート2」はアナログとデジタルの良いとこ取り
この記事を書いた人
雑誌・WEB など、人物撮影から物撮りまで幅広く活躍中 。高校時代に PC にハマり、独学でプログラミングを学び簡単なゲームなどのプログラミングをしていた。 仕事での撮影や PC 作業など“効率よく快適に”をモットーに、最高に快適な環境を作るべく、機材やガジェットを日夜探し求めている 。趣味で機材・ガジェットなどの買ったものをレビューするブログ「Tanaka Blog」を運営。
Instagram:@toshiyuki_tanaka_photographer
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
この記事をシェアする
この記事のタグ