【キングオブコント2023準優勝】芸人・カゲヤマの“愛され力”に迫る。コンビ結成の口説き文句は「組んだら200%売れる」だった!?
執筆者: ライター/山口菜摘
キングオブコントでの
衝撃的なコントの裏話とは?
――最近ハマっている趣味などはありますか?
益田「キングオブコントの1回目のネタにお尻を出すコントがあるんですけども、決勝前に『できるだけお尻を綺麗に見せたいな』と思って、大会期間中の2カ月間くらいスーパー銭湯の塩サウナに週3〜4で通ってお尻をスクラブしたり、お尻専用のせっけんを買って毎日のお風呂でお手入れしたりしていて、それが趣味ですね」
――(笑)。そういえば春とヒコーキさんのラジオで、キングオブコントの舞台の袖からお尻の大事な部分がしっかり見えるという話を聞きました。
益田「準々決勝までは丸出しだったんですが、準決勝からはしっかり隠してます(笑)」
――なるほど、安心しました(笑)。
益田「いつお尻を見せるときが来るかわからないから、みんなにも『お尻はしっかり綺麗にしておけよ』ということだけ伝えたいです」
タバやん。「大丈夫かな? 書けますか? 僕は、料理だったり、ギターだったり、生き物が好きで、うさぎや鳥、爬虫(はちゅう)類を飼っていたりと割と多趣味なほうなんです。広く浅くいろんなことにチャレンジするというか、いろんなものに興味があるんですよね。最近はビリヤニ作りにハマっていて、スパイスの配合が難しくて、少し量を変えただけで全然味が変わってくるから、奥が深くて楽しいんですよ」
カゲヤマの出会いは「かましあい」から
――出会ったときの印象と今思うことは?
タバやん。「益田は同世代の友達や先輩に好かれる人間なんですよ。話しかけやすい見た目というのもあると思うんですけど、友達が多かったり、今でもカゲヤマの窓口的存在で、まず最初に他の芸人さんとコミュニケーション取ってくれるのは益田ですね。僕は逆に話しかけづらい見た目なので、ありがたいです」
益田「別にコミュニケーション能力が高いわけじゃないんですけどね(笑)」
タバやん。「しゃべり方とかもマイペースなので、みんな芸人が面白がってくれる。ただ、芸人以外の社会人にはずっと怒られてますね。一緒にエアコン清掃のアルバイトをしていたんですけど、なにも悪いことをしていないのに、急に怒られたりするんです(笑)。普通の大人からしたらマイペースなところが気に触るのか、でも別にトロトロしてるわけじゃないんですけど、そう見えるみたいで。だから芸人が一番向いているみたいです」
益田「バイト先でめちゃくちゃ怒られます。もちろんミスもしますけど、全然悪くないのに怒られることもたくさんあるんです。タバやんの印象は、中学のときにさかのぼるんですけど、クラスで仲良くなった子がいて、その子がタバやんと同じ小学校で、僕にタバやんを紹介してくれたんです。そのとき、タバやんがハサミを使って工作していて、共通の友達が僕を紹介してくれたら、タバやんが『益田くん、よろしく。乳首切っていい?』って」
タバやん。「子供のころのノリですよ!」
益田「なんだこいつ、と思いつつ、僕もひるんじゃだめだな、と思って上裸になったんですよ。そしたらタバやんもハサミを乳首に近づけてきて、最終的に友達が止めて終わったんですけど、それが最初の出会いですね(笑)」
タバやん。「かましあいですよね。こっちも引けないんで」
益田「友達が止めてくれてよかったな、って」
ふたりだったら200%売れる確信がある
――そんな出会いから一緒にサッカーをする仲になり、後々コンビを組むわけですが、コンビ結成のきっかけは何だったんでしょう?
タバやん。「それは僕が益田を誘いました。益田は当時大学生で就活中、僕はフリーター。もともと芸人を目指していて、相方が欲しいなって探していたんですけど、一緒にサッカーをやってきて益田が面白いとずっと思っていたので、『僕はひとりでも100%売れるけど、益田と組んだら200%売れるから組んでくれ』って誘いました。売れるまで15年かかったんですよ(涙)」
益田「まだ売れてはないよ! 言ったよな、200%って(笑)。まだ200%ではないよ」
タバやん。「キングオブコントの決勝までは連れて行ったから許して。若い頃ってそういうセリフ言っちゃうんだよね(笑)」
――誘われたとき、益田さんはどんな気持ちでしたか?
益田「言われるがままにNSCに入って、芸人になってって感じだったんですけど、そのセリフは覚えてます(笑)。印象的なセリフだったので」
次のページ>>カゲヤマの“愛され力”の源に迫る!
この記事を書いた人
CM制作会社、出版社で女性誌、男性誌の編集を経てライターに。ヨガとキックボクシング、ダンスなどに励むべく、スポーツジムに週5で通うものの食欲に負けてしまう万年ダイエッター。美容やお笑い、音楽、漫画、韓国ドラマなどが好き。
Instagram:@yam_yam_guchi
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
この記事をシェアする
この記事のタグ