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三吉彩花がナックルでとにかく殴りまくる!Amazonスタジオが贈る話題の日韓共同映画『ナックルガール』美しき“バトルヒロイン”がここに爆誕

執筆者: ライター/TOMMY

映画『ナックルガール』主演の三吉彩花

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『梨泰院クラス(六本木クラス)』などで知られる、韓国Kakao発の同名Webコミックを原作に、豪華日本人キャストと気鋭の韓国人クリエイターで贈る、本格アクション映画『ナックルガール』が11月2日よりPrime Videoにて世界独占配信スタート! 日本のAmazonスタジオ製作、韓国の映画制作会社クロスピクチャーズ (Kross Pictures)と共同で作り上げた初の日韓共同作品で、記念すべき主演に抜てきされたのは、アジア圏を中心に、モデルや俳優としてグローバルに活躍する三吉彩花さん。

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将来を有望視されるボクサー役を演じるにあたり、クランクインの約半年前から過酷なトレーニングを積み重ね、自身を限界まで追い込んで今作に挑んだそう。今作を“自身にとっても大きな挑戦となる作品”と語る彼女に、日本と韓国という環境も言語も異なる国のスタッフが集結して進められたクリエイティブについて、本格アクション作品としての見どころについて、厳しい撮影期間中に疲れた心と身体を癒してくれた存在について……などなど気になる諸々を、思いつくままに聞いた。

ナックルで人を殴るなんて
まず経験しないじゃないですか。

――作品を鑑賞させていただきました。いやぁ~しかし今回は作中でずっと動きまわっていましたね。


三吉彩花(以下、三吉) そうなんですよ、ずっと動いてました。

――かなりハードなアクションや、日本刀 VS ナックルのバトルとか、闇格闘技場とかヤードでの特訓、廃車になったバスで寝泊まりなどなど、男の子の好きな要素が詰まっている作品だなと。まさに漫画のような設定や舞台装置で、42歳のオジさんはとても興奮しました。

三吉 なるほど(笑)。この作品の感想をご覧いただいた皆さんにいただくんですが、年齢や性別によって着眼点も違って面白いですね。

――また本作は、Amazonスタジオ製作による初の日韓共同作品となります。三吉さんは韓国がお好きということでも知られていますが、出演オファーが来た時の率直な感想を教えてください。

三吉 韓国はすごく好きですが、ファッション以外のエンターテインメントの世界での映像を作るというクリエイティブを一緒に行う機会が、これまでも多かったわけではないので、韓国のクリエイターたちと一緒に作っていく世界をちょっと見てみたいという気持ちがあって。なので率直な感想としては「本当に面白そうだな」と思いました。

――本作は、韓国Kakao発のwebコミック『ナックルガール』が原作となっています。実際に読んでみると分かるんですが、縦スクロールということもあって、日本のマンガとはまた違った感覚ですよね。

三吉 そうですね。マンガの読み方自体もそうですが、フルカラーというのも含めて自分の中では結構新鮮で、すごく面白かったです。コマ割りされている日本の作品とはまた違って、すごく立体的に見えるというか。映像化したら、きっともっとスケールが大きく感じられて素敵だろうなと思っていました。

――確かに。コマではなくシーンごとに読んでいくのは、映画など映像作品に近いイメージかもしれません。マンガでもそうであるように、日韓共同作品ということでこれまで出演した作品と違う部分もあったかと。

映画『ナックルガール』主演の三吉彩花

三吉 今回の作品では、スタッフが韓国の方と日本の方で半々くらいだったんですが、我々もスタッフ同士も通訳の方を通じてコミュニケーションを取っていました。お互い環境も言語も違う者同士が、1つのエンターテインメント作品を作るために、ものすごく沢山のコミュニケーションを、率先して取るようにするという姿勢がすごくイイなって思いました。私たちは相手のことを理解したいし、相手も私たちが自国の作品をどうやって捉えるのか、どうやってモノ作りをしていくのかを知りたい。そういった部分を手探りで共有し合いながら進めていく面白さがすごくあって、日韓協業ならではの醍醐味だなって感じました。

――それぞれの国でやり方の違いってありましたか?

三吉 作品のチームごとにやり方も全然違うので、あくまで今回の現場においてのことだと思うんですが、日本の撮影チームは、照明やカメラ位置、段取りなどを丁寧に確認してから、万全な状態で本番に臨むというやり方でしたが、韓国の撮影チームの場合は、「まずは1回、本番をやってみよう!」というスタンス。とにかく新鮮な感覚を逃さないように、ライティングなんかはやってみてから考えようみたいな。そういったクリエイティブの進め方の違いがある中での撮影はすごく面白かったです。

――香港のアクション映画なんかも台本は撮影当日に渡されて、その場で演技指導しながら撮影を進めると聞いたことがあるので、その感覚ですね。そして本作で三吉さんが演じるのが主役の橘 蘭。改めて、どういった役なのか教えてください。

三吉 蘭は複雑な家庭環境で育ち、自身の生き甲斐でもある妹の成長を見守りながら、プロボクサーを目指している女性です。頭で考えるよりも即行動に移すタイプで、とにかく前のめりに突き進んでいっちゃうような性格。そこが彼女の強みでもあり弱みでもあるし、それでいて家族や仲間に対しての想いが強く、とても人間味に溢れていて感情移入しやすいキャラクターでした。

――少年漫画の主人公みたいな女性ですよね、己の信念を曲げず前進し続ける感じとか。で、そんな蘭は”とある理由”から、突然姿を消した妹を探すことになり、戦いに身を投じていきます。本作では厳しいトレーニングにより鍛え上げられた三吉さんの姿も見どころですが、実際どんなトレーニングをされていたんですか?

三吉 今回はプロを目指すボクサーという役なので、これまで自分がやってきたトレーニングとは全く別のアプローチで、プロのボクサーの方々と一緒にボクシング選手に見えるようになるための本格メニューを撮影に入る前からスタートし、クランクインの約半年前からは韓国チームも交えて、まるで合宿のようにひたすらアクションのトレーニングを行いました。アクション撮影中は長時間動き続けることになるので、まずは基礎体力向上。ランだったり腹筋運動や腕立てなどのフィジカルのメニューだったりを色々と組み合わせていきながら、とにかくずっとスタミナを消費させるトレーニングに励みました。

この記事を書いた人

メンズファッション誌やモノ系のWEBメディアを中心に、ファッション、モノ、アイドル、ホビーなどの記事を執筆するライター/編集者。プライベートでは漫画、アニメ、特撮、オカルト、ストリート&駄カルチャー全般を愛する。

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