山本舞香の「“好き”と“大切な友人”を紹介」した初のフォト&スタイルブックに込めた想いとは?
執筆者: ライター/戸谷祐貴
――この作品では、橋本環奈さんをはじめ計3名の方が友情出演して対談をされていますが、どんな理由でキャスティングされていましたか?
山本:純粋に仲のいい身近な友達を呼ばせてもらいました。今回出演してくれた3人は、毎年誕生日をお祝いし合ったり、しょっちゅう一緒にいるんです。なので、この作品でも私たちらしい普段の姿を撮影してもらおうっていう気持ちでした。対談中も仲がいいからこそ、気取らずに普段と変わらない状態で会話していたと思います。
――飾らないありのままの姿は、誌面からも伝わってきました。ちなみに、「3つの顔=コーデ」というのはご自身のアイデアなのですか?
山本:そうですね。周りから言われて気づいたことなんですが、私自身家にいるときや外に出てるとき、そしてカメラを向けられているときなど、本当は7個くらい顔があって、どれが自分か自分でも分からないときがあるんです。お芝居でその役に入り込んでいると、「本当の自分ってなんだっけな?」って思ったりする瞬間もありますし、それで疲れちゃうことも……。なので勘違いされてしまうこともありますが、そんな部分も含めて私なので、それを知ってほしいなという想いで3つの顔という企画を作ったんです。
――そういう経緯だったのですね。内容も盛りだくさんですが、撮影で印象的だったことはありましたか?
山本:やっぱりフォト&スタイルブックっていうだけあって、普段使っているモノや着ている洋服まで忠実にお見せしています。それに、160ページあるので相当な服の量でしたし、メイクもそうですし、すごく大変でしたけど頑張ってよかったです。韓国での撮影もわちゃわちゃしながら楽しく撮影できていましたし、本当に1ページ1ページがとても素敵に、私らしい顔で撮ってもらっているなって思いました。
――リラックスした状態で撮影に臨めていたんですね。では、これで最後の質問にさせていただくのですが、またこういったスタイルブックに挑戦するのであれば、次はこうしてみたいなど理想があれば教えてください。
山本:今回の撮影でもそうだったのですが、ヘアメイクさんやスタイリストさんにカメラマンさん、そしてマネージャーまで本当にプライベートでも仲がいいスタッフさんたちばかりで。そんなチーム、メンバーで、旅行気分でラフに撮影ができたらきっと楽しいだろうなって思っています。例えば家族も一緒に連れて行ってみたりとか。そういうタイミングが来たらいいなって。
――今回のスタイルブックもそうですけど、山本舞香さん含めたチームみんなで作り上げたいといったイメージなんですね。
山本:1冊に関わってくださる全員で作り上げたものなので、私の名前で発売されていますけど、1番後ろのページのクレジット部分に載っている通り、色んな方が関わってくれています。そこに感謝の気持ちを持ちつつ、この本がみんなの手元に届くと嬉しいなって思っています。
(了)
Profile/山本舞香(やまもと・まいか)
1997年10月13日生まれ、鳥取県出身。『鳥取美少女図鑑』でスカウトされ、2011年に大手企業のイメージ広告に抜てきされ芸能界デビュー。同年、ドラマ『それでも、生きてゆく』で女優デビュー。その後、さまざまな作品に出演。今ではドラマ、映画のみならず、CMやモデル、バラエティなどマルチに活躍している。テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『今日からヒットマン』が毎週金曜23:15から放送中。
山本舞香公式Instagram:@yamamotomaika_official
山本舞香公式X(旧Twitter):@maika_style
『Bailar』
発売中/2,420円/宝島社
※記事中の写真はすべて『Bailar』(宝島社)より
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この記事を書いた人
ストリートカルチャー雑誌の編集部とファッションPR会社を経て、2022年に独立しフリーランスのライター/エディター/ビデオディレクターとして活動中。プライベートでは、長年続けていたスケートボードをお休みし、ランニングとフグの飼育に没頭。
Instagram:@_yukitoya
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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