【“コストコ難民”を救う最新サービス】駅でのロッカー受け取りから少量小分けでの購入まで。“価格も嬉しい”コストコお買い物体験レポ

この記事の画像一覧を見る（34枚）

都内にあるコストコは、町田市にある多摩境店のみ（2023年5月現在）。コストコ好きな都民であれば神奈川県や埼玉県の店舗まで足を延ばす必要があり、その際も大型商品が多いため車は必須。そのうえ年会費の支払いも必要……となると、「関心はあるけど行く機会がない……」という人も少なくないだろう。そんな都内の“コストコ難民”に救いの手を差し伸べるサービスが、いま続出中！今回は、その中から2つの最新サービスを体験し、レポートする。

「丸亀製麺“俺たちの豚汁”シリーズ新作はやみつきになるぞ…」今年は“豚汁×トマト”!?パンチが効いた濃厚豚汁にトマトの味わいがGOOD

割安感アリでリピーター多数！
鉄道事業者の強みを活かした
西武の“駅配サービス”
『BOPISTA（ボピスタ）』

『BOPISTA（ボピスタ）』は、株式会社西武ホールディングスが現在実証実験中の“駅配サービス”。池袋、西武新宿、高田馬場といった西武鉄道沿線をはじめ、紀尾井町や丸の内などにある10カ所17拠点のスマートロッカーで商品を受け取ることができる。花やお菓子といった専門店の商品がラインアップされているが、中でも人気なのがコストコの商品だ。

屋外でも温度管理が可能な冷蔵ロッカーが導入されているため、通常の通販では買いにくかったコストコの惣菜や生鮮品の受け取りが可能になっている。

コストコ入間店で仕入れた商品を、「電車を使って輸送（一部を除く）し、駅や商業施設のロッカーへ」という、鉄道事業者の西武ならではの強みを活かした方法で配達されることから、注文から最短3時間で受け取れるというのが驚き（※注文時間や商品によって異なる場合あり）！この輸送方法は、すべての輸送をトラックで行った場合と比べてCO2排出量を85％も減らせるんだとか。さらにすごいのが、その割安感。コストコの転売サービスでは、実店舗で購入するより本体価格を若干高めにしている場合が多いのだが、23年5月現在実証実験中だという『BOPISTA』の商品価格は、基本的に店舗とほとんど変わらない（2023年5月現在）。

コストコ名物の一つ、『プルコギビーフ』や『イタリアンティラミス』も店頭価格とほぼ同じ。

ハワイで有名な『ホノルルクッキーカンパニー』のクッキーもこの価格！手数料（注文金額によって変動。2023年5月現在、上限800円）はかかるが、コストコ利用にかかる費用をかんがみても、かなりお値打ちにゲットできると言っていい。

早速スマホで注文し、受け取りに来たのは西武池袋線練馬駅にある専用ロッカー。

専用アプリをあらかじめダウンロードしておけば、スマホで開錠できて簡単だ。

注文は24時間可能だが、自分で指定した時間から1時間以内にロッカーを開錠して商品を受け取る必要がある。

どーん！！さすがのコストコ商品。なかなかの迫力！

今回購入したのは3点。まず紹介したいのは、ダイエットの味方として根強い人気がある『オイコス ヨーグルト プレーン・砂糖不使用（ダノン）』のダース買い！

12個で￥1,098（税込）はどう考えてもお買い得だ。

さらに、『USAビーフタン厚切り焼き肉用』（税込￥4,461）も購入。

100gあたり税込￥598（23年5月現在）で、タンとしてはリーズナブルな価格。贅沢な厚さが特徴的で、その厚みなんと1.4mm！これほど上質なタンは、スーパーでは手に入れにくい。

肝心の味は、厚みがありながら柔らかく、肉汁がしたたりジューシー。おうち焼肉でこのタンが出てきたら嬉しすぎるし、BBQでコレを持参したらヒーローになれるレベル！！

お惣菜はどんな感じなのか、『シュリンプ＆サーモンチョレギサラダ』（税込￥1,980）も注文。

ざっと4、5人前でシェアするのに十分な量だが、1、2人でも2回くらいに分ければ食べきることができるだろう。

エビ・サーモンの量が多いのが超嬉しい！！満足度が高いまま最後まで味わうことができるので、飲み会や外食が続き食生活が乱れがちの人にもおススメできる一品だ。

コストコ商品をスマホで注文し、ロッカーで受け取れる『BOPISTA』。大きなメリットは、自分の生活動線のついでに駅で気軽に受け取れること、そして本体価格がコストコ店頭とほぼ同じだという割安感ということになる。リピーターが多いというのも頷（うなず）ける、納得のサービスだった。

次ページ>>独身者・核家族の念願、“小分け購入”ができるコストコ専門のネットスーパー『SocToc』