【受験勉強法YouTube動画が話題に】新・女子大生“もか”が語る受験秘話と理想の大学生活とは？

大手YouTuber事務所であるVAZとの連載インタビュー企画【VAZによるVAZらせ講座】。今回は6人組男女YouTubeチャンネルのCulTV（カルティービー）と4人組女性YouTubeチャンネルのMelTV（メルティービー）のレギュラーメンバーで、個人でもYouTubeチャンネル「もかるーむ」を持つもかさんです。この春から大学生としての新しいスタートを切った彼女は、動画でも独自の受験勉強方法を配信。せっかくなので、まずは合格秘話から受験勉強の振り返りをしてもらいました。

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すんなり……とはいかなかった
受験クライマックスを乗り越えて

――まずは、無事大学合格おめでとうございました！

もか　ありがとうございます！いやぁ、ホント受かってよかったです……。正直、ヤバいかもって思っていたので。

――そのヤバいって感じたのは勉強中ですか？それともテストをやってみたときの感想ですか？

もか　共テ（共通テスト）の後ですかね。実は映画の撮影で広島に行くことになっていまして。それで共テ終わったらすぐに台本を頭に入れなきゃいけなかったんです。受験が終わっていたらよかったんですが、真っ最中でどちらも切羽詰まった状況になってしまったので。撮影期間中も勉強していたので、台本覚える→撮影→勉強のループみたいな！ただ、どちらもなんとか自分なりにもやり遂げることができたので本当に安心しました。正直なところ、毎日泣いていましたけど（笑）。

――普通の受験生でもラストスパートは受験しか考えられないはずなので、撮影やYouTube活動などがある上でやり遂げたのはすごいですよね。

もか　高校の友達の存在も大きかったと思いますね。一緒に頑張っているんだって思えたし、クラスに恵まれていたんです。特に友達の中でも頭のいい子がいて、そういった子と競い合ったりしてお互い影響を与えられる関係性ができていました。他のクラスメイトからすると特殊な活動をしていたわけですが、それでも一人にならなかった。いや、受験って一人にならなきゃいけないときもあるとは思うんですが、孤独感を感じることがなかったんです。それが嬉しかったですね。あとはYouTube活動が週一で必ずあったから、それがいい息抜きになったっていうのもあるかもしれません。

――YouTube活動だけでなく演技もするようになってきて、進学せずにこの道一本という考えもあったと思うんですが、どうして進学を志したのでしょう？

もか　ん〜難しいですが、こういった活動をしていることを進学をしないことの言い訳にしたくなかったんだと思います。せっかくこれまで勉強してきたことをもっと活かしたかったんですよね。特に私は普通の高校に通っていて、しかも大体の同級生が大学進学を当たり前のように目指す環境だったので。同級生に負けたくない、そんな負けず嫌いな性格もあったんだと思います。

――大学はどのように選んだんですか？

もか　私には女優になるという夢があるので、それを叶えるために必要なことが学べる環境に行きたい！って思ったので、活動ができるような場所と映像制作などを学べる学部を選びました。

――大学生活の展望はありますか？

もか　まずは演技をしていく上で作り手側の感性だったり、観点を学べたらいいなって思うので学部の授業が本当に楽しみです！女優になる上でもそうですし、今のYouTube活動にもうまく還元できたらいいなって思いますね。あとは私の代って高校三年間がコロナで、みんなマスクをつけなきゃいけなかったり、最初なんかはクラス半分でしか授業を受けられなかったので、その分と言ってはなんですけど思い切って学生生活を楽しみたいなって思います。

受験はひとりっきりで戦わずに
仲間やライバルと切磋琢磨して

――話は少し遡（さかのぼ）りまして。受験勉強の大変さもあったかと思いますが、お話を聞いていたり動画を見てももかさんは勉強に対して苦手意識がないように感じます。小さい頃から勉強はできたほうだったんですか？

もか　小学校はどちらかというと外で遊ぶタイプ。外でわーって遊んで帰ったらテレビ観て、っていうホント普通の子でしたね。でも勉強できなかったかというとそんなことはなかったかな。それで中学に進学してもはじめはヤンチャなグループにいたんですが（笑）、生徒会長をやりたかったので勉強もちゃんとしていないとなって。その頃も勉強が苦だったこともないし、どちらかというと好きなほうだったんですよね。確か順位としてもずっと上位だったと思います。なんとなくですが、生徒会長として「みなさん〇〇してください！」って言うにも、勉強ができたほうが説得力があると思っていましたし。

――ではそれが高校も続いて？

もか　それが高校は結構偏差値の高いところを選んだので、受験で受かったらそこで安心してしまって（笑）。それで大体真ん中くらいだったと思います。しかも、高校受験が割と簡単というかすんなり受かった印象だったので、ちょっと舐めていた？（笑）部分もあったのかも。

――それから受験へと向かったわけですが、勉強方法は独学ということで塾や予備校にはなぜ行かなかったんでしょうか？

もか　行く必要がなかったわけではなくて、どうしても活動しているとスケジュールを調整できない部分があったので、私の場合は撮影の合間や移動中などをうまく使った勉強法を取らざるを得なかったという感じです。でも、どうやったらいいかなんてわからないから、とりあえず赤本解くか……みたいなスタートでしたけど。あ、あとまったく行かなかったわけでもなくて小論文と面接対策のために受講はしていましたよ！

――とはいえ、独学メインでの一発合格はすごいことだと思います。来年の受験生に向けて何かアドバイスはありますか？

もか　そうですね……やっぱり一人でやらないことですかね。クラスメイトでも予備校の生徒でもライバルにはなっちゃうと思うんですが、周りと笑いながら競える関係性があったほうが心にゆとりが出るように思います。あと、受験当日も「私だけじゃない！」って私は心強かったんですよね。なので、受験自体は自分のことだけどうまく周囲とコミュニケーションを取ったのが私はよかったなって。あとは、参考になれば私の勉強動画を息抜き的に観てもらえたら（笑）。

（インタビュー後編に続く）

写真＝大村聡志
インタビュー＆文＝小林大甫

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