【女子高生No.1ユーチューバーおさき】小6でYouTubeをはじめてチャンネル登録者数60万超。仲良し家族との「ホームビデオ感」を大切に|VAZによるVAZらせ講座
執筆者: ライター・エディター/小林大甫
大手YouTuber事務所であるVAZとの連載インタビュー企画【VAZによるVAZらせ講座】。今回は小学6年生という若さでYouTubeを始め、チャンネル登録者数62.1万(2023年1月6日現在)を誇るおさきさんにインタビューを敢行。現在、高校1年生(まだ!?)ですが、思春期をこの活動に捧げている現代的なマインドと、始めることに至った経緯やきっかけに迫ります。
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当たり前のように
日常にあったTikTok、
友達との遊びの延長が
活動のスタートに
――おさきさんは小学6年生という早い年齢からTikTokやYouTubeを始めていますが、まずはそのきっかけについて教えてください。
おさき 結構「若いよね!」って言われるんですけど、もしかしたらYouTuberとしては早いほうなのかも知れませんが、実はTikTokだと当時も同世代でやっている人はかなりいたんですよね。最初はもちろん観るだけだったんですけど、次第に友達と「私たちもやってみない?」ってノリでTikTokを始めたんです。
――我々の感覚だとものすごく早いように感じてしまいましたが(笑)、確かにもう当たり前のように小学生でもSNSはやっていますもんね。TikTokを始めるにあたってもスムーズに?
おさき そうですね。私たちの世代では当然のようにみんなYouTubeやTikTokを観ていましたし、発信するハードルも高くなかったですね。本当に遊びの延長みたいだったので。両親も「いいじゃん!」って応援してくれる感じでした!
――実際にTikTokからYouTubeへとすぐに活動の場を広げていったわけですが、その経緯を教えてください。
おさき TikTokで初めてアップした投稿が結構ハートがついたんです。内容はドラマのアフレコみたいな口パクの動画で。これって実は、当時友達との遊びでやっていたことなんですけどね。自分たちが楽しむことしか考えていなかったんですけど(笑)、「あ、観てくれる人っていっぱいいるんだ」って嬉しくなって。何度かアップしていくうちにバズったんですよね。それからすぐに今の事務所からDMをもらって。私が当時YouTubeで好きだった人たちがみんなVAZ所属だったこともあって憧れもありました。なのですぐに「やってみたい!」って。
――事務所への所属となるとご家族からの理解もより必要になるかと思いますが、そのあたりはいかがだったんでしょうか?
おさき 実は私、元々子役をやっていたんですよね。それもあったので、両親の理解はたぶん他の子よりはハードルが低い部分はあったと思います。すぐに応援してくれましたね。むしろ家族みんなでやっちゃおう!みたいな感覚がありました(笑)。
――確かに動画を観ていると自然体なおさきさんだったり、まわりのご家族との楽しい時間というイメージがあります。
おさき 本当にうちの家族は仲がいいんです!しかも昔からず〜っと。今でも家族はYouTubeにノリノリです、特にお母さんが(笑)。動画を観ていただけるとわかると思うんですが、結構わちゃわちゃしているじゃないですか?でも、映っている動画の外のほうがうるさいくらいですからね(笑)。やっぱり家族と一緒に撮っているときが一番楽しいです。
私や家族が“素”でいられる
動画作りを心がけています
――動画の作り方やこだわりはありますか?
おさき それこそ家族での“ホームビデオ”のような感覚はずっと続けていきたいなって思っています。撮影も基本長回しで本当に自由に撮り続けています。うちはハプニングが起こりますから(笑)、それが撮れていないと最悪。台本とかもないですし、自由なところが私らしいかなって。あとはホームビデオみたいな親近感を出すために撮影はスマホを使っています。スマホのカメラだと日常のように、素でいられるんです。逆にちゃんとしたカメラとかだとちょっと気構えちゃうというか「やるぞ……!」って力んじゃうんです。だからずっとスマホですね。
――そうなんですね。でも長回しとなると編集は大変ですよね?
おさき 編集は事務所の方にお願いしているので……いつも本当にありがとうございます(笑)!しかも、結構めんどくさいお願いも聞いてもらっていて。いろんな世代の方々に観ていただきたいので、フルテロップにしてもらっていたり、効果音も加えてもらったり。本当に自分の力だけではできていないので、ありがたいな〜って思っています。
――企画出しやサムネイルなどはどのように決めていますか?
おさき まず企画については事務所の方々とお話ししながら決めています。最終ジャッジは私ですね。打ち合わせで出たものもあれば、それこそ学校とか友達と話している中で「あ、こんなの面白いかも」って浮かぶこともあります。私の生活の中から出てくるもので動画を作っている感覚ですね。サムネも事務所の方にお任せしています。要望としては“いかにわかりやすく動画の内容が伝わるか”と“インパクト”。私の感覚をわかってもらえているので、ほとんど一発でやり取りは終わりますね。事務所の方々とも一丸となって作れているのは、本当にいい環境だなって思います。
――通常動画の他にもショート動画もアップしていますが、作る上でどのように変えているんでしょうか?
おさき まずは更新頻度ですね。通常動画は水・金・土・日、ショート動画は不定期でアップしています。ショートのほうがまだ私のことを知らない不特定多数の方に観ていただくケースが多いので、いかに短く面白くするかを考えています。TikTokと似ているんですが、私なりに棲(す)み分けはしています。日常の切り取りだったり、そんなイメージですね。
――今までで一番撮影がツラかった動画、気に入っている動画は?
おさき ツラかったのは「【過酷】冷蔵庫の中身全部食べるまで帰れません!!!キツすぎるww」ですね。もうタイトル通りです……本当にキツかった(笑)。もうイヤですね。絶対やりたくない(笑)!気に入っているのは「【モーニングルーティン】お母さんの部屋で勝手に朝の準備しちゃったww」です。もう観ていただければわかります!めっちゃ面白いですよ!私もすごく楽しかったです。初めて知ってくださる方々には特に観ていただきたいですね。
――今後のYouTube活動での目標は?
おさき とにかくYouTuberとしてビッグになりたいんです!なのでまずは100万人!金の盾!!を目標にやっていきたいです。あとは人見知りな部分もあって、今まで家族や知り合いとしか一緒に動画を撮れなかったのでコラボもしてみたいですね。同世代の子と雑談だったり、好きなことについてトークしたり。新しいことにもチャレンジしていきたいです。
(インタビュー後編に続く)
Profile/おさき
2006年10月31日生まれ。東京都出身。小学校6年生よりYouTubeチャンネル『おさき日記』を開設。2022年12月現在、チャンネル登録者数は61万人。TikTokやTwitter、InstagramといったSNSも運用しており、総SNSフォロワー数は150万人に到達。最近ではSNSだけにとどまらず、ティーン向けのイベントやテレビ出演など活動の場を広げている。
おさき公式YouTubeチャンネル【おさき日記】
おさき公式Twitter
おさき公式Instagram
おさき公式TikTok
YouTuber事務所・VAZとは?
2015年設立の老舗インフルエンサープロダクション。SNSで活躍するインフルエンサーのマネジメントとして、SNS活動のサポートや、テレビ・映画・誌面等へのプロモートを行う。インフルエンサー希望、モデル・俳優・タレントへの展開を見据えた育成など、新人開発もおこなっている。
所属タレント:星乃夢奈(ゆな)、ぷろたん、コスメヲタちゃんねるサラ ほか
写真=大村聡志
インタビュー&文=小林大甫
この記事を書いた人
大学卒業後、アパレル会社へと勤務したのち出版社へと転職。メンズファッション誌の編集を経て、フリーランスのエディター兼ライターとして独立。服、アイドル、車、野球を生き甲斐にしています。あとはお酒。最近は自宅の仕事用ガジェットを揃えることに夢中!
Instagram:@d.kbys_badw
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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