村上隆の代表作“お花”のキャラを育てるデジタル育成ゲームが登場!その名も「フラワーゴーウォーク」
執筆者: smart編集部
ドットのお花の形をした機体がなんとも可愛い「フラワーゴーウォーク」というゲームが登場。さっそくプレイした編集部が、いち早くご紹介します!
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2年の開発期間を経て完成した
「フラワーゴーウォーク」は
村上隆の「お花」と日常を旅する、
小さくて壮大な育成ゲーム
村上隆さん率いるカイカイキキが運営するショップ「Tonari no Zingaro」のオンラインサイトに突如、この「フラワーゴーウォーク」がドロップされたのは12月2日(金)のこと。このゲーム、実は一般発売に先駆けてNFTアート「MURAKAMI.FLOWER(ムラカミドットフラワー)」のホルダーには先行でプレゼント企画が行われたため、村上隆さんのファン界隈では「いつ発売されるのか?」と少し前から話題になっていた。
「フラワーゴーウォーク」は、村上隆の代表作「お花」のキャラクターを育てながら日常を旅するデジタル育成ゲーム。「ゴーウォーク」というタイトル通り、リアルの世界を歩かないと物語は進まない。プレイヤーである自分のユーザーネームと、相棒のお花ちゃんの名前を決めたら、一緒に時間を過ごす「相棒との旅」が始まるのだ。お花ちゃんと一緒に100もの場所を巡り歩き、思い出を残していく。その先にあるものとは……。
このゲームの開発には、元スクウェア・エニックスのCTOでゲームテクノロジーアドバイザーの橋本善久氏も携わっているというから、かなり本格的だ。橋本氏は「ゲームで一番大事なのは、プレイヤーに最後にどんな感情を残したいか」だと言い、この「フラワーゴーウォーク」も、まず初めにゲームとしての明確なゴール設定が行われたのだとか。編集部も一足早くこのゲームをプレイしたが、小さな画面に登場する村上さんのキャラクターひとつひとつが愛らしく、いちいち感動してスマホで写真を撮ったりしていたらなかなか先に進まない。
慣れてきて少し放置しておくと、お花ちゃんが病気になっていたりする(ごめんなさい!)ので、あわてて一刻も早く病院に連れていきたいところだが、病院に行くにもリアルで歩かなければいけない(ボタンひとつでは辿り着けない)ところがなんともじれったくて面白い。ごはんをあげたり、なでたり、遊んだり、鍛えたりしながら、お花ちゃんとの日常が続いていく。
©Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
村上さんの代表作である「お花」が自分だけの可愛い相棒となり、一緒に出かけることでかけがえのない存在となっていく「フラワーゴーウォーク」は、大きな美術館で目にする村上作品の「お花」とはまた違った特別な存在感を、ユーザーに残してくれるのかもしれない。
Photography_TATSUYA YAMANAKA , Kaikai Kiki
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