【わーすた小玉梨々華&三品瑠香インタビュー】京都、金沢での旅行デート気分を楽しめる写真集をリリース
執筆者: ライター・エディター/佐藤玲美
2015年に結成し、現在まで11カ国でライブ出演をするなど、世界に照準を合わせて活動するデジタルネイティブ世代のアイドル・わーすた。そんなわーすたの4カ月連続メンバーソロ写真集企画の第3弾となる小玉梨々華と第4弾の三品瑠香の写真集がリリースされた。廣川奈々聖、松田美里に続く二人の写真集は、小玉が京都、三品が石川県と、いずれの土地柄からも感じられる和のテイストが満載。それぞれの写真集にかけた思いと来年の抱負を語ってもらった。
「セクシー集団“CYBERJAPAN DANCERS”」今までこんなの見たことない…が詰まった写真集についてHARUKA、MIYABI、ENA、KYRIEに聞いてみた
わーすたでは見られない
それぞれの表情が
ギュッと詰まっています。
――ソロ写真集の出版が決まったときはどんな気持ちでしたか?
小玉梨々華(以下、小玉)「私自身、初めてのソロ写真集ですし、グループで一人ずつ順番に出していくという形も初めてだったので、こんなことができるっていうことがとても驚いたし純粋に嬉しかったです。それぞれのメンバーがどんな写真集を作るのか、すごく楽しみでワクワクしていました」
三品瑠香(以下、三品)「私は2冊目の写真集となるのですが。みんなで1冊ずつ出せるっていうのも嬉しかったですし、自分のことでいうと、このタイミングで2冊目の写真を作らせていただけるということがすごくありがたいなと思いました。聞いたときから、どんな写真集にしようかなって考えていました」
――1カ月おきにそれぞれのソロ写真集が発売になるわけですが、その間にメンバーではどんな話をしていたんでしょうか?
小玉「事前に皆で相談するというよりは(先に撮影をしたメンバーに)『どんな感じだった?』って聞いたりしている感じだったんです。なので、自分以外のメンバーの写真集は形になってから見せてもらう感じでしたね。それぞれ想像以上というか、みんなそれぞれの個性がちゃんと1冊に詰まっていて、すごく可愛かったです」
――写真集の制作期間は第一弾の廣川(奈々聖)さん、第二弾の松田(美里)さんの時期とだいぶずれていたんですか?
三品「みんな発売と同じで1カ月ずつ遅れで撮影をしていく感じでした」
小玉「私たちの撮影の準備を進めている頃は、2人の写真集はまだできていなかったので見れなかったのですが、ロケ地がどこだったとか、どんなふうに撮影したのかとかは情報として聞いた上で、ロケ地だったり撮影のイメージなんかをスタッフさんと相談して決めていきました」
――先にでき上がった廣川さん、松田さんの写真集を見たときの感想は?
三品「二人がそれぞれのSNSにアップする写真とは全然違う、いろんな表情を自分で選んで作っていったんだなって思ったので、こだわりがすごく詰まっているなと感じました」
――わーすたというグループで4人が活動しているときの表情とは違いましたか?
小玉「全然違ったよね」
三品「違った。それぞれが(撮影日の)3日間、グループ以外で活動するわけだし、その時間は自分だけの時間だと思うので。グループでいるときはできない自分のやりたかったことをしっかり表現しているなって感じました」
撮影地は京都と金沢。
和のテイストが感じられる1冊に
――写真集を制作していく中で、それぞれが作りたいイメージや行きたい場所などをスタッフさんに伝えたのはどんな部分だったのでしょうか?
小玉「私は海で撮影したいということと、お部屋のカットは入れたいということをお伝えしました。ロケ場所などはお任せだったのですが、スタッフさんから『京都はどうですか?』と提案していただいて。私自身すごく行きたい場所だったので『ぜひそこで』と即決しました」
三品「私は1冊目を出していたので、それとは違う雰囲気にしたいなと思っていました。1冊目を出したのが3、4年前だったので、そこからの成長も感じてもらえるものになったらいいなということをお伝えしました。あとは、写真集で入れたいドレスのイメージがあって、色だったりボリューム感だったりをスタッフさんにお伝えしたんです。これっていう画像などはなかったのですが、言葉だけで私の好みにどんぴしゃのドレスを用意していただけたので、大満足な写真が撮れたと思います」
――三品さんは、ロケ地などにこだわりはなかったのですか?
三品「何か所か候補をいただいた中に石川県があったのですが。金沢の街の雰囲気とか21世紀美術館とか、そういった場所の雰囲気がいいところだなと思っていたので、候補地の中に石川県があるのを見つけて即決しました」
――小玉さんが京都、三品さんが小京都と呼ばれる金沢を有する石川県と、和のテイストが感じられる写真集になりましたね。今回のソロ写真集では、廣川さんはゴスロリ、松田さんはスイーツ作りといったように、それぞれ写真集の本編とは関係なく、自分たちのやりたい要素を自由に入れるという共通ルールがあるそうなのですが、お二人のやりたかったこととは?
小玉「お花をメインにしてお花に囲まれた撮影がしたいと思っていて。その中にいる私のドレスはこんな色みでとかこういう雰囲気でとか、具体的に伝えました。この撮影だけ都内のスタジオで行ったんですが、この撮影が一番自分でアイディアを出したところでしたね」
――イメージ通りでしたか?
小玉「私がお伝えしていない小物なども含めて、世界観をしっかり作り込んでいただいたので想像以上にステキな撮影になってとても嬉しかったです」
――三品さんのやりたかったこととは?
三品「私はいつもとは違うモード感のあるヘアメイクをした撮影がしたくて。そのヘアメイクに合わせてパンチのある個性的な衣装が着たいとお伝えしました。こういった機会じゃないとできないメイクと衣装で撮影がしたいと思いました」
――普段からヘアメイクやお洋服が好きなのですか?
三品「お洋服は好きです。今回、スタイリストさんがたくさん衣装を用意してくださったのですが、その中からほとんどの衣装を自分で選びました。スタッフさんと相談して決めていったのですが、まずは自分が着てみたい服を選んで、その中から組み合わせを考えて絞っていったので、自分で選んだと言っても過言ではないと思います」
――小玉さんはいかがでしたか?
小玉「私もたくさん用意していただいて、自分の好みのものを最初に選ばせていただきましたね。ただ、写真集という1冊の作品の中で全部自分で選ぶと、好みのものばっかりになったりテイストが偏(かたよ)っちゃうかなと思ったので、スタッフさんの意見を聞いて、衣装選びだけでなく撮影の仕方なども含めて、自分の好みだけに偏らないように意識して進めていきました」
――撮影のスタッフさんとは、今回の撮影で初めてご一緒した方も多かったと聞いておりますが、どのようにコミュニケーションを取っていったのでしょうか?
小玉「カメラマンさんを含め、初めてお会いしたスタッフさんでも気さくに話しかけてくださったので全然初めまして感がなかったですね。特にカメラマンさんは撮影している3日間は、撮影以外でもいろいろなお話をして、撮影中も普通に会話をしながら撮ってくださったので、いい意味で何も考えずに自然にいろいろな表情ができたかなと思います。緊張することもなかったので素の表情を引き出していただきました」
三品「私もほとんど初めましてだったのですが、“あまり元気すぎず静かすぎず”という雰囲気を作っていただいたのが、私の肌に合う感じだったのですぐに溶け込めました。あとは、スタッフみんなの共通点がアニメ好きだったこと。私の撮影が映画の『ONE PIECE FILM RED』が公開された時期だったので『映画観た?』っていうところから始まって、他のアニメの話にまで発展していきました」
撮影地ではそれぞれに
印象的なエピソードが
――ロケ地で起こったことで印象に残っていることは?
小玉「私は撮影中に屋形船に乗ったのですが、そこで伝統的な鵜飼(うかい)を間近で見させていただく機会があったんです。鳥と人が一緒に頑張っている姿とその迫力にグッときちゃいました。鳥たちの勢いには圧倒されたし、鳥を束ねている人たちとの関係性もステキで全部の迫力がすごかったです。あと真っ暗な中、火が焚かれて船が映し出されている雰囲気も幻想的でステキでした」
三品「私は車の中で撮影したシーンがあるのですが、そのときに私が一番好きなアニメの主題歌を流してもらっていたので気分がよかったです(笑)。そのアニメが『氷菓』という作品で、主題歌は『優しさの理由』という曲なのですが、カメラマンさんも大好きだったので一緒に歌いながら撮影していました」
――それぞれロケの合間には食事や観光なども楽しめたのでしょうか?
小玉「私は京都に2泊3日で行ったのですが、1日目と2日目でホテルが別の場所だったんです。それぞれのホテルの朝食がすごく豪華で! ビュッフェだったんですが、京都ならではの和食の種類もたくさんあって朝から気分がアガりました。ロケだと、朝、ヘアメイクさんと私はご飯を食べずに準備をすることも多いのですが、ヘアメイクさんも『朝食は絶対に食べる派』の方だったので、メイク前に二人で早起きしてすっぴんのまま朝ごはんを食べたんです。なんかそれが京都を満喫している感があって嬉しかったです」
三品「いいなぁ。私が泊まったホテルはちょうどメイクの時間から朝食が始まるスケジュールだったので、朝食は食べられなかったんです(笑)」
小玉「私たちのホテルは早くから朝食ビュッフェをやっていたので、メイク時間よりも早起きして食べられたので良かったです」
三品「私も食べ物ですね。生牡蠣とか海鮮をたくさんいただきました。石川県はやっぱり海鮮が美味しいんですよね。のどぐろは絶対に食べたいねってスタッフさんたちと盛り上がりました。お魚って東京にいるときはなかなか食べないので、新鮮な海鮮が食べられたのが嬉しかったです」
――21世紀美術館はゆっくり鑑賞できましたか?
三品「あまりゆっくり見る時間がなかったのですが、事前に見たいなと思っていたところは回れたし、行けたということに満足しています」
――小玉さんは京都で観光は?
小玉「どこか観光しに行ったわけではないのですが、撮影場所として観光地にいっぱい行ったので、本当に観光客のような顔ばっかりしています(笑)。その中でも天橋立(あまのはしだて)はとてもステキですごく感動しました。天橋立にはリフトがあるのですが。それに乗って撮影したときも景色を楽しめてとても印象に残っています」
――写真集のタイトルはどのように決めていったのでしょうか?
三品「私は写真集って、その一瞬しか撮れない写真を集めたものだと思うので、その一瞬を残したという意味で『ひととき』というタイトルにしました」
小玉「私は撮影した写真を見たときに、いつもよりも素顔に近い写真をたくさん選んだなと思ったんです。普段アイドルをしていて、ステージに立つのがメインのお仕事をしている中で、ここまで素の表情を皆さんに見せる機会がないので、写真集でしか見せられない素顔がいっぱい詰まっているんじゃないかと思って『素顔』というタイトルにしました」
――撮影後は写真集に載せる写真を選んだり、1冊にまとめたりする作業がありますが、その際にこだわったことは?
小玉「私は京都での撮影が決まったときに、1冊を通して見てくださる方と一緒に京都旅行をしている気分を味わってもらいたいなと思っていたので、旅行気分が楽しめる1冊にできたかなと思いました。あとは、素の表情をたくさん撮っていただいたので、飾り気のない表情を載せたい気持ちと、初の写真集だからこそ様々な表情を収めたいという気持ちが自分の中でぶつかり合っていて。スタッフさんからある程度選んでもらって提案していただいたのですが、自分で改めて選び直したほど、表情などにはこだわりました。写真を変更したので(せっかくスタッフさんに選んでもらったのに)申し訳ないとは思いつつ、一生に一度のファースト写真集なので。スタッフさんの選んでくださった写真もステキだったのですが、1冊の作品として考えたときに流れなども含めてこだわりたいなって思いました。みなさんが私の意見に向き合ってくださって、その気持ちを反映してくださったのが本当に嬉しかったです。改めて(意見と向き合ってくれる)優しいチームと写真集が作れてよかったなと改めて思いました」
三品「私の場合はどうだろう……。夕日のカットで終わるので、“1日デート”っていう設定を作れないこともなさそうです(笑)。特に1冊を通してのストーリーなどがあるわけではないのですが、写真集として楽しめる雰囲気もありつつ1冊としてきれいにバランスよくまとまるように意識しました。私自身、自分の笑った顔が好きじゃないので普段はあまり選ばないのですが、今回はいろいろな表情を見ていただきたいなと思ってたくさん選びました」
――やはりスタッフさんとアニメという共通の話題があったから、素に近い笑顔がたくさんあったというところが大きかったのかもしれませんね。
三品「そうですね。初めて写真集を作ったときは初めてだったということもあってわからないことだらけで、撮影中も撮影後も無我夢中でできあがるまでほとんど記憶に残っていなくて(笑)。今回は、撮影中も安心して自然体で臨めたし、撮影した写真を1冊にまとめていく作業も楽しくて、でき上がるのがこんなに楽しみって思えたことが自分でもすごく嬉しいです」
タイトルやカバー写真に
自分なりのこだわりを詰め込んで
――三品さんの写真集は、『ひととき』というタイトルが決まるまでにかなり時間がかかっていたように思うのですが、それは何か理由があったのですか?
三品「他のメンバーが写真集のタイトルを決め始めた頃から、私はどうしようって考えていたんですけど。私はタイトルを決めるのがとても苦手で」
小玉「難しいよね」
三品「タイトルも名前でいいんじゃないかっていうくらい散々悩んで。ずっと(早く決めないといけないので)どうしようって思いつつ、何も出てこなかったときにパッと思い浮かんだのが『ひととき』という言葉で。結局、最終的に最初に思い浮かんだ言葉に決めました」
――カバー(表紙)に選んだ写真は何かこだわりがありますか? 小玉さんのカバー写真には秘密があるとお伺いしました。
小玉「すでに情報が入っていますか?聞いていただいてありがとうございます(笑)。私がカバーに選んだ写真は、バスルームで撮影しているんです。ただ、写真集の中にバスルームの写真がないのでなかなか気づく人はいないと思うんですけど。バスルームにある鏡にシャワーの水しぶきをかけて遊びながら撮影していったのですが、その最中にシャワーを止めて鏡越しに撮っていただいたのが、この1枚なんです。キラキラしているのが水滴なんですけど、それがいい感じにボケているのがいいなって思ったし、鏡越しっていうのが一見しただけではわからないのも不思議で幻想的なので、この写真を選びました」
――他にも迷った写真はありましたか?
小玉「この写真は写真集の中で一番最初に撮影したシーンなんですけど、この写真を撮ったあと、モニターで見せていただいたときにすでに写真全体の感じとか雰囲気とかが表紙っぽいなと思っていたので、撮影したあとから、これがカバーになったらいいなってずっと思っていました。なので他の候補はありませんでした」
――現場のスタッフの方もそんな雰囲気だったのでしょうか?
小玉「そうですね。スタッフさんも『カバーっぽいね』っておっしゃってくださっていたので、私の感覚は間違っていなかったんだって思えたし、より自信を持って選べた気がします」
――カバーの写真が決まると写真集の方向性が見えてくると思うのでホッとしますよね。三品さんはどうでしたか?
三品「私はめちゃくちゃ悩みました(笑)。悩んだ写真はペンションで撮影しているシリーズなんですけど。ただ(カバーに決めた)写真がすごく私の理想に近くて。悩んだのは、先行公開カットがあるのですが、その中で一番目立っていた写真と(カバーに選びたい写真が)似ていたこと。それとは違う雰囲気のものを選んだほうがいいのではないかと思ったのですが、でも『やっぱり自分の写真集だし、自分のお気に入りので』と思ってこの写真を選びました。今、でき上がってみてとても満足しています」
――お互いの写真集を見た感想は?
小玉「めっちゃ可愛かったです。幼さと大人っぽさのバランスがすごく良くて、私の好きな瑠香の表情もたくさんありましたし。逆に今まで見たことのない新鮮な表情もあって、その振り幅がかっこよかったです」
――三品さんは普段からかっこいい存在ですか?
小玉「そうですね。でも普段一緒にいると、だんだん大人になってきちゃったので(笑)」
三品「大人になってきちゃったっていうのはやめてください(笑)」
小玉「(笑)。普段はクールで落ち着いている雰囲気なんですけど、写真集の中では食べ物を食べていたりとか、ステージの瑠香とは違う、楽屋で私たちといるときしか見せない表情みたいなのがいっぱいあって。私はメンバーの中でいろいろな表情を一番持っているのが瑠香だと思っているので、普段はみんなが見られない表情が1冊に入っていたのですごく嬉しかったし、見ていてワクワクして楽しかったです」
三品「(小玉さんの写真集は)『素顔』って感じでした。最近は大人っぽい雰囲気を醸し出しているんですけど、中身は純粋無垢で。ステージでは“おすまし顔”が多いんですけど、実は無邪気な部分がたくさんあって。それも垣間(かいま)見えるというか、梨々華はやっぱり笑顔がステキだし、写真集の中には飾っていない笑顔がたくさんあるので、皆さんにそれを知ってほしいなと思いました」
――第一弾の廣川さんが、この写真集の地方ロケに行ったら、メンバーにお土産を買ってくるというルールを作ったそうですが、お二人はメンバーにどんなお土産を選んだのでしょうか?
小玉「私は京都のお土産のド定番の八つ橋にしました。味が何種類かあるので色んな種類を買いました」
三品「私は……。お菓子の名前がわからないのですが、石川県に『和』のイメージがあって和菓子が美味しいと思ったので、最中を買いました」
――それぞれ写真集の見どころやこんなところを見て欲しいというところを教えてください。
小玉「タイトルの『素顔』にぴったりの一冊になったんじゃないかなと思っています。SNSなどでは、自分の好きな顔の角度だったり表情だったりを選んでアップしているので、自然な表情を皆さんにお届けする機会があまりないということもあって、素顔の私を一冊に詰め込んでお届けできる機会はすごく貴重なことだと思うので、ぜひこの機会にお手にとって楽しんでいただけたら嬉しいです」
三品「私はそうですね、できれば1冊目と合わせて2冊購入していただけると嬉しいです(笑)。1冊目の頃からはだいぶ時が経って雰囲気が変わって大人になった今、私が作ることができる一番いいものができたと思っているので、『ひととき』を詰め込んだ写真集をぜひ手にとっていただきたいです」
――1冊目の写真集もですが、メンバー4人分をコンプリートしてほしいですよね。2022年はソロで写真集も発売された実りの多い1年だったと思いますが、それぞれどんな1年でしたか?
小玉「わーすたにとっては新体制になるという大きな変化があった1年でした。なので、グループのことはもちろん。自分自身のことも見つめ直して考える時間も取れて、改めてより一層頑張っていこうって気合も入りました。グループとして8年目になる中で、ソロ写真集リリースという新しい体験ができたので、これからもまだ新しい体験をしていきたい。グループとしてもいろいろなことに挑戦していきたいなと思っています」
三品「新体制になって、それぞれ個人が力をつけなければと思えたので、初心に戻って初々しい気持ちで頑張らせていただくことができた1年かなと思っています。ソロ写真集も含め、メンバーそれぞれの個性を見せていけることができたのもよかった。自分自身でもやりたいことがどんどん浮かんできているので、来年はそういったアイデアを形にしていきたいです」
2023年は
仕事もプライベートも
充実した1年に
――2023年の抱負を教えて下さい。
小玉「ここ数年悩んでいるのですが、私は趣味も特技もあまりないタイプなんです。けど、テレビ番組や取材などいろんなメディアの皆さんに聞かれたり、特技を披露する機会などがあるので、来年こそ趣味と特技を確立して自分の個性を出していけたらいいなって思っています」
――趣味や特技って、聞いている私たちもなかなか持っていないものです(笑)。今、趣味や特技の候補に上がっているものはあるのですか?
小玉「毎日やっているわけではないのですが、料理は好きでちょくちょくやっているので、料理を趣味に格上げしてもいいかなと思っています(笑)」
――三品さんの来年の抱負は?
三品「私はギターを弾くのが好きなのですが、ギターを弾いているといろんな楽器を演奏してみたくなるんですよね。その中でもベースが弾きたくて」
――弦の数が6本から4本に減るので、ベースのほうが簡単そうなイメージです。
三品「そういう問題じゃないです(笑)。使うパワーとかも弾き方なども全然違うので(笑)。それで知人にベースを譲っていただいたのですが、いまだに触れてもいないので、来年はベースに挑戦したいです。ギターも弾き語りとかしかしないのですが、ギターはますます極めつつ、ベースも始められたらいいなと思っています」
グループとしてだけでなくソロとして輝きを放つ写真集の発売で、さらにパワーアップした4人。来年も目が離せない存在です!
小玉梨々華1st写真集『素顔』
わーすたソロ写真集第3弾
小玉梨々華『素顔』
撮影:藤原宏
定価:3,000円(税込)
発売:主婦の友インフォス
発行:主婦の友社
三品瑠香2nd写真集『ひととき』
わーすたソロ写真集第4弾
三品瑠香「ひととき」
撮影:東京祐
定価:3.000円(税込)
発売:主婦の友インフォス
発行:主婦の友社
Profile/小玉梨々華(こだま・りりか)
2000年10月1日生まれ、北海道出身。担当カラーはパステルブルー。2015年に結成のデジタルネイティブ世代アイドル・わーすたのメンバー。グループ名は「The World Standard」の略。アニメ『アイドルタイムプリパラ』『キラッとプリ☆チャン』など、多数のアニメの楽曲を担当。LINE CUBE SHIBUYA、豊洲PIT、TOKYO DOME CITY HALLなど、大会場でのワンマンライブを続々と成功させる。2022年12月25日(日)に「わーしっぷ大感謝祭2022」を山野ホールにて開催予定。
小玉梨々華公式Twitter
小玉梨々華公式Instagram
Profile/三品瑠香(みしな・るか)
2001年3月17日生まれ、愛知県出身。担当カラーはパステルピンク。2015年に結成のデジタルネイティブ世代アイドル・わーすたのメンバー。グループ名は「The World Standard」の略。アニメ『アイドルタイムプリパラ』『キラッとプリ☆チャン』など、多数のアニメの楽曲を担当。LINE CUBE SHIBUYA、豊洲PIT、TOKYO DOME CITY HALLなど、大会場でのワンマンライブを続々と成功させる。2022年12月25日(日)に「わーしっぷ大感謝祭2022」を山野ホールにて開催。
三品瑠香公式Twitter
三品瑠香公式Instagram
写真=高橋 葉
インタビュー&文=佐藤玲美
この記事を書いた人
東京在住のライター・エディター。『smart』『sweet』『steady.』『InRed』など、ウィメンズ、メンズを問わず様々なファッション誌やファッション関連のwebでライター&編集者として活動中。写真集やスタイルブック、料理本、恋愛心理、インテリア関連、メンタル&ヘルスケアなどの本の編集にも携わる。独身。ネコ好き。得意ジャンルはファッション、ビューティー、インテリア、サブカル、音楽、ペット、料理、お酒、カフェ、旅、暮らし、雑貨など。
Instagram:@remisatoh
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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