異色の“哲学者モデル”阪本健大は映画製作も手がける万能人【ファッションモデルの好きなものvol.37】
普段は知らない、ファッションモデルのパーソナリティに迫りたい!と始まったこの連載、題して『ファッションモデルの好きなもの』。注目の精鋭モデルが集まるモデル事務所STANFORDとともにお送りします。
前回のMISAKOさんからのバトンを受けた第37回のモデルは、本連載久々の男性モデルとなる阪本健大さんです。
え、MISAKOちゃんまじで僕で大丈夫ですか?笑
みんな華々(はなばな)しい人ばっかだから、僕なんか埋もれちゃいそうですけど……。
逆に「こんな普通の人もスタンフォードにいるんだ!」っていい意味で思ってもらえるように頑張って書きます!
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阪本健大の好きなもの
①哲学
初っ端から華々しくないですよね……。
でも好きなんですよね、哲学が。
法政大学哲学科卒業です。
個人的に勉強を頑張っていた哲学は「運命が決まっている条件で、人をどのように裁くか」ってやつでしたが、
まったく今の生活に役立っておりません。
だって、現実は運命が決まっている条件なんかないんですもん。
でもそれが面白いんですよ!
役に立たないことが!
哲学の最高に役立つところは、役に立たないことです。
阪本健大の好きなもの
②映画製作
本当に恵まれた機会があって、プロデューサー兼俳優として映画を作らせてもらえたことがあって。
ストーリーは……
隕石(いんせき)が落ちる地球最後の日、隕石なんかで死にたくなかった青年は、レストランで食い逃げをして自ら命を断とうとするが、店の人間がどんどん現れて全然死ねず……。
しかし困り果てる青年には全く別の顔があった。
地球最後の日を巡って、自殺する人、悪いことをする人、いつも通り働く人、フラれた人、酒に溺れる人、希望を持つ人etc……
多種多様な人間が一つのレストランでもみくちゃになりながらも、それぞれが“最後の日”に向き合うヒューマンコメディ。
企画からクランクアップまでの怒涛の3カ月が人生で一番楽しかったんですよね。
その分、人生で一番のピンチでもありましたが。
とんでもない数の人に助けてもらって、適切な感謝の言葉が見つからないほど、この映画に関わってくれた人達に感謝しています。
同じスタンフォードの哲太郎に監督を務めてもらいました。
できれば今年、難しければ来年公開を目指してまだ編集をしてもらってます。
公開した際はぜひみんな見にきてください!!
阪本健大の好きなもの
③モデル
スタンフォードに所属して仕事をやらせてもらっていて、モデルって本当に面白い仕事だなって思います。
というのも、結構特技とか趣味がそのまま仕事になるんですよ。
例えば、僕は元々保育士で子供が好きなんですけど、北海道で父親役の撮影ができたり、演技をやってきたので広告案件に受かったり、キャンプをやり始めたらキャンプの撮影が入ったり、今はバイクの免許取得中なのでバイク案件を待ってます(笑)。
そんなわけで!
僕が次にバトンを渡すのは黒澤怜慈(れいじ)くんです!
モデルで活躍するかたわら、カメラマンとしても活躍していて個人的にめちゃくちゃ気になっています……。
宜しくお願いしまーす!
写真&文=阪本健大
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