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【ROLEX最新カタログ】リセールバリューが高いマニアックモデル、大人っぽいシンプルモデル、どちらを選ぶ?

価格が高騰し、なかなか手に入らないと言われる昨今のロレックス(詳細はこちら)。そんな状況下で、ロレックスを知りたい、ロレックスが欲しいという“ロレックスビギナー”がまず押さえたいのは人気のスポーツモデルだが(詳細はこちら)、いろいろな表情を持つのがロレックスの魅力でもある。「あえてのシンプルモデルもいいんじゃない?」というわけで、今回は大人っぽさを演出してくれるベーシックモデルと、実はリセールバリューが高いと言われるマニアックなモデルをご紹介。スポーツタイプとは別のロレックスの魅力がそこにはある。他人と差をつけたい人はぜひご一読を。

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※この記事は2022年smart10月号に掲載中の記事を再編集したもので、記載した情報もその時点のものです。

※本企画の商品の価格は2022 年8 月2 日時点のものです(ロレックス専門店クォーク調べ)

まずはベーシックモデルをご紹介!

日本人の腕になじみやすい小ぶりのサイズとダイヤルの豊富なカラバリが◎
OYSTER PERPETUAL

OYSTER PERPETUAL(オイスター パーペチュアル)とは?
1931年に誕生したオイスター パーペチュアルは、自動巻き+防水機能とい
う実用時計としての完成度の最初の到達点となった。デイト表示のないベーシックなモデルとして、長年展開されている。日本人の腕になじみやすい小ぶりのサイズ、そして豊富なダイヤルのカラーバリエーションで、スポーツモデルにはない人気を保っている。

オイスター パーペチュアル Ref.124300

USED
Ref.124300 ¥ 1,078,000
2020年から生産されている現行モデル。ケース径はそれまでの39mmからサイズアップして41mmに。シンプルだが多彩なダイヤルのカラーバリエー
ションを誇る。2020 年製、SS、100m防水、自動巻き。

日付表示を拡大する
サイクロップレンズは
ブランドアイコンに
DATEJUST

DATEJUST(デイトジャスト)とは?
1945年に誕生したデイトジャストは、オイスター、自動巻き、日付表示とロレックスの基本完成系ともいえるモデルだ。特に、スプリングを利用して午前0時にパチンと切り替わる日付表示はロレックスならではのもの。また1953年に採用された日付表示を拡大するサイクロップレンズはロレックスのアイコンの一つにもなっている。

デイトジャスト Ref.126200

これは新品
Ref.126200 ¥1,428,000
2019年から生産されている現行モデル。ケース径は36mm、搭載されるムーブメントは、スポーツモデルに載せられている3針デイトと同様のCal.3235を使用。SS、100m防水、自動巻き。

続いては、マニアックなモデルをご紹介!

機械式時計では最高となる3900mの防水性能を持った“ハイスぺ”モデル
DEEPSEA

DEEPSEA(ディープシー)とは?
1967年、610m防水というサブマリーナーのさらに上をいくスペックで作られたシードゥエラー。その後2008年には、機械式時計では最高となる3900mの防水性能を持ったディープシーが誕生した。オイスターケースの代わりとなるリングロックシステムの44mmケースは、他のダイバーズが足元にも及ばない強烈な存在感だ。

ディープシー Ref.116660

USED
Ref.116660 ¥ 1,448,000
2008年に登場した初代ディープシー。搭載ムーブメントはCal.3135。かなりマニア度の高いモデルだが生産本数も少ないので、希少価値もある2011年製、SS、3900m防水、自動巻き。

エンジニアのために開発された
特殊モデルが2007年に復刻
MILGAUSS

MILGAUSS(ミルガウス)とは?
1956年誕生と、ミルガウスの歴史は意外と古い。エンジニアのために開発された、二重構造の特殊なモデルだが、マーケットは小さく二世代で生産中止となってしまった。しかし2007年1st.モデルを彷彿させるイナズマ針を付けての復刻で話題となる。元祖イナズマ針の1st. モデルRef.6541は、現在は市場に出回ることはほぼないほどの希少価値。

ミルガウス Ref.116400GV

USED
Ref.116400GV ¥ 1,398,000
2007年に復活した現行モデル。搭載ムーブメントはCal.3131 はエアキングのCal.3100番台をモデファイしたもの。耐磁性能は1000ガウス対応となっている。2012年製、SS、100m防水、自動巻き。

洋上やリゾートでバカンスを楽しむ
セレブのための腕時計
YACHT-MASTER

YACHT-MASTER(ヨットマスター)とは?
1992年誕生のヨットマスターは、今回紹介している他のモデルと違い、SSモデルがないというラグジュアリーなモデル。スポーツモデルとうたいながら、金無垢ケースという作りは、一見矛盾しているようにも思えるが、洋上やリゾートでバカンスを楽しむセレブのための腕時計と考えれば、マーケティングとしては正解な一本。

ヨットマスター Ref.16622

USED
Ref.16622 ¥ 1,368,000
ヨットマスター ロレジウムは1999年登場のモデル。ロレジウムとはロレックスの造語でSSとプラチナのミックス。ダイヤルとベゼルにプラチナを使用。2000年製、100m防水、自動巻き。

深海を探索するために作られた
超本格ダイバーズウオッチ
SEA-DWELLER

SEA-DWELLER(シードゥエラー)とは?
1967 年に誕生したシードゥエラーは、サブマリーナーですら不可能とされる深海を探索するために作られた超本格ダイバーズだ。そのきっかけはフランスの潜水会社コメックスが飽和潜水時に使用していたサブマリーナーが破損してしまったことからだった。コメックス社と共同開発した610m防水のモデルが、初代シードゥエラーだ。

シードゥエラー Ref.116600

USED
Ref.116600 ¥ 2,498,000
2014年に登場した第4世代となるモデル、シードゥエラー4000。搭載ムーブメントはCal.3135で1220mの防水性能。サブマリーナーを上回る頑丈なケースは40mm。2015年製、SS、自動巻き。

コラム 
3分でわかる! ロレックスの歴史

1905年 ロレックス誕生
時計商人であったハンス・ウィルスドルフが、ロンドンにロレックスの前身となるウィルスドルフ&デイビス社を設立。まだこの頃は、時計といえば腕時計ではなく懐中時計が全盛期の時代。現在のロレックスはスイス時計であるが、始まりはイギリスの時計だった。

1926年 オイスターケース採用
防水性能にこだわるロレックスは、オイスターケースを採用。これは金属の塊をくり貫いて作るという画期的な発明だ。翌1927年に、イギリス人女性メルセデス・グライツがオイスターモデルを腕に巻きドーバー海峡を泳いで渡り、オイスターの信頼性は世界に知られることに。

1953年 世界初のダイバーズ
軍用ダイバーズとしてはパネライが先であるが、民間用初のダイバーズウォッチはロレックスのサブマリーナーだった。海中での視認性を優先したブラックダイヤルに夜光塗料を塗布した大型のインデックスと針、逆回転防止ベゼルなど、現代のダイバーズの基本となっている。

1963年 デイトナ登場
当初は当時の宇宙開発用に計画されたクロノグラフだったが、途中からモータースポーツ用へと開発陣は舵を切る。そのためモデル名には宇宙を意味するコスモが残され、コスモグラフとなる。デイトナレースの優勝者にこのモデルは贈呈(ぞうてい)され、デイトナと呼ばれるように。

取材したお店は……
クォーク上野本店

(住所) 東京都台東区上野6-3-1 そめやビル1F
(営業時間)11:00~19:30
(定休日)無休
(電話番号)03-3836-6337
クォーク公式インスタグラム

クォーク上野本店

本企画で掲載した商品に関するお問い合わせ先 
クォーク上野本店 ☎03-3836-6337 
✉uenohonten@909.co.jp
クォーク上野本店公式HP

写真=田中利幸
文=額田久徳
編集=熊谷洋平

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