ROLEXの5大人気モデルは“スポーツロレックス”にあり!【これがROLEXの“基本のキ”】
価格が高騰し、なかなか手に入らないと言われるロレックスの昨今の状況は先日の記事でお伝えした通り。中でも、とりわけ入手困難と言われるのがスポーツモデルだ。だが、ロレックスの“基本のキ”と言えば、スポーツモデル=“スポーツロレックス”にほかならない。というわけで今回はスポーツロレックスの5大人気モデルをおさらい。マリン、登山、カーレースなど、アウトドアでの使用を想定して設計され、ダイヤルやベゼルなどに特徴があるスポーツモデルを紹介する。
目次
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※この記事は2022年smart10月号に掲載中の記事を再編集したもので、記載した情報もその時点のものです。
※本企画の商品の価格は2022 年8 月2 日時点のものです(ロレックス専門店クォーク調べ)
人類初のエベレスト登頂をメモライズして誕生したモデル
EXPLORER Ⅰ
EXPLORER Ⅰ(エクスプローラーⅠ)とは?
1953年、ヒマラヤ探検隊が人類初のエベレスト登頂を果たす。マイナス25度、高度8848mの過酷な環境で探検隊に使用された時計がロレックスだった。この偉業をメモライズして、すぐにロレックスはエクスプローラーⅠというモデルを発表。ブラックダイヤルのRef.6350の1st.モデルから、エクスプローラーのベーシックスタイルは生まれている。
これは新品
Ref.124270 ¥1,398,000
2021年に登場した現行モデル。3200系ムーブメント搭載の36mm径ケースは、小ぶりながら存在感をしっかりと発揮。100万円台半ばの価格は現行モデルでは最も買いやすい。SS、100m防水、自動巻き。
USED
Ref.214270 ¥1,418,000
2010年から2021年にかけて生産された1世代前のモデル。現行より大きい39mmケースは現在も人気が高く、現行品よりも高い価格で販売されることも。2019年製、SS、100m防水、自動巻き。
USED
Ref.214270 ¥1,258,000
Cal.3132を搭載した1世代前の前期モデル。39mm径ケースは現行と3mmの差とはいえ、装着すると腕の重厚感が違う。もちろんブレスのサイズも現行とは異なる。2011年製、SS、100m防水、自動巻き。
USED
Ref.114270 ¥968,000
2001年から2010年にかけて生産された2世代前のモデルだが、現行と同様の小ぶりの36mmケースを持つ。価格も100万円を切るモノも多く、かなり狙いやすい。SS、100m防水、自動巻き。
デイト表示と24時間ベゼルを装備
EXPLORER Ⅱ
EXPLORER Ⅱ(エクスプローラーⅡ)とは?
1971年にエクスプローラーの上位モデルとしてエクスプローラーⅡが誕生。洞窟や北極、南極などの太陽光が当たらない環境がイメージされているため、デイト表示と24時間ベゼルが装備されている。オレンジの24時間針が特徴の1st.モデルRef.1655は生産数も少なく激レア。オレンジ針は誕生40周年を機に復活し、現行エクスプローラーⅡにも受け継がれている。
USED
Ref.226570 ¥ 1,828,000
2021年に発売された現行モデル。Ⅰはブラックダイヤルのみだが、Ⅱはホワイトダイヤルとブラックダイヤルがあり、ホワイトのほうが人気。2021年製、SS、100m防水、自動巻き。
USED
Ref.16570 ¥1,048,000
1988年から2011年まで23年間も生産されたロングセラーモデル。40mm径ケースの存在感は大きい。価格は現行品に比べてかなり買いやすくなっている。2002 年製、SS、100m防水、自動巻き。
ファッション性が注目され
映画『007』シリーズにも登場
SUBMARINER
SUBMARINER(サブマリーナー)とは?
1954年のバーゼルフェアで発表されたサブマリーナー(完成は1953年)は、その性能だけでなくファッションとしても映画『007 ゴールドフィンガー』などで使用されたこともあり、大きな注目を集めた。1st.モデルRef.6204はノンデイトだが、その後1969年にデイトモデルRef.1680が追加された。また2003年にはグリーンサブと呼ばれるRef.16610LVが発売。
USED
Ref.124060 ¥1,758,000
2020年に発売された現行モデルのノンデイトタイプ。デイト表示がないことで、文字盤はすっきりとしたシンプルなイメージに。価格も手頃だ。2020年製、SS、300m防水、自動巻き。
USED
Ref.126610LV ¥2,458,000
ロレックスのコーポレートカラーらしいグリーンベゼルの現行品。Cal.3235搭載は他の現行サブと同様だが、グリーンサブの人気は高く、価格設定も強気。2020年製、SS、300m防水、自動巻き。
USED
Ref.126610LN ¥ 2,008,000
2020年に発売された現行モデル。ケース径は旧モデルよりも1 mm 大きくなっている。Cal.3235が搭載されたことで、パワーリザーブも70時間に延びている。2021年製、SS、300m防水、自動巻き。
USED
Ref.14060M ¥ 1,408,000
2001年から発売された第6世代となるモデル。2007年からは文字盤にクロノメーター表記が入っているが、写真のタイプにはクロノメーター表記はない。2006年製、SS、300m防水、自動巻き。
USED
Ref.16610 ¥ 1,398,000
1988年から2010年まで生産されたロングセラーモデル。高年式モデルは6時位置に王冠の透かし、インナーリングにルーレット刻印がある。2005年製、SS、300m防水、自動巻き。
赤青や青黒のツートーンモデルが人気
GMT-MASTER Ⅱ
GMT-MASTER Ⅱ(ジーエムティーマスターⅡ)とは?
1955年に、回転ベゼルの24時間目盛りと、24時間で一周するGMT針との組み合わせで2カ所の時刻同時確認というGMT機能を達成したモデルGMT-MASTER Ⅰが発売された。1999年に生産が終了。同等の機能にさらに短針も独立して動かせる機能をプラスし、3カ所の時刻がわかるようになったモデルがGMT-MASTER Ⅱだ。赤青や青黒のツートーンモデルが人気。
これは新品
Ref.126710BLRO ¥3,408,000
ジュビリーブレスのこのタイプは、2018年から発売されている現行モデル。オイスターブレスもあり、現在はそちらのほうが若干安い価格となっている。SS、100m防水、自動巻き。
USED
Ref.116710BLNR ¥2,388,000
2013年から生産された、傷に強いセラミック素材の青黒ツートーンベゼルを持つ通称バットマンと呼ばれる人気モデル。ムーブメントはCal.3186を搭載。2017年製、SS、100m防水、自動巻き。
USED
Ref.16710 ¥ 1,998,000
1988年から生産されたモデル。写真はGMTマスターらしからぬ単色ブラックベゼルだが、同モデルのベゼルには赤黒、赤青の3タイプのカラーが存在。1999年製、SS、100m防水、自動巻き。
USED
Ref.116710LN ¥1,918,000
2007年から生産されたGMTマスターⅡ第3世代となるモデル。このモデルからセラミック素材がベゼルに使われることに。ムーブメントはCal.3186を搭載。2008 年製、SS、100m防水、自動巻き。
ベゼルに記載された
タキメーターが特徴
DAYTONA
DAYTONA(デイトナ)とは?
1963年登場のデイトナの特徴は、ベゼルに記載されたタキメーター。1st.モデルのRef.6239はムーブメントにバルジュー社製の手巻きムーブが搭載されている。その後1988年には、ゼニス社製の自動巻きムーブメント、エル・プリメロを搭載したRef.16520が発売される。2000年には自社製ムーブメント搭載モデルRef.116520が発表され、現在でも現役として活躍。
USED
Ref.116500LN ¥4,878,000
2016年から生産されている現行モデル。ケース径40mm、ムーブメントはCal.4130。デイトナは投機対象になることも多く、並行価格は現実的ではないものに。2018年製、SS、100m防水、自動巻き。
USED
Ref.116520 ¥3,198,000
2000年から生産されている1世代前のモデル。ロレックス初の完全自社製クロノグラフムーブメントCal.4130搭載し発表時は大きな話題になった。2001年製、SS、100m防水、自動巻き。
取材したお店は……
クォーク上野本店
(住所) 東京都台東区上野6-3-1 そめやビル1F
(営業時間)11:00~19:30
(定休日)無休
(電話番号)03-3836-6337
クォーク公式インスタグラム
本企画で掲載した商品に関するお問い合わせ先
クォーク上野本店 ☎03-3836-6337
✉uenohonten@909.co.jp
クォーク上野本店公式HP
写真=田中利幸
文=額田久徳
編集=熊谷洋平
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