山谷花純「人生で一番自信のある姿です」30歳を前に挑んだ2nd写真集の舞台裏
執筆者: ライター/黒川すい
等身大の自分でいられるようになった
──撮影中に印象的だったエピソードは何かありますか?

山谷 4月の上旬に撮影させていただいて、初日は特にすごく天気に恵まれたんですけど、とにかく寒かった記憶です。その寒さがすごく戦いでした。例えば海(エンジェルロード)の場面は、目的の撮影スポットに行くまでに、海水に入らなくちゃいけなかったんですよね。朝イチでの撮影だったので、もうブルブルの状態でした(笑)。写真のお仕事は体力勝負だなっていうのを久しぶりに感じました。
──撮影で訪れた中で、お気に入りスポットはどこでしょう?

山谷 まさかまた来れるとは思ってなかったので、やっぱり当時のロケ地「二十四の瞳映画村」に対しては、すごく込み上げるものがありましたね。ドラマで使用した教室のセット以外の景色がうろ覚えだったんですけど、今回を通して何があったのか思い出すことができました。ここに映画館があることも、今回改めて知って。映画館の2階にこの映画村で撮影した歴代作品の台本が、一面に並んでいて、その中に『ラブレター』もあったのを見たときは、すごく感動しました。
──撮影以外の過ごし方についても伺いたいです。
山谷 交流会のような形で、スタッフさんたちとご飯屋さんに行かせていただきました。小豆島の地酒をみんなで一緒に飲み交わしたんですが、大人になって(小豆島に)帰ってきた醍醐味だなと思ったり……(笑)。あと、島の野菜がすごく美味しいということも今回で知れました。トマトとかアスパラとかが本当にみずみずしくて、忘れられないです。
──ちなみに今、スタッフさんのお話もちらっと出てきましたが……撮影中などカメラマンさんやスタッフさんに言われて嬉しかった、もしくは意外だったことはありますか?
山谷 「お酒を飲んでるときの朗らかな顔が一番可愛い」って言われたのは覚えています。最終日にランジェリーカットを撮影した際、「飲みながらやったほうがいいんじゃないの?」と提案していただいたんですけど、さすがに朝からお酒は良くないかも……と思って控えさせていただきました(笑)。
──撮影を通して気づけたご自身の新たな一面についても教えてください。
山谷 仕事を始めたての小学生のときは、必死に大人になろうとして、背伸びしていた部分が強かったんですけど、今29歳になって、背伸びすることがなくなった気がします。肩の力が抜けて、風通しが良くなって、人との接し方や距離感などが把握できてきて……等身大の姿でいられるようになったなぁっていうのは新しい一面だと感じています。このことに気づけたこと自体も新しかったです。
──また、変わらないなと思えた一面もあったりしますか?
山谷 集団行動が苦手なところは変わってないです。今回の撮影中も、みんなで一緒に行動することが多かったんですけど、気づいたらはぐれちゃって……(笑)。例えば、お土産屋さんとか、気になるものがあると、すぐふらっと一人で行っちゃって、振り返ったら誰もいないってことが起こりがちです。
この記事を書いた人
アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。
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