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6代目バチェラー・久次米一輝、運命の決断前夜を語る “心が軽くなっていった”その選択の真意とは?【ネタバレあり】

執筆者: ライター/石野志帆

「ローズが減るたび、心が軽くなっていった」意外な本音が示す、選択の裏にある確信

『バチェラー・ジャパン』シーズン6 6代目バチェラー久次米一輝さん

――ローズを渡す相手を選ぶという、最も困難な瞬間に迫っていきます。終盤で人数が絞られていく際、迷いは少なかったですか?

久次米 選ぶことに関しては、迷いは少なかったです。しっかりとデートをした上で、下した決断を信じていました。ただ、あの場で本当にお別れになってしまうので、「自分の考えは間違ってないか」というのは問い続けていた気はします。

『バチェラー・ジャパン』シーズン6

『バチェラー・ジャパン』シーズン6

――ローズの本数が少なくなっていくことで、辛さも増したのではないでしょうか?

久次米 確かに過ごす時間が長くなればなるほど、女性たちへの思い入れは強くなるんです。一方で、渡せる本数が少なくなればなるほど、自分の心が残っている方とより多くの時間を過ごせるということになります。なので、ローズの本数がより少なくなっていったときのほうが、僕にとってはすごく心が楽になっていっている気がしました。

『バチェラー・ジャパン』シーズン6

『バチェラー・ジャパン』シーズン6

――6話で5名の中から2名が脱落し、3名に絞られました。この3名を選んだ決め手は何だったのでしょうか?

久次米 「これがダメ」という基準のようなものは全くありませんでした。自分の家族を紹介する前だったので、「家族との時間を一緒に過ごしてみたい」「一緒に旅を続けたい」と思ったのが最後の3人でした。直感もありますし、今まで過ごしてきた時間を通じてそう思えた方々です。

――この旅に参加して、「結婚」に対する考えが変わったと伺いました。

久次米 今まで「結婚ありき」だったのが、「お互いへの思いや愛を確かめ合っていく中で、結婚っていうものがあるんだ」という価値観に変わりました。2人で一緒に“関係を確かにしていくこと”が大切なんだと思うようになった気がします。今までは結婚願望が強かったために少し視野の狭い考えになっていたかもしれないと、この旅で感じました。“結婚”というのは形でしかなくて、あくまでもパートナーとしてお相手を大切にしていくということが大事なんだと改めて思えたんです。

『バチェラー・ジャパン』シーズン6

――お母さまは久次米さんについて「言葉で伝えるのが苦手」だとおっしゃっていましたが、ご自身でもそう思いますか? また、この旅を通じて何か変化はありましたか?

久次米 「言葉で伝えるのが苦手」というのは、本当にそうだと思います。自分の考えだったり思いだったりを全然発してこなかったなと、この旅でより一層思いました(苦笑)。不器用だったのもありますし、「言わなくてもわかるでしょう?」というような感じで、友人や周りの人に本当に甘えていたと思うんです。この旅では、そうしたことへの変化も期待していただけたらと思います。

『バチェラー・ジャパン』シーズン6 6代目バチェラー久次米一輝さん

――最後の決断について、大きい関心を寄せる視聴者の方にメッセージをお願いします。

久次米 3人の素敵な女性に家族と会ってもらうのは、自分にとっても嬉しいことでした。一方で、あの時間は女性たちもすごく緊張する時間だったと思うので、負担になってはいないか、すごく気にしていました。ただ、その一緒の時間、僕と家族との時間をすごく楽しく、自然体でいられた方というのが、僕にとってはすごく魅力的に思えたんです。その時間を通じて自分にとって違和感がないと思えた方にローズをお渡ししています。最高の決断ができたと思いますので、楽しみにしていてもらいたいです。

(了)

この記事を書いた人

TV局ディレクターや心理カウンセラーを経て、心を動かす発見を伝えるライター。趣味はリアリティーショー鑑賞や食べ歩き。海外在住経験から、はじめて食べる異国料理を口にすることが喜び。ソロ活好きが高じて、居合わせた人たちの雑談から社会のトレンドをキャッチしている。

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