「村上隆が作ったCASETiFYのスマホケース」DOB君が携帯ケースやスーツケースに変身！世界中の日常に登場するアートの魅力

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「DOB君（ドブくん）」は、丸い耳と大きな目、陽気な表情に蝶ネクタイが印象的な、村上隆の代表作だ。今月号のsmart連載は、DOB君が主役。CASETiFY（ケースティファイ）とのコラボによって、世界中のたくさんの人の日常にDOB君が登場する日がやってきた。

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若い世代に人気の「CASETiFY」と手を組み、
DOB君が世界を旅する「新章」の幕開け

自分らしくカスタムできるスマートフォンケースやテックアクセサリーを展開するグローバルライフスタイルブランド・CASETiFYが村上さんとのコラボレーションを発表した。同ブランド史上最大のアーティスト・コラボレーションとなる「TAKASHI MURAKAMI x CASETiFY: MR. DOB」コレクションは、4月11日に世界同時発売され早くも話題に。アートとテクノロジーが融合した歴史的なコラボを紐といていこう。

このコレクションでは、村上さんのアートにおける思想を表してきたアイコニックなキャラクター、DOB君（MR.DOB）を大々的にフィーチャーしている。DOB君が最初に登場したのは1993年。東京藝術大学では日本画を専攻した村上さんが、90年代初頭より現代美術家として活動を始め、コツコツと創作してきたキャラクターがまさにDOB君である。

マンガ『いなかっぺ大将』のセリフ「どぼじて、どぼじて……」とコメディアン由利徹のギャグ「おしゃまんべ」をを無意味に掛け合わせた造語「どぼじてどぼじておしゃまんべ」というフレーズ。これを英字表記にし、頭文字3文字を取って「DOB」としたのが名前の由来なんだとか。

村上さんの作品ではテーマやシリーズによって、可愛らしいものからおどろおどろしいものまで様々な形態のDOB君が登場する。活動初期から今に至るまで、アーティストとともに変化し続けるDOB君はまさに村上さんの“アバター”ともいえる存在なのだ。

「TAKASHI MURAKAMI x CASETiFY: MR. DOB」コレクションでは、ミニチュアのフィギュアのような3DのイヤホンケースやDOB君のアイコンである耳をデザインしたヘッドホンケースなど、新しいデザインを取り入れたテックアクセサリーが多数登場。

また、CASETiFYの新たなライン「CASETiFY Travel」のバウンス キャリーオン スーツケースも数量限定で発売。スマホケースとテックアクセサリー、スーツケースにはオリジナルフォントでイニシャルを追加するカスタマイズが可能となっており、同ブランドが積み上げてきたカスタマイズの歴史にまた新たな一章が加わることとなる。

村上さんは、「今回のCASETiFYとのコラボレーションを通じて、新しい世界を見たかったのです。DOB君が携帯ケースというメディアとともに人々の生活で活躍するのが楽しみです。DOB君がバウンス キャリーオンを包み込み、またフィギュアのようなAirPodsケースに変わる様子はキャラクターの新たな章といえるかもしれません」とコメントしている。クリエイティビティとテクノロジーの境界線を押し広げながら、DOB君は今日も世界中の誰かの手の中で、日常を彩る旅を続けている。

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