「スラム街を歩いて写真を撮るのが好き」私の“好き”にはちょっとクセがある。でもそれが私らしさファッションモデル・キリの好きなもの
執筆者: モデル事務所 /STANFORD(スタンフォード)
キリの好きなもの③東南アジアのスラム街の風景(写真)
一見ちょっと意外かもしれないけど、私、スラム街を歩いて、写真を撮るのが好きなんです。きっかけは、タイを旅したときのこと。
過酷な労働環境の中で働く人たちに、「失礼かな」と思いつつも無意識にカメラを向けてしまった。でもその瞬間、驚くことが起きました。
「みんなー!来てー!写ろー!」って、カメラに向かって笑顔でポーズをとってくれたんです。目の奥がキラキラしていて、なんだろう……物質的な豊かさとは違う“本物の強さ”に触れた気がしました。
その後、とあるドキュメンタリー番組で、フィリピンの「スモーキーマウンテン」というスラム街を、長年取材しているジャーナリストの特集を観ました。
ゴミ山の中で、靴も履かずに遊んでいる子どもたちが、笑顔でわちゃわちゃしている姿を見て、また衝撃を受けました。環境は過酷なのに、そこには確かに“楽しさ”や“つながり”がある。
いつか、あの場所にも自分の足で行ってみたいと思っています。
どれも方向性は違うけれど、共通しているのは「人間らしさ」と「生きてる実感」をくれるもの。
私の中の価値観や感情は、たぶんこの3つにぎゅっと詰まっているんだと思います。
関連する人気記事をチェック!
文&写真=キリ
この記事の画像一覧
この記事を書いた人
2018年設立。立ち上げ当初より個性の際立ったモデルたちが次々と加入。カルチャー色の強いモデルが多く在籍しており、ファッション、音楽、アート、食など、モデル業のみならず、そのライフスタイルも注目の的に。日本のみならずアジア、ヨーロッパなど海外で活躍するモデルも多く、現在飛ぶ鳥を落とす勢いでファッションシーンを席巻中!
Instagram:@stanford.group.jp
Website:https://www.stanford-group.com/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
この記事をシェアする
この記事のタグ