【Dリーグラウンド12観戦レポート】シーズンに一度のサイファーラウンド開幕!3ランクアップほか、チームの運命が大きく動いた一戦がアツすぎた
執筆者: ライター/黒川すい
今期開催されている24-25シーズンで、早くも5年目に突入した日本発のプロダンスリーグ「D.LEAGUE(以下、Dリーグ)」。2025年4月29日(火)にはラウンド12が開催され、いよいよ残すラウンドもあと2つ。なんと今回で、チャンピオンシップ(以下、CS)への出場が確定したチームも登場し始めました……!
そんな各チームの運命を大きく動かしたラウンド12は、シーズンに一度のサイファーラウンド。いつもとは一味違う、お祭りのような回となりました。さて、ラウンド12のハイライトを一緒にチェックしていきましょう。
目次
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サイファーラウンドとは?
まずは、このラウンドについてもう少し詳しくご紹介します。サイファーというのは、複数人が輪になってフリースタイルでパフォーマンスをするスタイルのこと。Dリーグでは、レギュラーシーズンの中に特別ラウンドとして、このサイファーを開催しているのだとか。各サイファーごとに人数・音楽を変えて、熱い闘いを繰り広げます。
■ルール
SOLO(1名)×3、DUO(2名)×1、TRIO(3名)×1による合計5回のサイファーを行い、通常ラウンドと同様に各チーム8名のDリーガーが出場。使用される楽曲は、全曲Dリーグが手配した音楽をDJが選曲。
※DUOとTRIOについては、SPダンサーの起用も可能(SOLOは起用不可)
■ジャッジ
・「スキル」「クリエイション」「完成度」に加え、「サイファーならではの臨場感とインパクト」という視点から総合的に評価。5名の審査員は各サイファーにて、チームを1~10ptで採点(※10pt=最高ポイント)。つまり、各サイファーでチームが獲得できる審査員のポイントは最高50ptということになる。
・通常時にも実施されているオーディエンスジャッジも採用されているとのこと。このオーディエンスジャッジは、得票数に応じたポイントが付与される。
・全サイファー終了後、獲得ポイントを集計し、総合順位が決定される。
ざっくりと全体像をまとめるとこんな感じ。通常はチーム vs チームということで、8名のダンサーによるショーケースですが、サイファーラウンドでは、各チームの代表者が闘います。例えば、SOLOの場合は、ダンサー個人個人のダンススキルがぶつかり合うのがポイント。楽曲は全曲Dリーグが手配した音楽をDJが選曲しているため、その場で初めて聴いた音に合わせるスキルも必要です。ストリートのダンスバトルで経験を積んできたダンサーが力を発揮するのか?短い時間の中で印象的なコレオグラフを魅せたチームが勝つのか?果たしてどんな結果になるのか?……見どころ満載!もっと詳しい情報については、ぜひサイトをチェックしてみてほしいです。
この記事を書いた人
アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。
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