「低身長」男子に一番似合う春服&春コーデ徹底解説!
服を格好よく着こなすための近道は、自分に似合うのが何かを知ること。そこで今回は、読者諸君にも多いであろう“痩せ型・低身長・ぽっちゃり”の3つの体型別に、一番似合うコーデを考えてみました。お洒落熱も高まる春に向け、いざチェック!第1回は「低身長」のアナタへレクチャーします。
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低身長代表
永田崇人さん(俳優)
身長167cm 体重59kg
Profile/ながた・たかと●1993年8月27日、福岡県生まれ。2016年以降、数多くの人気舞台に出演。近年では、映像作品での活躍の場も広げ、人気・実力ともに急上昇中。2022年1月クールの映像作品には、テレビ東京系『部長と社畜の恋はもどかしい』『ユーチューバーに娘はやらん!』含めて4本に出演中で、2022年の注目俳優の一人である。
永田崇人公式Instagram
永田崇人公式Twitter
低身長のリアル悩み
☑身幅と着丈のバランスが難しい。身幅狭い×丈長はNG
☑似合うパンツのバリエーションに乏しく、いつも同じようなパンツになりがち
「インポートブランドが好きですが、どうしても着られるアイテムが少ないのが悩ましいです。身幅の広さと丈感のバランスはいつも気にしていて、試着はマストです。1タックのパンツが似合うと思っていて、同じパンツを4本持っています!(永田さん)
低身長の服選びのルール
☑RULE 1
アイテム選び「アウター、インナー、パンツとすべてあえてのオーバーサイズで」
☑RULE 2
シルエット「ゆるシルエットの視覚効果を利用し、縦のラインをカバー!」
☑RULE 3
小物選び「小顔効果が期待できるハットと厚底シューズで、さらに“ 高見せ”」
低身長がカバーすべきは、「頭が大きく見える」「脚が短く見える」の2点。これらを一気に解決してくれる策が“ゆるシルエット”。横のラインを広げることで、低身長のお悩みのもとである縦のラインを錯覚させるのである。さらに厚底シューズといった小物で物理的にかさ増しすれば完璧だ。
ゆるセットアップに総柄もプラス
縦横を曖昧にしてスタイルアップ
トレンドのゆるセットアップは、上半身と下半身のラインを繋げることで境目を曖昧にし、短足見えの回避にも最適。あえて長めに設定したパンツ丈で足元を隠し、厚底シューズもさりげなく投入。
買うべき服が一目瞭然!
似合う春服早見表
OUTER(アウター)
アイテム選びのルール
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大人の雰囲気漂う定番アウター・
コートはゆるめシルエットが正解
大人っぽくコートを着たいが、一歩バランスを間違えると低身長に拍車をかけてしまう……と諦めるのは早計。ラペル(襟)が大きく、身幅広めのタイプでゆるシルエットを作れば、縦ラインの短さをカバーすることも可能だ。
トレンチコート
低身長ではリスクのある着丈長めコートも、大きめラペルが視線を集めてくれるトレンチタイプを選べば、意外に着こなし可能。ここでもシルエットはゆるく!
オーバーサイズジャケット
ラペル大きめ&ボックス型でざっくり羽織れるジャケットも、ダブルブレストだと“着せられている感”が強くなってしまいがち。シングルのジャケットタイプならカジュアルにも馴染む。
TOPS(トップス)
アイテム選びのルール
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カットソーは萌え袖で可愛らしく
キレイめシャツもゆるシルエットに
室内ではアウターを脱ぐ機会も多いのが今の時季。脱いだら全体のバランスがちょっと……なんて事故を起こさぬように、トップスもアウターの流れを汲く むべし。要は、身幅広めボックス型のゆるシルエットを貫けばよし。
袖長カットソー
指先がかろうじて出るくらいに長めの萌え袖は、可愛らしさを演出する絶好のディテール。春夏シーズンになってアウターを脱いだ際にも、周囲の視線を集めること間違いなしだ。
キレイめシャツ
ソリッドな色使いのキレイめシャツは、スタイル不問の万能選手だ。ゆるシルエットを選んでタックインするなどしてメリハリをつけてあげれば、着こなしの幅もグンと広がる。
PANTS(パンツ)
アイテム選びのルール
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トップスとのバランスも考慮しつつ
リラックス感をキュートに演出
上半身をオーバー、下半身をタイトにまとめるのは定番だが、せっかくなら低身長を生かしたシルエットで勝負したいところ。上下ともにリラックス感のあるオーバーシルエットが生み出すキュートな雰囲気はなんとも新鮮。
イージーパンツ
存在感のあるワイドシルエットの白デニムは、シンプルになりがちな春夏コーデに活躍間違いなし。この価格なら躊ちゅうちょなく挑戦できる。
イージーパンツ
ゆったり太腿から裾に向かってかけられた強めのテーパードにより、裾周りはスッキリ。デニムパンツがさらにラフな穿き心地に。
SHOES(シューズ)
アイテム選びのルール
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ボリューミーな厚底シューズで
気づかれることなく身長をかさ増し
ソールを底上げし、物理的に身長をアップさせる厚底シューズ。とはいえ見た目にも一目瞭然では恥ずかしい。ならばアッパーとソールが同色のモデルを選んでみてはいかがだろう。今季は厚底サンダルも多いので要チェック。
厚底シューズ
色は白やベージュ系が◎。厚底が恥ずかしいという人なら、写真のようなラギッドなソールパターンのブーツタイプを選ぶのも手だ。
HEADGEAR(ヘッドギア)
アイテム選びのルール
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帽子を被るならダウンブリムの
バケットハットで小顔効果を狙え
ここでは例として、下向きのブリム(ツバ)で相対的に顔を小さく見せてくれるバケットハットを取り上げたが、もともとが小顔の場合はキャップやビーニーでもOK。要は全体のシルエットとのバランスに気をつけようという話だ。
ハット
セレクトの際は、なるべくブリムが短めでコンパクトなシルエットのモノを。カラーはやはり引き締め効果もある黒が鉄板。
コートはあえてオーバーめに。ワイドパンツと厚底シューズで重心を下げることで、バランスのよいAラインを構築。ハットを含めたシックな色合いが相乗効果を生む。
“コーデ買い”推奨!?
アイテム選び、着こなしのコツをさらに紹介!
今すぐ真似したいコーデサンプル6
「1コーデでは、着こなしのコツが覚えられたのか心配で……」なんて声に応え、その他のバリエーションもご紹介。いっそ全身真似するのもアリだね。
ブラックコーデでまとめる際は
シルエットにメリハリをつけて
万能性の高いブラックコーデも、その引き締め効果が災いし、低身長ではコンパクトに収まりすぎる感が。そこで上下リラックスシルエットを選択。くるぶし丈のパンツと厚底シューズによる変化とメリハリもいい感じ。
全体のシルエットを大きくすれば
自ずと得られるスタイルUP効果
小顔効果を持つツバ広のハットとジップをあしらった個性的デザインのトップスを合わせて、上半身に視線を集中。ルーズなパンツにチャンキーなスニーカーも、全体のシルエットに可愛さをプラスする好手となっている。
本企画の第2回はお笑い芸人・宮戸フィルムさんをモデルにした「ぽっちゃり」体型。公開をお楽しみに!
モデル_永田崇人
写真_田中利幸
スタイリング_笠井時夢
ヘアメイク_横山雷志郎[Yolken]
文_富永トミー修朗
編集_熊谷洋平
※この記事は2022年smart3月号に掲載した記事を再編集したもので、記載した情報もその時点のものです。
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