【Dリーグラウンド11観戦レポート】全体ランキング1位 VS 2位がぶつかる頂上決戦を制したのは……!?ほか、ハイライト3選
執筆者: ライター/黒川すい
ハイライト①SEPTENI RAPTURES vs Medical Concierge I’moon
1つ目にピックアップしたいのは、1st Match。この戦いで先攻を務めたのは、SEPTENI RAPTURESです。彼らの掲げたテーマは、「月蝕」でした。
月と言えば、相手チーム・Medical Concierge I’moonの象徴としてのイメージが強いです。そんな月を、ラプチャーズの狂気が覆い隠す……!照明の使い方(影の魅せ方)など、小物を上手く使いながら、我々をどんどん引き込んでいくようなパフォーマンスでした。YUYAさんのダイナミックな登場をきっかけに始まるエースパフォーマンス含め、常識を超えた予測不能のハードヒットが、月面に深く刻まれます。
一方、Medical Concierge I’moonは「After the rain」をテーマに、苦難を乗り越えた先に待つ希望と喜びを描きました。毎ラウンドごとに異なるダンススタイルに挑戦している彼女たちですが、今回選んだのは2回目となるワック(腕や胸を中心に動かして踊るスタイルで女性の中で人気が高い)。大胆さと妖艶さを兼ねそろえた動きに圧倒されること間違いなし。逆境を乗り越える力強いメッセージが込められた作品に仕上がっていた印象です。
そんな戦いを制したのは、SEPTENI RAPTURES。5-1で勝利を掴みました。
これまでもエースパフォーマンスを務めることが多かったYUYAさん。今回を含め、4連続でのジャッジ項目『エース』獲得となった。
さらに、MVDを獲得したのもこのチーム。ジャッジ項目『エース』を獲得し、チームを勝利に導いたSEPTENI RAPTURES・YUYAが初受賞となりました。ぜひ作品の構成に注目しながら、改めてパフォーマンスを観返してみてほしいです。
この記事を書いた人
アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。
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