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「オタクは属性によって人種が異なるのか?」K-POP、宝塚歌劇団、お笑い芸人…各界隈のオタクの“ガチオタ”ぶりに自称オタクのライターが迫ってみた

執筆者: ライター/稲田朱里

芸人オタクの生態に迫ってみた

続いては、生粋の芸人オタクのアンティルで働く水由さん。本連載の初めての記事で「芸人ラジオの沼」を熱く語っていたあの方です。今回は「僕らの別荘」という芸人さんたちで構成されたYouTuberグループについて取材しました。

「僕らの別荘」は令和ロマンの松井ケムリ、シドニー石井、てっせー、今野一輝の男性4人組で、好きになったきっかけは友人からの勧め。変な感性(水由さんによる最大級の褒め言葉)を持っている高校の同級生のキムラさんがおすすめしてくれたんだそうです。そして、キムラさんの予想通り、水由さんが好きな温度やスピード感で繰り広げられるお笑いに、まんまと沼にハマっていきました。通勤時に動画を観ることがルーティンになっており、もはや「飽きる」という概念はないんだとか。さすが芸人オタクですね(笑)。

水由さんはひたすらに動画を観て、再生回数に貢献する健気なオタク!同じように動画をたくさん観るオタクもいれば、全国ツアーに行かれたオタクもいるそうです。

ちなみに水由さんは全国ツアーに落選したことで、自分のことを「グッズだけ購入した弱小オタク」と呼んでいます(笑)。

僕らの別荘 グッズ画像

当選者限定で購入できる別荘水(写真右)は、オタク友達からお土産としてもらったもので、中身が空になっても捨てずに飾っているそう。

「僕らの別荘」において、カメラ役に回ることの多いこんのび(今野さんの愛称)の幸せを祈るファンたちがコメント欄に多く、メンバーの幸せを祈る文化のある界隈。とても穏やかで素敵です。

その一方で、石井さんは度々コメント欄で炎上してしまうそうですが、メンバーが後日しっかりと動画で昇華してくれるそうで、おかげでファンの民度が保たれているのではと水由さんは感じているそうです。

そして、水由さんも推しの幸せを願うオタクの1人。このままずっと4人で楽しく過ごして、美味しいものをたくさん食べてほしい。ケムさんはのびのびと過ごし、石井さんはアンチコメントに負けじと、てっせーさんは奥様と末永く幸せに、こんのびは髪を伸ばし続けながら、これからも毎日投稿を続けてほしい!と願っています。

毎日動画を投稿してくれることに感謝しながら、その芸人さんたちの幸せを願う水由さん。どうか次回のツアーではチケットが当たるといいですね。

どの界隈にいるオタクも推しの幸せを願うのは変わらない。筆者もオタクの1人として、推しの幸せを願いながら、色々な界隈のオタクの皆さんがオタクとしての幸せを感じられるよう、祈ります!そして、今日も変わらずオタクとして生きていきます!

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  • 僕らの別荘 グッズ画像

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この記事を書いた人

福岡県北九州市出身。新卒でベクトルグループに入社し、ファッションや美容商材、スイーツブランドなどのPRを担当。 小学生の頃の楽しみは帰宅後の再放送ドラマで、今も変わらずドラマ好き。 日本と韓国のドラマを観ることが至福の時間で、ドラマを観て好きになった俳優のファンクラブにはすぐに入り、ファンミーティングにも行くほどのオタクっぷりを発揮している。

Website:https://vectorinc.co.jp/business/pr/antil

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