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「4月ドラマは濱正悟祭り!」テレビドラマに配信ドラマ…出演作を語り尽くします

執筆者: ライター・エディター/佐藤玲美

現場であくびを連発していたのはあくまでも役作りの一環です!

濱正悟はこの4月、ドラマ『やぶさかではございません』(テレビ東京)、『おとなになっても』(Hulu配信ドラマ)、『MADDER(マダー)その事件、ワタシが犯人です』(カンテレ×FOD)の3作品に出演

――そして現在すでに放送がスタートしているドラマ『やぶさかではございません』。松村沙友理さん演じる主人公・不思議麻衣と、駒木根葵汰さん演じる上下亮によるラブコメディ作品です。その中で濱さんは作家として働く傍らサイレントカフェ「アサガオ」の臨時スタッフとして働く、縫目玄を演じています。役でシルバーヘアにされたんですよね。

「実は、髪に色を入れたのは初めてなんです。1年半くらい前に『何曜日に生まれたの』(ABC・テレビ朝日)に出演したときは、ブリーチ(色を抜く)したのですが、今回はブリーチした上に色を入れました」

――髪型も原作に寄せて役作りされたんですね。縫目玄という役はどのような人物ですか?

「掴みどころがなくて、自分をちゃんと持っていて、それでいてなんだかちょっと抜けているという役なんです。なので、どの現場でもリラックスしようと心がけているんですが、今回はだいぶ、ふにゃふにゃに脱力しながら過ごしていました。セリフに関しても、考えすぎずに、まず1回やってみようみたいに撮影を進めていきましたね。人間的にはかなり自分を持っている部分もあるので、本当に掴みどころがないんです。

役の上では、あくびをするシーンが多かったのですが、練習とかでやっていると、普段も自然にあくびが出ちゃうことがあって、まわりから見たら“こいつ、現場を舐めてるんじゃないか”って思われていたかも(笑)。玄だったら、待ち時間をどう過ごすんだろうって考えていたら、本当にあくびが出て眠くなってきちゃうんです。なので、現場のみなさんの心証がやや心配ですけど、かなり脱力して臨めました。自分の価値観を語るような熱いシーンもあるんですけど、そこもリラックスして臨めたかなと思います」

――松村沙友理さんとは3回目の共演となるそうですね。

「以前、『何かおかしい』(テレ東ほか)で一瞬ご一緒させていただいて、『焼いてるふたり〜交際0日 結婚から恋をはじめよう〜』(中京テレビ)では少しだけ一緒のシーンがあって、という感じだったので、がっつり絡むのは今回が初めてです。なんかようやくちゃんと話せたなと思いました。駒木根くんに関しては、あまり壁とか分け隔てがない感じの方なので、コミュニケーションも取りやすかったし、楽しい現場でした」

――この物語はカフェを舞台に巻き起こる“相思相愛”溺愛胸キュンラブコメですが、見どころを教えてください。

「不思議さんと上下くんどちらも恋愛にトラウマを持っているのですが、そんな二人が恋はもちろん、人としても成長をしていく物語です。普段人って、生きている途中で“このままじゃダメなのかな”と思ったりすることがあると思うのですが、この作品を見ると、そんな自分にも肯定的になれるような内容になっているんじゃないかなと思います。なので、見ていてほっこり癒されるシーンもいっぱいあります。

僕自身は、臨時スタッフとして途中からサイレントカフェに参加するんですけど、そこにいるみんなとは全く違うタイプのキャラクターなんです。明るい雰囲気の中に全く違うキャラが入ってくるので、その空気感を楽しんでもらえたらいいなと思います」

――現場ではみなさんとはどのようにコミュニケーションを取っていたのでしょうか?

「割とみんな僕よりも年下の方が多かったのですが、とても落ち着きがあって大人っぽくて。気さくに話しかけてくれたりとか、すごく楽しい雰囲気でした。僕自身、俳優という仕事で実年齢とは違う役を演じることが増えて、最近はオーディションで年齢を言うときも『29歳です、あ、違う30歳でした』みたいなことが結構あって。サバを読んでいるわけではなく、本当に年齢の感覚がなくなってきている気がします。そのせいか、年下ということも意識せず話しやすかったですね。それに、今回が独特なキャラクターの役だからこそ、現場では逆にみんなに話しかけまくっていた気がします。なんか、話したいことがいろいろ溜まってしまって(笑)。空き時間も、他のキャストの方の芝居を見ていることも多かったですね」

――今回は、深夜枠(毎週水曜深夜24:30〜)の放送になりますが、最近の深夜枠でこんなに穏やかなドラマが登場することがとても新鮮に感じました。

「確かに深夜に放送されているドラマって、ボーイズラブや不倫、復讐など、ちょっと印象の強いイメージがありますよね。その中で、逆をいくような作品なんじゃないかなというのは思います。この作品のプロデューサー鈴木(里佳子)さんが、作品に対する熱い思いを持っている方なのですが、この印象の強い作品が多い昨今、基本に立ち返って超ど真ん中のラブコメをやりたかったという気持ちもあったと、作品のリリース時にコメントされていました。

それを見たときに、僕自身もそういうラブコメ作品に最近出ていなかったかもって気がついたので、改めてこの作品に携われてよかったなと思います。ピュアなラブストーリーをキャストとスタッフが熱い思いを込めて作ったので、ぜひみなさんも楽しんでほしいです。あとこちらの作品もU-NEXTで各話1週間先行配信されるので、ぜひ配信でも楽しんでいただきたいです」

この記事を書いた人

東京在住のライター・エディター。『smart』『sweet』『steady.』『InRed』など、ウィメンズ、メンズを問わず様々なファッション誌やファッション関連のwebでライター&編集者として活動中。写真集やスタイルブック、料理本、恋愛心理、インテリア関連、メンタル&ヘルスケアなどの本の編集にも携わる。独身。ネコ好き。得意ジャンルはファッション、ビューティー、インテリア、サブカル、音楽、ペット、料理、お酒、カフェ、旅、暮らし、雑貨など。

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