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「ドライヤーもかわいい!?」ガールズグループ“@onefive”と『“かわいい”とは何なのか』を一緒に考えてみた

執筆者: ライター/TOMMY

@onefiveの今が、そして“more than kawaii”とは何かが凝縮されたEP

――みなさんの“最近知ったmore than kawaii”に続きまして、いよいよ3月26日に配信がスタートしたEP&ミュージックカード『more than kawaii』についても聞いていきましょう。世間の反応はいかがでしょうか?

SOYO 超いいです!

MOMO 「らいあーらいあー」と「KAWAII KAIWAI」は先行配信をしていたので、「EPで聴いてもやっぱりいい!」という声は沢山届いています。新たに収録された「Sit Down Please」も、これまでの@onefiveの楽曲になかった、かなりヒップホップ寄りな曲で、みんな「こんな曲もできるんだ!」とビックリしつつも、いい反応をいただけています。

――「Sit Down Please」で、知らんぷりと読むんですよね。

@onefive一同 そうなんですよ~(ドヤ)

SOYO サウンドに関しても、DJ KOOさんやTJOさんから、ダンスのブレイク的な間奏の部分からまた戻る切り替えが面白いと言ってもらえて、その掌の上で踊らされている感が楽しいし好きです!


GUMI リスナーを弄んでるみたいな(笑)。

KANO 久しぶりのバラード曲の「hanamichi」も歌詞を読んですごく感動したって声も聞きます。私たち自身が作詞に携わっていて、想いもすごく込められている曲なので嬉しいよね。

SOYO 以前「このままじゃ壊れそう」という曲をリリースしたんですが、その続編と言いますか。文字通り“壊れそう=ネガティブ”から”未来にみんなで歩いていこう”に繋がっていくポジティブな想いに溢れた曲になっています。

――歌詞作りに携わったというのは、どんな感じに?

MOMO それぞれが歌詞を考えてきて、それをYui Muginoさんにまとめていただきました。

KANO 冒頭部分はSOYOの考えた歌詞が採用されているんだよね。

SOYO MOMOちゃんが歌っている箇所は、丸々私の考えた歌詞を採用していただきました!

MOMO SOYOちゃんはフレーズだけではなく、最初から歌詞の形になっていたからね。

――ますます歌詞に注目!「開心列車080」は?

MOMO 「SAWAGE」というみんな大好きな全員で盛り上がれるライブの定番曲があるんですが、これをその第2弾! すごく楽しい雰囲気で「ライブも楽しみ」という声がある一方、意外と「感動した!」という声も多くて。ライブで盛り上がるハッピー・チューンとして作ったので、そこはすごく意外でした。

――なるほど。ところで@onefiveは曲ごとにビジュアルや衣装のテイストもガラッと変えてきましたが、メンバー的には実際そういうのってどうなんですか? 毎回違うほうが楽しいとかありますか?

KANO たしかに毎回、歌い方や表現の仕方が違うというのもあって、レコーディング時に苦戦する曲も増えてきてはいます。

GUMI それに“これが@onefiveのスタイル”というものが決まっているのではなく、いろいろなテイストに挑戦することに対して、結構批判されたときもあったし。

MOMO 「どれも中途半端じゃない?」とかね。

GUMI でも、それこそが私たちの良さだと思っていて。それぞれの曲に少しずつ@onefiveらしさを持たせながらも、いろいろなモノができる、みたいな。そんな私たちを表現することが、このEP『more than kawaii』ではできたと思っています。

MOMO 昨年末に台湾のカウントダウンイベントに出させてもらった際に、今まで日本では“中途半端”と言われていた部分が、逆にいいと受け取ってもらえて、ライブもすごく盛り上がったんです。日本のアイドルらしさもありつつ、k-popなんかのスキルフルな部分もあるグループ、っていうのがすごくウケたようで。なので、この曲でも歌詞に中国語を取り入れています。

――いろいろなスタイルを持っているということが中途半端ではなく、いろいろな人々に届けることのできる武器になる!と。筆者は「KAWAII KAIWAI」がキャッチーで1番好きです。

KANO 私も大好きです!

MOMO サウンドはちょっとボカロを意識していて、パッと聴くだけだと昨今のザ・かわいいみたいな流行りのノリに思いがちですが、歌詞では結構毒づいていて。

GUMI そのギャップの部分が私たち@onefiveの伝えたい“more than kawaii”を表現してるなと思います。

SOYO MVを秋葉原で撮っているんですが、秋葉原=もっとかわいいフリフリ系のイメージがある中でキレキレに踊っているし、可愛いトラックに尖った歌詞の曲というの好きなポイントの1つです。

KANO 最近の@onefiveの楽曲では、振り付けもヒップホップダンスを取り入れたりとパワフル系が多かったんですが、「KAWAII KAIWAI」ではずっと飛び跳ねてる振り付けも結構あって、久しぶりすぎてみんな1番息切れしちゃうみたいな感じで。

MOMO 「身体が追いつかな~い!」ってね。

KANO それも最近は、かわいく私たちらしく踊れるようになりました。実際、振り付けもすごくキャッチーでかわいいので、みなさんもぜひ覚えてください!

MOMO この“KAWAII KAIWAIポーズ(顔の横に中指・人差し指・親指を使って手でKの文字を作る)”も簡単なので、TikTokなどでダンス動画を撮る際は真似してみてくださいね♡

@onefiveの“KAWAII KAIWAI”ポーズ

この記事を書いた人

メンズファッション誌やモノ系のWEBメディアを中心に、ファッション、モノ、アイドル、ホビーなどの記事を執筆するライター/編集者。プライベートでは漫画、アニメ、特撮、オカルト、ストリート&駄カルチャー全般を愛する。

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